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学生の確定申告と高額医療費の還付について
- 学生の確定申告や高額医療費の還付についてわからないことがあります。
- 確定申告は所得のある人のためのものなのでしょうか?所得のない場合はどのようになるのでしょうか?
- 自己申告の手続きを行うべきなのか、親を通じて申告をするべきなのか教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
まず大事なことですが、確定申告で行うのは、高額医療費の還付ではなく、医療費控除です。高額療養費という名称で、健保に申告すると医療費の一部が戻ってくるシステムもあるのですが(金額の基準が、確定申告での医療費控除よりも、クリアしにくいです)、違う制度です。 確定申告とは、税金の精算をすることです。 「所得のある人のために」ある物ではありません。なぜかと言うと、収入があっても所得が無い場合があるからです。 所得とは、収入から必要経費(または給与所得控除)を差引いた金額のことです。ですから、収入があっても、給与所得控除を引き算して所得金額を出したら、所得0円になる場合もあります。 で、質問者さんが知りたい(言いたい)ことは、「確定申告は所得のある人のためのものなのか」ではなく、「還付申告は、所得がないと意味がない物なのか」って事じゃないでしょうか。 だとしたら、その通りです。 還付申告とは、税金の負担を軽減するための物であり、還付されるのは「既に支払った所得税の一部」なので、税負担の無い人にとっては、申告しても意味が無いのです。 税金の精算は、収入に関しては、自分の分は自分の名前で申告する以外に方法は無いのですが、控除に関しては「誰の分の物か」ではなく「誰の財政源から出したのか」で決まります。 ですから、質問者さんの場合も、自分の医療費控除の申告を、親の確定申告を「通じて」ではなく、まさに「親の確定申告で」行います。 「親の確定申告を通じて」となると、親の確定申告を通じて、誰かの税負担を軽減するような印象があるので、ちょっと違うんです。 親と仲が悪いのではなく、単に自分のことは自分でしたいのでしょうか。 親の確定申告を通じて、質問者さんの何かをどうこうする、というシステムはありません。 もし、親御さんが、質問者さんの医療費が10万円以上かかっていることをご存知なら、既に医療費控除の申告をしているかもしれません。
補足
早速のご回答ありがとうございます! まさにhironaさんが代弁して下さった通りの質問です。 的確な解答を下さったおかげでとてもよく分かりました。 つまり所得税などを納めていない私単体にとっては確定申告は必要ないものなのですね。 私は親の「扶養者」となっている筈ですし、医療費の事も知っています。 なるべく一人で手続きしたかったのは背伸びをしてみたかっただけです(笑)。 それから高額療養費の還付は既に申請してお金も返ってきました。 (但し月をまたいでしまったため少しになってしまいましたが・・・) 追加質問なのですが、 親の確定申告で高額医療費を控除してもらうとして、 控除の金額は基準はどう決まるのでしょうか? 簡保や民間の保険を多くもらっていたりすると少なくなったりするのでしょうか? 因みに医療費は40万です。 宜しくお願い致します。 m(_ _)m