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偏頭痛のビタミンB2療法について

偏頭痛で悩んでいます。だいたい週に一度のわりあいで頭痛がおこり、ひどい時には吐き気がします。ビタミンB2を飲むと偏頭痛の頻度を減らすことができると聞きました。ただ、1日400mg飲まないと効果がないと言う人もいます。実際試された方に聞きたいのですが、本当にこんなに大量に飲まなくては効果がないのでしょうか。50mgとか100mgでは効果がないのでしょうか。よろしくお願いします。

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  • sionn123
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回答No.1

 tomy6523さん こんばんは  20代の薬剤師です。  偏頭痛も色々な理由で起す物です。ですから全ての偏頭痛がビタミンB2で効果が有るとは言えません。  1998年にShoenenらによって発表された論文によれば、ミトコンドリア病の患者さんに1日1回400mgのB2を服用させた所、ミトコンドリアが元気になりミトコンドリア病が改善した。このミトコンドリア病の主症状が偏頭痛なんです。この事にヒントを得て、ミトコンドリア病に限らず偏頭痛の患者さん55人に1日1回400mgのリボフラビン(ビタミンB2)を3ヶ月服用させた所、偏頭痛の起す割合が半分に減った患者さんが37名だったと言う事です。  この論文によれば、半数以上の患者さんの偏頭痛に効果が有ると考えられますから(頻度が半分に減る程度だとしても)、偏頭痛を目的にビタミンB2を服用して良いと思います。そしてこのビタミンB2は水溶性ビタミンと呼ばれていて過剰量服用した場合、体外に尿より排泄されてしまって副作用は起こり難いですから安心感も高いと思います。  ただしこれは1日1回400mgと言う超大量を3ヶ月続けて服用した場合に効果の示す事らしいので、服用も大変だと思います。例えば、病院向けのB2剤として「ハイボン」が有りますが、ハイボン40mg錠をリボフラビン400mgに対応させると約20錠になりますから、1回にハイボン40mg錠を20錠服用する事になります。大変な服用量だと思います。  それとB2は偏頭痛に対して保険適応が取れておらず、量的にも保険適応量ではないので、病院で処方箋を書いてもらおうにも自費扱いになってしまいますから費用も掛かってしまいます。  以上の欠点は有りますが、身体に負担の少ない偏頭痛薬と考える事も出来ると思いますから、使って差し支えないと思います。もしtomy6523さんの偏頭痛に効果が無かったとしても美的効果等の効果は有りますから、使って差し支えないと思います。  これだけ大量の服用ですと、間違いなく尿が黄色くなり血液検査値にも影響を与えますから服用中に健康診断を受ける場合は、服用している事を伝える事をお忘れなく。

tomy6523
質問者

お礼

詳しく教えていただきありがとうございました。まずは、少量から始めて見ようと思います。

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