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六価クロム

SPGD(溶融亜鉛メッキ(未合金))とSPTE(すずメッキ鋼板)について、ーメッキ工程で六価クロム・鉛が使用されているか御存知の方、御教示下さい。 当方、メッキについての知識が無く、顧客から環境絡みの問い合わせがあり、困っています。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • XZ400
  • ベストアンサー率50% (42/84)
回答No.3

メッキ工程で使用しているか?と言う事であれば、以下のような回答になるのではないかと思います。 (1)亜鉛メッキの皮膜は、それだけでは硬さが足りなかったり、錆び易かったりするのでクロメート処理と言うものをするそうです。これによって亜鉛メッキの硬さがまして、しかも錆びにくくなる利点があるそうです。Tatsu616 さんの仰っている通りそのクロメート処理に六価クロムを使用している可能性がああります。 ちなみにRoHsではカドミウムについても帰省があったと思います。 亜鉛の不純物としてカドミウムがかなりの濃度で含有されている可能性があります。不純物はOKかも知れませんがそこら辺はRoHsの指令でご確認下さい。 (2)錫メッキですが、半田メッキでなければ、鉛を使用している事はありません。しかしながら、錫には必ず鉛が不純物として混ざっています。通常使用される錫メッキ用のアノード(陽極)に使用される錫の純度は99.9%からよいものでも99.99%程度です。不純物のうち一般的に半分以上は鉛ですからとなると0.1%=1000ppmですので最大で500ppmから最小でも50ppm程度は入っていると言う事です。メッキをするときの析出効率が錫より鉛のほうが良いということもあるのでメッキ皮膜中の鉛濃度は数千ppmから数百ppmは不純物として存在する事になります。 RoHsでは錫メッキ皮膜中の許容値は1000ppmだったはずなので上手く鉛をコントロールしないと許容値を超えることになります。 下記の辺りのHPを覗いてみると良く判りそうです。

参考URL:
http://www.yasuienv.net/NonToxRoHS2003.htm
noname#97214
質問者

お礼

大変、参考になりました。 有難う御座いました。

その他の回答 (2)

noname#21649
noname#21649
回答No.2

溶融亜鉛メッキ用亜鉛や溶融すずメッキ用スズにたしか0.1-0.5%程度の鉛が混ざっていたかと思います。 が記憶があいまい。http://www.jlzda.gr.jp/の入り口付近にビュレット(名称疑問)が展示されていました。ここの不純物表示です。

noname#97214
質問者

お礼

大変、参考になりました。 有難う御座いました。

  • Tatsu616
  • ベストアンサー率36% (111/302)
回答No.1

これらの、メッキ鋼板については、 共に、溶融亜鉛、すずによるメッキであり、 6価クロム、鉛などは、含まれません。 現状問題となっているのは、亜鉛メッキを施したものに、 更に耐食性を高める為に施される、6価クロメート 処理であり、これを、RoHS規制対象外の、3価クロメート 処理とする動きがあります。 メッキ鋼板を加工し、仕上に、クロメート処理などをしているのであれば、委託しているメッキ業者に問い合わせては如何でしょうか?

noname#97214
質問者

お礼

非常に役に立ちました。 御教示有難う御座いました。

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