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素朴な疑問です。(ぜひ教えて)
銅の錯イオンって青色してますよね。色って、その物質が光を吸収することによって、私たちの目には青色に見えるんですよね? じゃあ、その吸収された光のエネルギーっていったいどこにいってるんですか? 今、化学系2年ですが、将来、光に関しての研究活動にとても興味を持っています。光で化学といえば、やっぱり錯体ですかね?可視光を物質に吸収させて、そこからエネルギーをとりだそう。そんな発想をしている有名な大学や人がいたら教えてください。
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> 吸収された光のエネルギーっていったいどこにいってるんですか? 励起状態から基底状態に戻る際、エネルギーとして放出されます。 このとき、銅イオンの遷移は禁制遷移なので、 殆どの電子はストレートに基底状態に戻ることができず、 中間状態(→配位子の位置のずれや、共存イオンとの相互作用など により、一時的に発生したエネルギー準位)を経由します。 この結果、吸収したエネルギーは小出しに、つまり 「よりエネルギーの小さい長波長の電磁波=赤外線」 として放出されます。 また、その錯イオンの熱振動にも変換されます。 ちなみに、これが許容遷移だったり、適当な中間状態があったりすると、 赤外線だけではなく可視光を放出することになります。 (この時見られるのが、蛍光や燐光と呼ばれる現象) > そんな発想をしている有名な大学や人がいたら教えてください。 下記は、あくまで今回ちょっと検索をかけてみた結果です。 必ずしも代表的な方・研究室を挙げたというわけではないので、 その点ご承知おき下さい。 (検索条件は「光触媒」「可視光」や「本多-藤島効果」などがよいかと) 酸化チタン系: http://www.chemsys.t.u-tokyo.ac.jp/chemsys/labs/domen/research/photocatalyst/index_photocatalyst.html 金属硫化物系: http://bucky1.kankyo.tohoku.ac.jp/research/photocat/photocat.html 本の著者をたどる手もあり: http://pub.maruzen.co.jp/ntsshop/search/NTS430093.html
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電子の起動が飛び飛びであることはご存知ですね。 こうしのエネルギーが電子にぶつかって吸収されます。 ところが起動をずれている分は.起動内のちょっとエネルギーが高い状態--この起動は熱振動と同じ起動になります-になって.ぶしつの振動となります。熱として適当に失われます。 かしこうでは.常温核融合関係の人がいたとおもいますが.少数の熱烈な信者と大多数の信じない人でした。へんな電極を使っていますので(軌道エネルギーを考えると通常の部室では起こり得ない反応です).国内で研究している人がいるかどうか。以前大阪のにっかの年会で公園を利いたような気がしますが.どなたでしたか。 アルモス太陽電池関係を研究している方(化学よりも電気の方が多いです)と常温超伝導を研究している方が.やっていたと思いますが. にっかのサイトで年会プログラムを探してみてください。「有名な大学」といっても日本で有名な東大の国際的評価は二期校波ですから。 http://www.chemistry.or.jp/