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アメリカの税収と使い道。。
アメリカではガソリン税も日本の2分の1くらいだそうですが、本当ですか? 税収が少ないのに、国家予算で軍事費に大金を使えるのはどうしてでしょうか?
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経済が好調というのは、お金がよく流れている状態の事を言います。例えばここに千円札が一枚あったとして、Aさんが給料として受け取りAさんはBさんコンビニで弁当を買って、Bさんが儲かってBさんがCさんスーパーで靴下を買って、Cさんが儲かってCさんがD自動販売機でビールを買って・・・・・という感じで(かなり大ざっぱですが)お金は流れ消費の際の価値交換として使用されます。またこの間に一部は税金に流れ一部は製造メーカーに流れ一部は繊維メーカーへと流れていきます。 さて、軍産複合体でいいますと上記流れのほとんどが軍事関連企業で埋め尽くされる状態にあり、戦争になるとそれらが活発化され、経済が活性化し皆が儲かる国家的社会制度であるという事です。 イラクを例に話を進めると、イラクでは土建業の利権をほぼ独占し、アメリカの土建業者を送り込んで儲けさせています。アメリカ軍がババーンと壊して、世界各国から集められたイラク復興費用は、アメリカを中心とした関連土建業者が儲けるという仕組みです。 また、日本をはじめ、アメリカに首根っこ押さえられている国々から巨額の戦費を集める事は、同時にドルを支えるという効果も持っています。これはかなり大きいです。(アメリカに戦争関連利権がある以上、それらのお金はすべてドルに流れていくのですから。) また、軍人の日常的な消費は徹底的に民間委託されており、靴を洗ったり服を洗ったりなど、戦争をすると多くの衣食住関連企業が儲るようにもなっています。1人の軍人が戦闘やそれに準ずる時以外では、高級ホテルに宿泊するお客のように扱われ消費につながるようにできているのです。そうなるのは恐らくは、軍人のメンタル的な部分であったり、軍人をチェスのコマのように扱っている、ボロゾウキン扱いだ、という批判をなくすためでしょう。 そして、言うまでもなくアメリカは世界一の軍事産業国であり、先端兵器を兵器技術を持っており、これを外国に売って儲けをだしています。戦争によって軍備の消却、生産、宣伝効果、から軍事産業は利益を出します。 そして、軍事というのは「作り備えよ」と莫大な兵器貯蔵も行っています。たまりにたまって古くなった物は輸出し、最新のものを国内に備蓄します。 また、兵器製造開発には多くの実験や研究が行われ、多くの消費を生み出し雇用を生みます。新たなミサイルを作る時、その素材、エネルギー、コンピュータ、プログラム、などそれらは全て国防のため、万が一に備えてと、税金が使用されていきます。 何より嘆かわしいと言うべき事として、多くの知識層が軍備兵器に頭を使い、そこに携わる多くの企業、会社、そしてそれらの子会社、下請け業者、孫請け業者、数千万の人々が破壊の為に労力を費やしている事でしょう。 http://www.marino.ne.jp/~rendaico/zieitaico/sangunfukugotaico.htm http://inri.client.jp/hexagon/floorA2F/a2f1202.html 日本は、アメリカの属国&土建国家です。 ドルが安くなるとアメリカの世界利権を弱めてしまうため、日本がドルを買いささえるという事をしています。(させられています)。日本は戦後の徹底してアメリカによって法的にも産業的にも軍事を骨抜きにされ、軍事関連では儲からないような仕組みにさせられました。軍事関連予算がない分、日本は経済育成へ税金をばんばんつぎ込む事ができました。そしてその後日本は奇跡とも言われる高度経済成長を遂げる事ができました。そうなって困ったのはアメリカでありソ連でした。冷戦終結時レーガン大統領は、会談で「私たちが、兵器だ核ミサイルだと、こんな事をしている間に日本にいいようにされてしまったではないか」といったとかいわなかったとか。 儲けすぎた日本は、アメリカとの貿易摩擦となっていき、現在でもアメリカから輸入している兵器などは通常の5倍とも10倍ともいわれる価格で買わされています。バブルもそもそもはアメリカの意向にそわざるを得ない(アメリカの意向から公定歩合を上げられない)状況から生まれたともいえます。 長くなったのでこの辺で辞めておきます。
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- pluto002
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それからちょっとだけ付け加えておくと、長期の戦争ではマイナス要素が増え、財政を圧迫します。その為イラクでの長期化から、アメリカ国内の予算が立ちゆかなくなり、日本などへしわ寄せが来始めています。現在のこの状況とアメリカ米軍施設の世界再編が同時に行われている状況から、下手をするとアメリカの軍産複合体という社会制度に日本も飲み込まれる可能性が出てきています。
お礼
ア)《日本などへしわ寄せが来始めています》とは、日本イラク派遣のことだけですか? イ)《アメリカ米軍施設の世界再編が同時に行・・》とは具体的にはどういうことでしょうか? ウ)日本以外にもアメリカの軍事領地はあるのでしょうか? エ)バブルにしろこんなにもアメリカに日本社会を破壊され、多くの人、企業が精神的に社会的に追い込まれ、事故を起こし、たくさんの人が死に、危険な建築物を作り、高齢者に詐欺、幼児に虐待、破廉恥事件、若者は将来に希望、意欲が持てず、ボロボロの日本を束の間忘れ去る為の馬鹿笑いタレントがもてはやされ(麻薬と同種の快楽?)、そんんな日本を政治家はどうして平気で見ておれるのでしょう? 映画やドラマを見てるようなものでしょうか?動物園の柵のなかの動物を眺めてるような眼差しをしてるのでしょうか? !それでも尚!!アメリカに政府はしがみつくのは、単に!自国で軍事力を持てない、、軍力を持てないということは国として自立していないということでしょうか? いくら元々が厚かましい国民性があるとはいえ、中国が靖国問題にしろ、内政干渉をヌケヌケとしてくる根拠は、世界的には日本は「アメリカの植民地」であり、国として認められていないということでしょうか?
- pluto002
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軍産複合体という社会が出来上がりつつあるためです。軍事にお金を流した方が経済が良い方向へ向かうという悪循環がアメリカ社会を覆いつつあります。
補足
pluto002さん、有難うございます。 1)《軍産複合体という社会》とはどんな社会ですか? それに対し、日本は何社会となるのでしょうか? 2)《軍事にお金を流した方が・・》 これをするのにはそれなりのお金、税収がないと無理ではないのでしょうか? アメリカ国民の所得税で賄われてるのでしょうか? OR 法人税でまかなわれてるのでしょうか?
お礼
2)ところで、参照の『ヘブライの館』のHPを作られてる方は、どうしてそんなことをご存知なのでしょうか? 今はどうしてご本人がHPの管理をされてないのでしょうか? 何かあったのでしょうか? 《「光」あるところに「闇」があり 「闇」あるところに「光」がある「光」と「闇」が織り成す壮大な「物語」である…》 の文を読んだ時、テレビで産廃だったか排ガス?CO2?だったかドキュメントでヤクザが収入源として介在し、「世の中の必要があれば、必要悪もある。」と豪語(本人にとっては真理なんでしょうね!?)していたのを思い出しました。。 3)《D日本がドルを買いささえるという事をしています。(させられています)。A日本は戦後の徹底してアメリカによって法的にも産業的にも軍事を骨抜きにされ、軍事関連では儲からないような仕組みにさせられました。軍事関連予算がない分、日本は経済育成へ税金をばんばんつぎ込む事ができました。そしてその後日本は奇跡とも言われる高度経済成長を遂げる事ができました。そうなって困ったのはアメリカでありソ連でした。冷戦終結時レーガン大統領は、会談で「私たちが、兵器だ核ミサイルだと、こんな事をしている間に日本にいいようにされてしまったではないか」といったとかいわなかったとか。 儲けすぎた日本は、アメリカとの貿易摩擦となっていき、B現在でもアメリカから輸入している兵器などは通常の5倍とも10倍ともいわれる価格で買わされています。Cバブルもそもそもはアメリカの意向にそわざるを得ない(アメリカの意向から公定歩合を上げられない)状況から生まれたともいえます。》
補足
1)http://rerundata.hypermart.net/ura/hexagon/texts/textA3F/a3f2001.html 《「軍産複合体」という言葉を最初に使ったのは、アメリカの第34代大統領ドワイト・アイゼンハワーは第二次世界大戦の欧州戦域で「連合軍」を指揮し、近代戦の凄まじい消費と後方の生産力のシステム化に成功した「戦争管理型軍人」として知られている。その意味で、「軍産複合体」の生みの親ともいえる人物であるが、それだけに内在する危険性についても考えていたようだ。彼は1961年1月17日の大統領退任演説で、以下のように軍産複合体の危険性に関して警告を発していた。 「(第二次大戦まで)合衆国は兵器産業を持っていなかった。アメリカの鋤(すき)製造業者は、時間があれば、必要に応じて剣も作ることができた。しかし今や我々は、緊急事態になるたびに即席の国防体制を作り上げるような危険をこれ以上冒すことはできない。我々は巨大な恒常的兵器産業を作り出さざるをえなくなってきている。これに加え、350万人の男女が直接国防機構に携わっている。我々は、毎年“すべての合衆国の企業の純利益より多額の資金を安全保障に支出”している。」 「軍産複合体の経済的、政治的、そして精神的とまでいえる影響力は、全ての市、全ての州政府、全ての連邦政府機関に浸透している。我々は一応、この発展の必要性は認める。しかし、その裏に含まれた深刻な意味合いも理解しなければならない。 (中略)軍産複合体が、不当な影響力を獲得し、それを行使することに対して、政府も議会も特に用心をしなければならぬ。この不当な力が発生する危険性は、現在、存在するし、今後も存在し続けるだろう。この軍産複合体が我々の自由と民主的政治過程を破壊するようなことを許してはならない」 ●この演説の3日後に、ジョン・F・ケネディが大統領に就任。彼の対キューバ政策や対ソ連政策、対ベトナム政策などは、軍産複合体の利益と真っ正面から衝突した。 ケネディ暗殺の首謀者が誰なのかは知らないが、「2039年には全面的に真相を公開する」というアメリカ政府の声明の発表は謎めいて聞こえる。》参照終わり 以下、301007です。 《軍産複合体》のことばが分らなく、検索したのですが、、上記の文が私の頭で受け付けようとしない、、、自分の期待を裏切ることが列挙されてるのを感じます。。 ただ、、その中で、ケネディ暗殺後数十年たってるのに!又、その後、ジャックリーヌ夫人の何かを振り切るような節操の無い遍歴(強いものに守られたいが為?だったのか・・など)、未だに暗殺をテーマの映画が作成され、知識人、文化人らに取り上げられる理由。。今まで何かヘンやなぁ・・と気になってたのが霧が薄れたように思いました。。 アメリカ自身、今日に至るまで鬱々と燻り続けてた国家的に封じ込まれた[真実]があるということでしょうか。。