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光ディスクの将来
今日、次次世代には100層の100GB(1TB)の記憶容量を持つメディアを開発中という話を聞いて、とても驚きました。パイオニアはブルーレイディスク対応ドライブも発売しています。(価格約44万円とまだまだ手が出ませんが...)そこで疑問があるのですが、このような光ディスクはどこまで進化するのでしょうか?現在の研究段階の技術では、どこまで大容量化&書き込みの高速化ができるのでしょうか?
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次に出すとしたら今の方式では通用しなくなってくると思われます。 その為、ホログラムなどの方式が注目されますね。 現在では、速度は16xですが、これ以上の回転数高速化は難しいです。 DVDやCDはポリカーボネートというプラスチックを採用していますが、現在の速度16xは回転数にすると10000rpmで、一分に1万回も回っている事になります。ポリカーボネート、ディスクの材料がこれ以上の回転数に耐えられないので回転数を上げて記録速度を上げる・・・というのは難しいです。その証拠に、16x以上は出ていませんね。 速度を上げるとしたら、ホログラムや新技術の別のアプローチをとる必要があります。 また、使用するレーザーの波長も重要です。 HD DVDやブルーレイは青紫色(405nm)のレーザーを使用しています。簡単に言えば大容量/高速化には波長を短くすると良いのですが、これ以上短い波長は紫外線などしかなく、メディアにとって紫外線は天敵なので使えませんね。 現状の12cmメディアにこだわり、レーザーで読み取る今のような物を考える限りはブルーレイ/HD DVD以上の進化は難しいと言えます。 ホログラム技術が注目されますが、やはり違う技術や手段の研究が重要になってくると思います。 しかし問題なのは容量より価格帯になってきます。 こういったホログラムは新参規格のため混乱もあり、ディスクの値段が高くなるかもしれません。そうすると採用する会社も少なくなります。 低コストに大容量・高速・・・難題ですね。