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マンションの基礎杭の長さについて

足立区で新築マンションを検討しています。 検討中の物件(14F、66戸)で、基礎杭が54mと長すぎる気がします。足立区(北千住)の地盤のためこの長さは必要だとは思いますが、長さが気になります。 建物もRC造となっております。14Fなら鉄骨鉄筋と思いこちらも不安です。 杞憂だといいのですが、安心してもいいのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • takomari
  • ベストアンサー率36% (1618/4451)
回答No.1

足立区付近で14階建てだと、それくらいの基礎杭が必要になりますね。 かえって、短いと支持地盤に届かないことになり、不同沈下などを起こす原因にもなります。小さい建物だと短い杭で摩擦力で支える、ということもありますが、14階RC造ではかなり重量がありますから、しっかり支持杭で支えられていた方が安心です。 構造のことですが、以前に比べてRC造での高層建物が増えましたね。コンクリートも鉄筋も高強度なものが出てきているので、高い建物も出来るようになってきています。 SRC造は鉄骨が入っているのでRC造より丈夫、というイメージがありますが、SRCは施工管理がよりキチンとしていないと心配なところがあります。下手に作ったSRCよりはキチンと作ったRCの方が安全です。 もし、そのマンションの構造などに疑問があったら、営業の人に聞くより(聞いても悪いことは言うはずがないので)確認申請がどうなっているのか一度閲覧に行くといいと思いますよ。多分区役所の方で受けているはずですから、聞いてみてください。区役所には構造の専門もいますから、心配なところ(地盤との関係とか、躯体の構造とか)を相談することもできます。 確認申請がきちんと出ていて、その後中間検査、完了検査もちゃんと受けて合格していれば、まず問題ないと思います。

watedeoma
質問者

お礼

ありがとうございます。助かります。 区役所での閲覧、相談も考えてみます。 建築確認済証番号はありましたので、検査についても聞いてみます。

watedeoma
質問者

補足

takomari 様 わかりやすい解説ありがとうございました。 大変参考になります。 足立区の地盤では基礎杭の長さ(54m)は妥当のようですね。もう一点教えてください。 基礎杭が長いと、杭の部分に梁をいれるわけにはいかないことから、大地震の際の横揺れで基礎杭の損傷が心配されると本で読んだことがあります。実際のところどうでしょうか? 一般に杭の損傷の心配がない長さは、どれくらいと考えればよいのでしょうか?

その他の回答 (4)

  • slanderer
  • ベストアンサー率56% (13/23)
回答No.5

深い支持層まで杭を打っているということなので、鉛直方向力に対しては万全であるといえます。 しかし、地震など水平方向に力が加わる場合、54mの間に液状化を起こす地層などがあると、その部分で杭が破壊される可能性があります。 通常、液状化に対する安全性の検討は行なうものですが、一応、地盤の液状化に対して杭は安全に設計されているかどうかを確認しておいたほうがよろしいかと思います。

watedeoma
質問者

お礼

ありがとうございます。助かります。 液状化への安全設計は確認事項ですね。確認してみます。

  • takomari
  • ベストアンサー率36% (1618/4451)
回答No.4

#1です。 大地震の際に杭に損傷が出る、ということは実際ありました。 そのため、杭の設計の際に、地震力についての検討もしなければいけません。杭の長さや地盤の強弱で時新緑の影響度は変わってきます。 検討の結果、必要な量の鉄筋や鋼管を杭の中に入れることになります。そして、その杭から来る力を処理できるだけの基礎梁も必要になります。 これだけ大規模な建築物であれば、そのような検討をして設計されているはず(しなきゃダメ)です。 建物の構造について心配になるのは、きちんと法律や建築学会基準などに従って設計されているのか、ということです。小さければ安心、大きいと心配、ということはありません。結局は設計者や監理者、施工者がどの程度信頼できる相手なのかどうか、というところに尽きますね。 なので、今回の質問にも「大丈夫」とも「ダメ」ともいえない、というところが本音です。 「よい設計・監理・施工」をしているかどうかを知る方法の一つとして、お役所にしかるべき手続きをし、検査を受けているかどうかを調べることもあるかと思います。

watedeoma
質問者

お礼

ありがとうございました。 基礎杭にも梁が検討されていることがわかりました。 パンフレットでは読めない部分なので、助かります。 東京都のハザードマップなどでは、地震被害が大きくなる地域とされているので心配しておりました。

  • namnam6838
  • ベストアンサー率36% (681/1861)
回答No.3

杭を支持層まで打ち込むためそのぐらいの長さが必要になったということですよね。 計算で大丈夫なぐらいまでの長さになったわけで、大丈夫かというと大丈夫としか言えない気がします。 しかし私は不安になったので、杭が短い物件を探したところ、杭は必ず必要なものではなく、 地盤が良い物件では杭そのものがない(直接基礎)ということを知り、結局直接基礎の物件を購入しました。 支持層が浅く、杭がなくても支えられるのです。 SRCの15階建てとRCの10階建ての建物がありますが、両方とも杭はありません。 ところで、マンションの購入はある意味、自己満足もあると思います。 いろいろな条件を、割り切れるか、割り切れないか。 いくらデータが提示されても最終的にはそこにいきつく感じがします。 例えばよくあるのが送電線です。送電線のそばはよくないという説と関係ないという説です。 よくないのかどうかははっきりしませんが、良くないと思う人はなにが起こっても送電線のせいだと 考えたり、送電線の存在がストレスになったりするため、避けたほうがいい、ということです。 関係ないと考える方は問題なしです。 もし杭が54mであることを将来にわたって気になるようであれば、見送るという選択肢もあると思います。

watedeoma
質問者

お礼

ありがとうございます。参考になります。 「自己満足」の部分は今まさに、ウ~ンと悩んでいるところです。にわか勉強で本を読んで、本と現場の違いに戸惑っております。

noname#9496
noname#9496
回答No.2

建物の重量や地震時の耐震性能を確保するため、地盤がそれを支えてくれるかどうかです。 地盤が支えてくれるだけの強度があれば、杭は必要ありません。 しかし、柔らかい粘土やルーズは砂層などでは杭により建物の荷重を支持します。 次に杭で支持する方法は2つ。 杭周辺の摩擦力に期待する場合と、杭を深く打ち込んで強度が十分期待できる地盤まで入れる場合です。 この場合は後者で設計したのではと推測します。いずれにせよボーリングの結果と支持力計算書を見れば分かります。 また、RC造鉄骨造については最近中国の景気が非常によいため鉄筋・鉄骨の価格が急騰してることと入手が困難なため、工期が間に合わない可能性が出ています。 その中でも鉄筋は価格の急騰が割合少なく、入手もしやすいことから、今回のRC造で設計したのはそのことも原因のひとつかも。いずれにせよ、設計事務所が設計していることから設計の説明をよくお聞きくださればと思います。

watedeoma
質問者

お礼

ありがとうございます。参考になります。 中国景気が国内に微妙な影響を与えている可能性もあるのですね。

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