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合成吸着剤
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こんにちは。 私もセパビーズは知りませんが、アンバーライトは今使っています。 アンバーライトは総称で、アンバーライトの中にイオン交換樹脂(IR120B Naなど)と合成吸着剤(XAD)が含まれます。 イオン交換樹脂は、基材のポリマーに官能基を結合させて、その官能基とサンプルとの間でイオン交換反応を行って分離する物です。 一方で合成吸着剤は、複雑な網目構造を有したポリマーで、多孔質性です。 したがってイメージ的には吸着用の活性炭に近いと思います。 この孔の中に分離したい成分などが入り込んで吸着し目的物質と分離する、って物です。 吸着したものは、有機溶媒などを使って溶出できるそうです。 質問文の中のゲルろ過担体も同様に多孔質性のポリマーですが、これは吸着させるのではなく単に分子の大きさにより溶出速度に差をつけるためのものです。 吸着剤とゲルろ過担体の根本的な構造の差はいまいち良く分かりませんが、おそらく孔の大きさの違いや、基材表面の極性等が絡んでいるかと思います。
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- anisol
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セパビーズは知りませんが、アンバーライトってイオン交換樹脂じゃなかったですか?素人ですみません。
お礼
http://www.organo.co.jp/anba2/anba/gousei.htm こちらでのみつけたのですが、アンバーライトXADというのがありまして、 「イオン交換樹脂に類似した白色の不透明球状粒子です。イオン交換樹脂とは異なり官能基をもたないので化学的に極めて安定しており、アルコールやアセトンなどの有機溶剤をしようすることができる」 とされてましたので、気になっています。 メーカーに聞くのが早いのはもっともなんですけども。
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