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単糖類、多糖類

学校ではまだ勉強していないので、まだまだ、知識が浅いのですが、自分で勉強しようと思ってやったのですが、一つ分からない事があって…それはα-グルコースやβ-グルコース、その他の鎖式では無い糖類の還元性を持っているもので、資料集には、例えばαーグルコースの1の炭素の-O-CH-OHが還元性を示すと書いてあります。でもどこが酸化され易いのかよくわかりません。鎖式のアルデヒド基が酸化され易く、還元性を示すのは分かりますが…; どなたか宜しくお願い致します。

  • 化学
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noname#62864
noname#62864
回答No.3

-O-CH-OHの部分構造は、ヘミアセタールと呼ばれ、アルデヒドと平衡状態にあります。すなわち、ごく一部がアルデヒドになっていると思って下さい。そのアルデヒドが酸化されて(すなわち還元性を示して)消費されてしまうと、化学平衡が移動して、ヘミアセタールの一部がアルデヒドになり、最終的にはすべてアルデヒドとして反応してしまう可能性があります。 すなわち、グルコースでは1位の炭素が、ヘミアセタール→-CHO→-COOH(酸化された後の構造)となります。 それに対して、C-O-CH-O-Cの構造はアセタールと呼ばれ、これは、酸触媒などが存在しない限りは、アルデヒドとの平衡関係はありませんので、還元性は示しません。

その他の回答 (4)

  • DexMachina
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回答No.5

No.4です。 「ケトース」の方の構造は、   誤:「ヘミアセタール構造」   正:「ヘミケタール構造」 です。 お詫びの上、訂正させて戴きます。

  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.4

α-グルコースなどは、水溶液中では下のような平衡反応によって、アルデヒド基を持った構造をとります。 ~C   \  H O  |/ ~C ←OH2  |  OH  ↓↑ ~C   \  H OH  | ~C―OH  |←| HO→H  ↓↑  H  | ~C=O = ―CHO   H2O このため、還元性を持ちます。 このように、平衡反応によってアルデヒド基を持つ単糖類を「アルドース」といいます。 一方、同じ「ヘミアセタール構造」を持つ単糖類でも、α炭素に水素ではなく炭素が結合している場合は、 ~C   \  C O  |/ ~C ←OH2  |  OH  ↓↑ ~C   \  C OH  | ~C―OH  |←| HO→H  ↓↑  C  | ~C=O   H2O となって、アルデヒド基ではなくカルボニル基(ケト基)になります。このような単糖類をケトースと言います。 こちらは、アルデヒド基を持たないため、還元性を持ちません。 (なお、末端の構造によってはジアルドースやジケトース、ケトアルドースなどもありますが、今はそこまで憶える必要はないと思います)

参考URL:
http://homepage1.nifty.com/nomenclator/text/carbohy.htm
回答No.2

ANO1 の訂正です。 誤り・・・二糖類は、スクロース以外(マルトース、フルクトースなど) 正しい・・二糖類は、スクロース以外(マルトースなど) に直してください。フルクトース=果糖 は単糖類です。

回答No.1

>α-グルコースやβ-グルコース、その他の鎖式では無い糖類の還元性を持っているもので、資料集には、例えばαーグルコースの1(位)の炭素の<<-O-CH-OHが還元性を示す>>と書いてあります。でもどこが酸化され易いのかよくわかりません。 <<・・・>>の部分は、<<グルコースの環が切れて(つまり、-O-CH-OHの0とCの結合が切れて)鎖状構造になり、1位の炭素原子の部分が、アルデヒド基(-CHO)になるから>>ということです。あなたの問題集や化学図説の糖類の部分をみてください。 参考→問題集(例:第一学習社、セミナー化学、p240。化学重要問題、p117)や化学図説(例:数研出版、フォトサイエンス化学図録p116) また、二糖類は、スクロース以外(マルトース、フルクトースなど)は還元性をもちます。この「還元性」という言葉は、「自分は酸化され、相手を還元する「ことを意味します。 単糖類のフルクトースが還元性を示す理由は、環状構造の2位と6位のC-O-C-結合が切れ、1位、2位の炭素の-C(OH)(CH2OH)-の部分が鎖状構造となり、-CO-CH2OH 構造になるからです。・・・・・・参考→化学図説(第一学習社:総合図説化学p199など)

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