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溶媒抽出
溶媒抽出による分離で分液漏斗を用いて有機相と水相に分離するさい、この操作を三回行う理由はなにか?というのを聞かれたのですが何故三回も行うのかわかりません。教えてください。(ちなみに分解操作が早いものは1回しか行わないそうです。)
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収率をあげるため。 有機溶媒で抽出する場合、水層に溶けている成分と有機層に溶けている成分の比が一定になるという性質があります。 この性質により、例えば、90 mlで1回だけ抽出するより、30 mlで3回抽出した方が収率が上がります(具体的にどうなるかは考えてみてください)。
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noname#62864
回答No.2
有機相と水相を分離した後、水相に有機溶媒を加えて再度分離を行う場合と、その逆に有機相に何らかの水溶液を加えて再度分離を行う場合があります。 前者のほうがより一般的であり、その場合にはNo.1のご回答に書かれている理由が一般的だと思います。 ただし、そうではない場合もありますので、もう少し具体的に書かれたほうがよいと思います。 つまり、「分解操作が早い」という記述が少々気になります。何の分解かわからないので判断はできませんが、通常の抽出操作の説明で、こういった表現が出てくることは不可解です。何か特殊な例ということでしょうか。
質問者
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。とても参考になりました。