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数学の勉強法
promeの回答
- prome
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私の見解では、数学は数学として勉強しても面白い部分はあります。 ただ多くの数学者の書く数学書が、単なる数式の羅列であったり、 難解な論理に終始しているものが多いので、 本質が見えなくなっていることが多いです。 数年前に証明された「フェルマの最終定理」に関する書物は、 専門知識がそれほどなくても読める本が結構ありました。 これらの本は純粋に数学として読めるし、また証明に至る経緯を ドラマとしても読めるのです。 (参考URLにあげた本など) http://202.250.123.44/buturi/book/fermat-2.html にもその本の説明があります。 さて、本ですがdarahさんがおっしゃるように、ブルーバックスの本は お薦めです。それほど数式は出てこないし、かといっていいかげんでは なく、本質的なところは押さえているので、おおよその概念はつかめると 思います。 ブルーバックスの本は学者が書いているものもありますが、 サイエンスライターと呼ばれる人が書いているのもあります。 私なりに面白いと思うのは、 集合論:無限にもいろんな種類がある(集合の濃度の勉強) 確率論:起こりうる事象でも確率=0になることがある(測度の勉強) 解析学:あまり思いつかないが、ルベーグ積分の考え方などはどう? そのほか、 トポロジー:一筆書き問題やクラインの壷などの変わった図形 整数論:フェルマの最終定理の証明に至るまでの経緯 微分幾何学(多様体論):相対性理論の数学的記述に使われた、 曲がった空間上の幾何学 現代数学は、専門書を紐解くと、非常に抽象的なので理解するのに大変ですが、 本質的な部分は高校数学なんかよりずっと面白いと思います。 私に言わせれば、高校までの数学は単なる式の変形の遊びか、 その延長に過ぎません。 因数分解などは数学ではありません。 多くの人は、数学の勉強を高校時代でストップしているわけですから、 数学の面白さを知ることなく、その面白くないものが数学なんだと 認識しています。 残念なことです。 その中にあって、jugさんは数学を学ぼうとしています。 すばらしいことですし、私はうれしいです。 がんばってくださいね!
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