- ベストアンサー
深色効果について
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
エネルギー準位を持ち出すと説明が面倒なので簡単に物理イメージで行きます。 光を吸収するということはその電磁波の周波数に共鳴しているということです。 どんな共鳴現象でもそうですが、大きな物では共鳴周波数は下がりますね。 バイオリンとコントラバスでは現の長さは後者が長いので低い音に共鳴するのと同じです。 有機分子の共有結合によりその長さが長くなると共鳴周波数は下がる方向に行くのはそれから自然なことです。共鳴周波数が下がる->波長は長い方に移動するですから。
関連するQ&A
- アゾ染料と繊維との結合について
アゾ染料は化学結合や水素結合により、繊維と結合して繊維の表面に色素を固定する、また、アゾ染料は、発色団と助色団の共役効果が拡張すると可視光の濃色効果が起こり、色を濃くすることができると文献で読みました。ここで質問ですが、結合量が大きいほど濃色効果が増加して、吸収波長が長波長側にシフトしていくのでしょうか。例えば、結合していないアゾ染料のピークが500nm、結合後のアゾ染料のピークが520nmになったとすると、繊維の量が増え、結合が増加したときさらに波長自体が520nmより長波長側になるのか、それとも結合する物質の種類や結合の種類は変わらないので520nmのままでピークの吸収が大きくなるだけなのか、のどちらなのでしょうか。長々となってしまって申し訳ありませんがよろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- ニトロフェノールのp,o異性体の色はどうしてoのほうが濃いのですか?
ニトロフェノールのp,o異性体の色はどうしてoのほうが濃いのですか? いろいろなサイトで共役二重結合(電子が非局在化)があるものほど可視光線を吸収するからとありました。 またあるところでは 『電子というものは、狭いところに閉じ込めておくよりも広いところに放してやったほうが落ち着いて安定になります。一ヶ所の二重結合内に閉じ込めておかれるよりも、共役二重結合の非局在化で広々としたところに放たれたほうが落ち着きがよいのです。狭いところに閉じ込められた電子を揺さぶるには振動数の大きな電磁波が必要ですが、広いところに放たれた電子を揺さぶるには振動数の小さな電磁波で十分です。そのことは、吸収する光の波長という形で現れてきます。c=fλ です。cは光速で一定。振動数fが大きくなると波長λは小さくなります。逆に振動数fが小さくなると波長λは大きくなります。 共役二重結合が短いと吸収波長は短く、共役二重結合が長くなると吸収波長が長くなって、ついに目に見える「色」を吸収するようになり、物質に色がつくことになります。』 というのもありました。 しかし、p、もoもどちらも共役二重結合の数は同じように見えます。 どちらもキノイド状態のときでも考えましたが、まったく理由がわかりませんでした。
- ベストアンサー
- 化学
- 吸収光光度計とスペクトル分析
はじめまして、よろしくお願い致します 吸光光度計 水溶液中を通過した光の吸収スペクトル量を 測定することによって物質の定量を行う装置で、 主に水溶液中の微量の化学種を定量するのに用います。 という説明がありました。教科書のよりは 分かりやすいのですが、今一わからなくって… 物質は特定の光を吸収するので通過した 波長を分析しそれが何であるか調べるという のだと思いますが、その液体に吸光光度計では 適当な発色液を入れるとかいてあります。 と・言う事は「ある程その物質が度推測が出来ている」 あるいは「その物質があるかどうか」知ると 考えてよいのでしょうか?(その発色液が特定材料) その波長が吸収された分がその目的の濃度と測れる… 教科書には発色液も書いてません (何に何が吸収するんだろう?) その波長を分析…と聞いて真っ先に思い出したのが 浅知恵の「スペクトル分析」、 これは全然違う物なのでしょうか? 特定の波長を吸収し、何であるか知る・という所はにてますけど…うーん。 説明がおかしくてスミマセン よろしくお願い致します。
- ベストアンサー
- 物理学
- 励起子再結合による光の放出について
半導体における励起子再結合による光の放出についてなのですが 放出する光の波長がバンドギャップよりも一般的に長いのは 不純物準位により非輻射緩和が起こるせいなのですよね? それだとドナー準位だと納得出来ますが、アクセプター準位しか持たないものだと吸収した光に対して、1割とか2割くらいのエネルギーしか持たないということになるのでしょうか?
- 締切済み
- 物理学
- 分子の結合エネルギーを光子で切断するには
分子の結合エネルギーを光子で切断する条件として、光子のエネルギーが分子の結合エネルギーを上回っていること、光源の発光波長が、分子の結合エネルギーの吸収波長と一致していること、この2つがあると思われますが、後者の部分で、必ずしも発光波長と、吸収波長が一致していなくてはならないのか、それとも発光波長が吸収波長よりも多少なら高くても良いのか、疑問に思っています。また、吸収波長は単一波長なのかどうなのかというのも疑問です。ただし、光子による熱作用はあってはならないものとします。どうか、わかりやすく教えて頂けないでしょうか。
- 締切済み
- 物理学
- 光の吸収: あらゆる波長の光を吸収するわけではないのに
こんにちは,光の吸収について勉強しています. 物質の電子のエネルギー準位は,とびとびのレベルをとるために,吸収する波長が限られる.基底準位と励起準位の差分エネルギーに相当する波長を持つ光が吸収される. と理解しております.すなわち,物質は何でもかんでも全ての光を吸収するわけではない,ということですね.すると, 1.例えば,何かの透明でない板(木でもプラスチックでも)があったとして,それが透けて見えない理由はなんでしょうか.この板の中にはあらゆる波長の光が吸収される程多くの色々な物質が入っているということでしょうか? 2.青い板があったとして,これは青以外の波長の光を吸収しているということですが,なぜ透けていないのでしょうか? 表の青色は,裏面からの透過光(を含んでいる)とは思えませんが. 3.Siの単結晶板も透明でありませんが,Siのバンドギャップは赤外域の波長(1200nm)に相当するようです.なぜ可視光を透過しないのでしょうか. 光の吸収を勉強していて,当たり前に思えていたことに疑問を覚えました.何か勘違いしているかも知れず,これも危惧しております.どうか,回答お願い申し上げます.宜しくお願いします.
- ベストアンサー
- 物理学
- 共役ポリエンのHOMO→LUMO電子の励起
次も問題がどうしてもできません… とっかかりだけでも教えていただけないでしょうか。 エネルギー差がわかれば電磁波の波長がわかるのはわかるのですが、結合長をどう使うのかよくわかりません。 「共役ポリエン分子であるカロテンには22本の結合があり、11本の単結合と11本の二重結合が炭素原子の鎖に沿って交互に並んでいる。各CC結合は平均140pmであるとし、22個のπ電子が炭素鎖に沿って自由に運動しているモデルを採用するとき、最高被占軌道から最低空軌道へ電子を励起するのに必要な電磁波の波長を求めよ。」 アバウトなやり方でもいいのでよろしくお願いします。
- 締切済み
- 化学
お礼
説明ありがとうございました!