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暫定税率期限切れに伴う財源の減少について
この四月から暫定税率(特にガソリン税)の期限が切れ、 特に地方自治体が財源の確保が出来ない…云々のニュースが巷を賑わしています。 正確な数字は失念してしまいましたが、ガソリンに課税されていた税が無くなるだけで 年間2兆円もの税収が消失するとのこと。 暫定税率そのものの是非はともかく、私が疑問なのは、 「年間2兆円もの財源をガソリン税だけに頼っていた 今までの課税方式はかなりいびつだったのではないのか?」 ということなのです。 ガソリン税による税収が国家予算の何%を占めるのかは知らないのですが、 基本的に額面がガソリンの売り上げに左右されてしまうわけですよね? リスク分散といいますか、もう少し他のものに課税を振り分けて、 ガソリン税に頼る率を減らそうとか そういう画策は今までになされなかったのでしょうか? それさえしてあれば、今回のように一つの法律の期限が切れてしまったからといって、 おろおろするようなことも無かったと思うのですが、 私の考えは浅いでしょうか? 当方素人ですので、用語等の間違いがあるかと思いますがご容赦ください。 よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
> 基本的に額面がガソリンの売り上げに左右されてしまうわけですよね? その適否は別にしても、「それが目的だから」こういう税体系になっているのです。 ガソリンと軽油の税は、道路の整備にあてるという、用途が決まった税金(目的税)です。 ガソリンと軽油が売れるということは、それだけ車がたくさん走っているということで、道路整備を進める必要があり、それだけたくさん税金を集めなければなりません。一方、ガソリンも軽油も売れないということは、それだけ車が走っていないということですから、道路整備もそんなに進める必要はありません。だから、ガソリンと軽油に税金をかけて、それを道路整備にあてることにしていたのです。 たしかに、「暫定」税率に頼っていたのは問題です。恒久化するにせよ、廃止するにせよ、引きのばすことなくしっかりした対応をしておくべきでした。ですが、ガソリンの消費の増減で税収が増減することはむしろ適切なことで、むしろたとえばこれを一般財源化するということのほうが、本来の税負担のあり方としては問題視されているのです。 考えが浅いというより、どこか誤解があるんじゃないでしょうか。
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- oshiete-q
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質問者さんのいわれるとおりです。確かに財源がなくなったということ事態は深刻ですし、国や自治体の収入にも多大な影響があります。ということは国民生活にも影響があるということになります。 ここで本当に大切なポイントは、30余年もの期間を「暫定」という言葉でごまかしてきた事実と、あくまでも暫定であり3月末で期限切れになるものを「取らぬ狸の皮算用」的にあたかも「確定した歳入」のように予算に組み込んでいた国・地方自治体・首長らの馬鹿さかげんです。どうやら「暫定」というのは行政用語辞典には「恒久」という意味があるように書かれてるんじゃないかと思うぐらいです。某市長などは「予算計上しているから困る」と自分の愚かさを公表していますね。 今回の騒動をどう捉えるかはそれぞれだと思いますが、個人手金は「行政・首長の愚かさ」「長期政権による国全体の行政の緊張感のなさ」が感じ取れます。
お礼
回答ありがとうございます。 >「行政・首長の愚かさ」「長期政権による国全体の行政の緊張感のなさ」が感じ取れます。 まったく同感です。これを機に改善に向かうことを期待します。
- E-Dec
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課税の割合を変更するというアイデアは今までになかった訳ではないのですが、ガソリン税 が道路特定財源という他の税金と異なる性格を持つ点がややこしいようです。 道路(橋やトンネル含む)を作るには相当な金額が必要で、ならばその道路をよく使う者には より多く負担して貰おうというのがガソリン税の趣旨です。 もともとは他の税を少なくして、できるだけ公平にしようという考え方だった訳です。 しかし、特定のものに頼らず、他のものに課税を振り分けて平均的に税を徴収する考えも議論 されつつあります。この代表が消費税の増税で、比較的全体にまんべんなく負担されるという 意味では理想的かもしれませんね。 他にもいくつかのアイデアが出されていますが、どちらが良いのかは意見の分かれる部分で なかなか難しいかもしれませんね。
お礼
回答ありがとうございます。 >その道路をよく使う者にはより多く負担して貰おうというのがガソリン税の趣旨です。 よくわかります。しかし現在では歪感だけが目に付くようになってしまっているような感じですね。 難しいですね。
- rx78ns00k2
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確かに2兆円ってすごく大きく感じますが、国の予算からすると質問者さんが言うリスク分散とか振り分けられた一部です。 ↓財務省のへのリンクです。これを見るのが分かりやすいと思います。 http://www.mof.go.jp/zaisei/con_02_g01.html http://www.mof.go.jp/zaisei/con_01.html
お礼
早速の回答ありがとうございます。 2兆円という額でも既にある程度のリスク回避を施した結果なのですね。
お礼
回答ありがとうございます。 >ガソリンの消費の増減で税収が増減することはむしろ適切なこと そう思っていました。ですが昨今、地方自治体等があたかも財政が破綻するかのような強い論調で暫定期間延長を叫んでいるものですから、そんなに大切な財源だったのなら、最低限必要な額だけでも別枠で確保しておくなりして今回のようなリスクを回避しておけばよかったのにと思ったので、 今回質問させていただきました。 私の言葉足らずでした。申し訳ありません。