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(-1)^2=1の証明
ベクトル空間の公理を前提に a,bがスカラーのとき (a+b)(a-b)=a^2-b^2 が成立しますが, a=+1, b=-1 を代入すると (-1)^2=1 が得られます. 以上の議論は正しいのでしょうか? 簡単すぎて不安になりました.
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これは、環論の最初の問題だと思います。 意味は、乗法単位元1について、 その加法逆元(-1)を考え、その2乗が1に 等しくなるかどうかを聞いているのでしょう。 従って、証明は以下のようになります。 (-1)*(-1)+(-1)*1 =(-1)*((-1)+1) =(-1)*0 =0 (この理由は省略) これから、 (-1)*(-1)+(-1)=0 両辺に 1 を加えて ((-1)*(-1)+(-1))+1=1 結合法則は環で成立 (-1)*(-1)+((-1)+1)=1 (-1)*(-1)+0=1 よって、 (-1)*(-1)=1 証明終わり ただし、交換法則、結合法則 等は適当に補って下さい。 昔、学生時代に可換環論、の本にあった。
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- newtype
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回答No.1
正しい。(a+b)(a-b)=a^2-b^2 は単なる展開の公式ですね。だから成り立つ。 →a,→bがスカラーのとき,というのは→a,→bが方向を持たない大きさだけの量ということですね。つまり小学校、中学校で教える量というのは大きさだけを持つ面積、体積、などですね。だからa,bがスカラーのとき、成り立つ。
質問者
お礼
有難うございます. ベクトル空間の公理を前提にスカラーを考えるというのはちょっとおかしかったのですね.
お礼
遅くなりました. 大変ありがとうございます.