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何故時と条件を表す副詞節の中は現在形なのですか?
ご存知の方お教えください。
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アメリカに37年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 この言い方を使っていてどう感じるか、と言う視点から書かせてもらいますね。 その前に、これを実感してもらうために、次の身近なことを考えてください。 日本語ではどうでしょうか。 もし~したら、~した時には、と英語と違い過去形を使いますね。 さて、なぜ、過去形にするのでしょうか。 過去形にすると(あれっ、これ現在形ですね<g>)、過去形にしたら、現在の事を言っているにもかかわらず過去形だ、この矛盾は何だろう、今まで日本語を使ってきた経験から、条件や時を示しているんだ、って、分かりますね。 これが言葉と言うものなのです。 簡単に(ご質問の答えとして満足のいけるものとは思いませんが事実なのですから仕方ありません)言うと、自分の周りの言語社会が生まれてから「洗脳」されて来ているからなのです。 つまり、こういうフィーリングを出したいときにはこういう表現をみんなするから自分も使わないとこのフィーリングは伝わらないから使う、と言う事なのです。 学校を卒業して会社に勤めはじめる新入社員に言葉遣いを教えるのはなぜでしょうか。 そうでない無いと、新入社員が学生言葉で大人社会で仕事をすると、会社が持っているイメージを崩すからですね。 学生言葉を受けたお客さんは違うフィーリングを持ってしまう、と言う事を知っているからです。 英語の件に戻します。 英語でも同じ事をしているのです。 文法ではっきりそういっているからではないですね。 現在形でも分かるから、と言う事でもありません。 未来の事でも、現在形を使うことで、条件・時を示しているんだな、と直感で分かるからなんです。 違う表現をすると、この未来形事態が未来のことを言っているわけではないのです。 丁度、should/could/wouldがshall/can/willの過去形だと言う事に矛盾があるように、willが来ても未来形であると言う事ではないのです。 これは、助動詞の解釈仕方として直さなくてはならない部分だと思います。 I will do it if you kiss you. このwillは未来を示しているわけではないのです。 キスしてくれればやる(気がある)と言う現在のフィーリングを示しているのです。 You should kiss me if you want me to do it for you.のshouldも過去のことを言っているわけじゃないですね。 現在のフィーリングを言っているのです。 (この条件があわなかったけどあうようにしたとしたら、と言う過去のことであれば、いわゆる仮定法と言う言い方をみんながするわけです。 しなければ、そのフィーリングが伝わらないか、違う表現をして、実際には起こらなかったと言う事を示す必要があるわけですね) と言う事で、時や条件があると言う事を「示したい」フィーリングがあるときに、文法で言う動詞の現在形と呼ばれる形で使うことで、相手もそのように理解すると言う事が定着した社会で使う言い方、と言う事になるのです。 だから、この言い方を覚えないと試験でバツを食う、のではなく、この言い方を使わないと相手に自分のフィーリングが伝わらないのでそれを予防するためにこの言い方を覚えて使う、と言うわけです。 でも知らなくても、違う表現を使えるということは覚えていてくださいね。 とっさに言わなくてはいけなくてこの「現在形を使う法則」を覚えていなくても、Do you want me to do it? Then kiss me/give me a nice kiss now.と言う表現で充分条件付きのフィーリングを伝える事ができるわけです。 学校英語的に説明できなく申し訳ありません。 英語と言う言葉を使われているときに感じていることをここで書くことで少しでも英語を使えるようななってほしいと願っての回答をさせてもらいました。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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- emlak
- ベストアンサー率73% (17/23)
結論から先に言えば、この場合の現在形というのは未来形の「代用」でしかなく、現在形の動詞を使ったからと言って「現在の内容」を表しているわけではありません。 厳密に言えば「時と条件を表す副詞節の中は現在形」という記述は、適切ではありません。助動詞のwillには「単純未来」と「意思未来」の2つがあります。副詞節内で現在形を使うのは、単純未来の場合です。意思未来の意味であれば副詞節内でもwillを使います(この場合には「固執」とか「依頼」を表します)。また当然、過去の内容であれば、過去形を使います。 単純未来の場合に現在形を使う理由として一般に言われているのは、この場合の副詞節は「主節」に強く依存しているからだということです。言い換えれば、これらの表現は主節の一部に組み込まれていて、主節の時制が「未来形」なのだから、それに付随する副詞節が単純未来の意味を持つのが当たり前であり、あえてwillを繰り返す必要は無いということです。 この「副詞節内が未来の内容であることが当たり前」というのは、「現在の習慣」や「過去の出来事」を表す内容では文が成立しないことからも分かります。下の例で、接続詞はwhenでもas soon asでも、同様の結果になります。 [正] I will leave before he wakes up tomorrow. [誤] I will leave before he usually wakes up at 7 o'clock. [誤] I will leave before he woke up yesterday. また、未来形の代用ということに関してですが、副詞節内でなくても、下の例のように現在形で未来の内容を表すことが出来ます。これは確定的な予定を表す場合の用法ですが、しかしこれが習慣的な毎日の出来事で無いと理解されるのは、tomorrow morningという副詞があるからです。このように、動詞だけを見て「現在形=現在の内容」と言うことはできないのです。 The train leaves at 8 o'clock tomorrow morning. 以上のことからして、副詞節内で単純未来の場合に現在形を用いるのは、(becauseやthoughなどと違い)主節への依存度が高く、「時制」という認識を特別に与える必要がない(また、そうしても誤解を生まない)ため、現在形で代用して文を簡素化しているだけのことです。
- nyanski
- ベストアンサー率23% (4/17)
簡単に言えば、副詞節に時制は必要ないということでしょう。 ドイツ語では、接続法といって、ちゃんと副詞節(副文)であるということがわかるような文法が残っていますが、英語には接続法に相当するものがありません。