まず最初に、前田と山口はある時期までは他のマスコミ・関係者よりも仲が良かったのです。
紙プロは完全な前田本でしたから。
それが山口が高田ないしPRIDE側にくっついていく中で不義理をしたので、ひじょうに険悪な仲になったようです。
具体的には、リングスのロシアやブラジルの選手たちのPRIDEへの移籍の橋渡しをしたり(もちろん、マージンをとったようです)裏で前田のことを嘲笑していることがバレ、仲が悪いどこの話ではなくなったそうです。
リングスをまだ運営していた前田が紙プロ誌上でPRIDEの引き抜きに激怒するインタビューが何回か載せている裏で、実は引き抜きをしていたのは身内として入り込んでいた山口氏だったという・・・まぁ、人としてどうよ?という話です。
前田は、自身を道化にしやがってという思いでしょう。
これら一連のことが事実であれば、絶対にあの2人が交わることはないでしょう。
山口氏は自分の仲間を平気で裏切る性分のようで、ライター吉田豪が紙プロ誌上で向井亜紀の書評を書いたときに、怒り狂った高田から呼び出されたときも、吉田を騙すかたちで高田の前に連れて行ったようです。
あるホテルのラウンジで高田は暴力的な仕草を交えながら吉田を恫喝したようです。
この時から、紙プロは高田マンセーの記事となってしまったし、吉田は「書評の星(だったかな?)」というコラムを書かなくなりました。
今でも吉田は紙プロに出ていますが、ほんと義理のお付き合いといった感じで、山口のことにも触れたがらなくなった様子が見えます。
それから、前田が坂田にカツを入れたシーンですが、以前は普通にいくつかのサイトで見ることができました。
ですが、そのシーンの映像の著作権をもつWOWOWが公開を止めるよう要請し、いまはお蔵入りとなってしまったはずです。
私もダウンロードして残してますが、公にはできないです。
さて、内容ですが、試合後にロッカールーム前の通路で数名の記者からインタビューを受けていた坂田のところに試合内容の不甲斐なさにご立腹の前田がやってきて、置いてあったイスでプロレスの場外乱闘のように坂田をバンバンぶっ叩き,最後に蹴りを入れて通路の奥に悪びれず悠然と消えていく前田の後姿・・・という映像です。
記者の脇からスっとあらわれて突然殴り始めるので、恐怖云々というよりも呆気に取られた雰囲気でした。
ただ、怪我をするような場所は外して殴ってはいたようですが。
坂田は、このあと大会が終わるまでの1時間以上、スクワットをさせられ続けました。
私の知りうる限りでは、そんな感じです。
※伝聞・推文で書かなければならないことをご理解ください。