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B種接地線施行について(特に400V系配電線)

ある工場の電気本管理をしております。そこで疑問に思ったことがあり諸兄の教えをいただきたく初めて質問いたします。質問点は2点あります。 その工場には2次側400Vのトランスがあります。銘板が見えないので詳細はわかりませんが単線結線図からデルタ スターで低圧側は4端子あります。それから4本の線が引き出され4Pの漏電ブレーカへ行っています。検電してみると中性線と思われる端子は検電気ブザーは鳴りません。ほかの端子はブザーは鳴ります。 ところがその中性線はB種接地がありません。負荷側でしてあるのかもしれませんが。機械の中は確認できません。 そこで質問ですが 1 二次側300V以上の場合B種接地はしなくてよい時いたことがあります。 また先輩に聞くと昔はしなかったが今はB種接地をするとも言っております。電技ではどうなっているのでしょうか?またするしないのそれぞれの得失はあるのでしょうか? 2 2次側200Vでも混食防止板付きは混食板を接地することによりB種接地は不要とのことですが そもそも何故わざわざふつうの変圧器より高い混食防止板付き変圧器を使ってまでB種接地をしたくない理由があるのでしょうか?当方は単純に感電の機会を減らす物と考えておりましたがどうもそれだけではないとも聞きます。そこいらへんの理由が知りたくどうかよろしくお願いします。

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  • denkiya3
  • ベストアンサー率52% (120/229)
回答No.4

>1 二次側300V以上の場合B種接地はしなくてよい時いたことがあります。    ・・・電技ではどうなっているのでしょうか? *電技解釈第24条(高圧及び特別高圧と低圧の混触による危険防止施設)では   変圧器の二次側(低圧側)中性点へのB種接地を義務付けています。    但し、低圧側の使用電圧が300V以下で中性点への接地が困難な場合は    低圧側の一端子に接地を施すことができる。   とあります。   質問者さんの工場の高圧/400Vの変圧器の   低圧側スター結線の中性点には、B種接地をしなければなりません。   B種接地の目的は、電技にもありますように    (高圧と低圧が混触して)低圧側が危険になるのを防止する為です。   また、低圧側での「地絡検出」を容易にできるようになります。 >2次側200Vでも混食防止板付きは混食板(混触防止板)を接地することによりB種接地は不要とのことですが *電技解釈第25条(混触防止板付き変圧器に接続する低圧屋外電線の施設等)には  (お書きの通り)混触防止板にはB種接地をすること、となっています。   二次側(低圧側)電路を非接地にする目的は、   「地絡時に地絡電流を流したくない」為です。   地絡電流によって「火花が発生して」火災や爆発するとか、   感電事故が起こるのを防ぎたいとかの為です。   但し、感電事故防止の為の非接地については、他の条文によって色々な制約が課されています。     

pineapple17
質問者

お礼

早速のご回答誠にありがとうございました。たいへん参考になりました。お礼が遅れましてすみません。これからもよろしくお願いします。

その他の回答 (3)

  • sou_tarou
  • ベストアンサー率51% (196/381)
回答No.3

1.のほうの400V 3相4線式の負荷はなんでしょうか? 電技・解釈の24条6項を見てください。 電気炉?

pineapple17
質問者

お礼

早速のご回答誠にありがとうございます。負荷のことを書くことを忘れていました。負荷は外国製の機械のためよくわからないのですが工場長の話では空気中から溶接のために酸素を取り出す機械だそうでいわゆる大地から絶縁をするのが困難な物ではないように思います。どうもありがとうございます。電技については恥ずかしながら本を持っておらずこれから買いに行こうと思っております。ネットで調べたのですが第何節というのがあって何条というのがわかりませんでした。これから本を買って勉強します。

  • sou_tarou
  • ベストアンサー率51% (196/381)
回答No.2

>2 2次側200Vでも混食防止板付きは混食板を接地することによりB種接地は不要とのことですが >そもそも何故わざわざふつうの変圧器より高い混食防止板付き変圧器を使っ>てまでB種接地をしたくない理由があるのでしょうか?当方は単純に感電の>機会を減らす物と考えておりましたがどうもそれだけではないとも聞きます>。そこいらへんの理由が知りたくどうかよろしくお願いします。 1.はわからないので2だけ 低圧回路を非接地にしたいときにこのようにします。 さて、あなたがB種接地と呼んでいるのは電技・解釈24条の1項・・・・・低圧側の1端子に施すことができる。 のことですね。 接地の目的はいくつもありますが、保護装置の確実な動作ができます。 接地を施すことにより地絡した場合循環電流が流れ、それによってNFBがトリップします。 簡単に言うと、低圧側の1端子を接地してあるのでもう1端子が地絡すると短絡の状態になり確実に保護できます。 しかし、地絡が発生したときに感電・火災が問題となる場合は低圧側を非接地にすることができます。 電気設備技術基準・解釈の25条をみてください。 二次側を非接地にしたいために混触防止板つきの変圧器を使用しているのです。 二次側の負荷に何がつながっているかよく見てみてください。 低圧側1端子に接地を施した状態で地絡事故が起きると困るような負荷が接続されていませんか? ついでに、この場合(低圧側の非接地)の保護は特殊なリレーが必要になります。

pineapple17
質問者

お礼

早速のお返事誠にありがとうございます。負荷については 溶接のため空気中から酸素を取り出す機械だそうで貴殿のアドバイスによりもしかして地絡により引火を恐れてのことかなとおもいました。電技については恥ずかしながらもっておらずネットで調べたのですが25条には行き当たりませんでした。(第何節というのはあるんですが・・)いずれにしても本を早速買ってこようと思っております。 どうもありがとうございました。

  • idletime
  • ベストアンサー率29% (12/41)
回答No.1

B種(旧2種)接地が無いと、そもそも漏電ブレーカが動作しない(還流電流が発生しない)のでは?そして300V以上のケースは特3接地(10Ω以下)ではと。後わかりません。

pineapple17
質問者

お礼

早速のお返事誠にありがとうございます。B種接地がないと漏電プレーカが動作しないのでは?とのご指摘 ごもっともだと思います。 この接地線無しについては工場長へ報告しようかいやこれでよいのだろうかと自信が持てず迷っております。

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