ペットとのお別れについて

質問

うちの猫が１３歳（推定）で腎不全で亡くなりました。今までも同じような経験はありますがショックが大きすぎて精神的に参っています。９年前、野良で死にそうなところを拾ってきて大切にして子供のようでした。春に尿結石をやり完治したばかりでこれからの矢先でした。ご飯を食べないからと病院に連れて行ったら遅く約１週間で天国へ行ってしまいました。以前の血液検査の結果も問題なくこの子だけは大丈夫と思っていました。同じ体験をした方よろしければお話聞かせてくれませんか？

回答No.4

sen218

まず、猫ちゃんのご冥福を心よりお祈り致します・・・

　私と夫には、とてもとても大切な白黒のオス猫、フクがおりました。とにかく良い子で、躾はバッチリ、してはいけないことは一度叱ると決してやらない、それなのに、ちょっと抜けていて、ユニークで、とにかく愛すべき猫でした。
　何しろ利口でしたし、丈夫で病気一つせず、本当に手のかからない子でした。しかし・・・７年目の夏、突然、他界してしまいました。原因はハッキリしません。ある朝、路上で冷たくなっているのを見つけたご近所の方が知らせてくれたのです。推測ですが、喧嘩をして追われ（喧嘩がすごく弱かったので）道路に飛び出したところを運悪く車に轢かれたのではないか？と・・・病院で解剖して貰えば原因は特定出来ます。でも、そうしたからといってフクは戻ってこない・・・
　その時のショックは、とても筆舌に尽くしがたいものです。大げさではなく、世界の終わりのような気がしたものです。

　あの時・・・フクを火葬して頂いている時に見上げた空の青さ、揺れていた花の色、まとわり付くような蝉の声、すべてが私の中で永遠に止まっています。そして、あれから４年経った現在も、あの空虚な気持ち、痛みを伴う程の悲しみは癒えていません。
　フクは皆に愛されており、ご近所の方、夫の両親、本当に大勢の方がフクの死を悼み、泣いてくれました。今でもフクがどんなに愛されていたか、私達にどれだけの幸福をもたらしてくれたかをよく夫と話します。そんな時には今だに涙が滝のように流れます。
　可愛がっていた動物に死なれたのは初めてではありません。でも、その度に心を切り裂かれるような痛みを味わいます。でも・・・フクに与えて貰った様々なこと、それは永遠に私の中で生き続けます。こういった状況の時に人間は（私も含めて）自分を責めてしまいがちになりますが、それだけでは亡くなった動物に申し訳ない・・・最近、そう思えるようになりました。
　フクを抱いている時に彼が嬉しそうにゴロゴロ言ってくれたこと、それがすべての答えのような気がするのです。上手くは言えませんが、あなたの悲しみも、猫ちゃんを深く想う証拠なのではないでしょうか。うんと悲しみ、涙を流して良いと思います。そして、いつかそこから立ち上がり、またお互いの支えになれる素敵なパートナーとめぐり逢うのでしょう。私達にはまだ、その時が訪れてはおりませんが、「いつかきっと」と、その時を楽しみにしております。もちろん、それはフクの死を埋めるものではなく、フクを忘れるためのものでもありません。フクの存在は私の中で永久に変わることはありませんから。

　あなたが猫ちゃんに目に見えない色々なモノを貰ったように、あなたも猫ちゃんにきっと色々、与えていたことと思います。猫ちゃんは本当に幸せな一生だった筈です。うちのフクもきっとそうだと私は信じています。慰めにもならないような稚拙な文章ですが、あなたの心に何か残せれば幸いです。

お礼

ありがとうございます。ご返事遅れました。やっと気持ちも落ち着いてここを開けるようになりました。今でも心の中をえぐられたように辛いですが日にちとともに少しずつ楽になってきました。飼い主が愛情をたっぷり注いだ分猫も幸せだったと思います。亡くなった猫は９年前公園でボロボロになっていたのを保護いたのがはじまりでした。うちにこなければ真冬の北海道では寒さと飢えで死んでいたかもしれません。その時も半年前に１０年飼った猫を亡くしてもう二度と猫は飼わないと思っていたのに死ぬか生きるかの状況でしたからそんなことは吹っ飛ばしてうちで保護して９年目の秋でした。今言える事はまた不幸な猫がいたらうちで保護しようという事です。また最後は今以上に辛いと思いますがそんなことは今は考えずにそれまでにどれだけ愛情をかけて幸せに一緒に過ごせるかです。その時はまた幸せな顔をした子を育てたいと思います。ありがとうございました。今回は５名の皆様にまとめてお礼を申し上げます。