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異名同調は同じ雰囲気?

crystalmegの回答

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回答No.3

質問者のかたは、ご自分でどういう違いを感じとっていらしっしゃるでしょうか。 異名同音の調というのは、すでに♯にしても♭にしてもかなりの数がついていますよね。 長調なら♭が短調になると♯という例もありますし。 ピアノを弾いていて、私自身はF#とG♭、D♭とC♯などの場合は極端な場合は小節ごとに♯と♭を行き来しているような感覚になります。その調の機能和声によってどちらかに偏るような。 このあたりは、調性感はかなり曖昧ともいえますし、その曖昧さ加減が曲の個性となるケースもあります。 アルベニスの「イベリア」の1曲めは♭7つですが、弾いていて♯の調の気もするし・・・たぶんこのあたりは調性が曖昧なあたりではないでしょうか。絶対音感があれば、ニ長調やト長調は、はっきりと♯系の調として認識できるので。

Ta595
質問者

お礼

私は,やや♭系に偏った音程・調性感覚をもっていると自覚しています。異名同調であらわされるあたりの領域だと,♭系に感じる場合が多いです。FisよりもGes,HよりもCes,といった感じです(常に,ではないですが) 背景としては,Bの移調楽器であるトロンボーンを吹いていたこと,#系の調性を♭系に移調する事が多い吹奏楽の経験があったこと,♭系のオリジナル曲の多い金管アンサンブルやトロンボーンアンサンブルをよくやっていたこと,などがあると思っています。 ただ,調性感としてどうかといわれると,音名としてはFisでなくGes,HでなくCesと感じてはいても,雰囲気として♭系を感じているかといわれるとそうでもないかもしれません。各場面の曲想に影響されているようにも思います(和音の機能をきちんと分析・理解できるほどの知識はなく,その差がどこから来るのかに対しての裏づけはありませんが)。 正直申し上げて,自分の感覚には自信がなく,なんとも曖昧です・・・。 この曖昧さこそが,#や♭の多い調性の特徴なのかもしれませんね。 実際に演奏されている方の感じ方がうかがえて,大変参考になりました。 ありがとうございます。

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