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木炭は「匂い分子が付着した粒子」を吸着するのか
よく木炭が匂い成分を吸着して悪臭を除去するなどといいます。 この場合の「匂い成分」をネット検索すると、「匂いの原因物質で分子だ」とされています。 https://pub.nikkan.co.jp/uploads/book/pdf_file5b16189d35796.pdf しかし「分子」それ自体は単独では空気中に浮遊しないと思いますので、結局は「空気中に浮遊する粒子に付着した匂い分子(匂いの原因となる分子)」というように理解してよいでしょうか? つまり、木炭が匂いを消すのは、正確には「匂い分子が付着した粒子」を吸着するからだという理解で正しいですか?
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>>「匂いの原因物質で分子だ」 このあたりの理解が誤っています。下記のテキストによると「匂い物質は,分子量約300以下の低分子有機化合物」と説明されています。要は凄く小さく、凄く軽い小さな粒です。 この粒が空中を飛んできて我々の鼻の中にある受容体に辿り着くと、我々はそれを匂いとして感知します。なぜそんなサイズかと言えば、「分子量が300以上になると重すぎて空気中を飛んでこない」との事。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/118/8/118_1072/_pdf/-char/ja 木炭の臭気成分除去についてはいくつか研究されていて、作用としては物理的な吸着と化学反応によるもの、とのこと。どうも多数の微小孔があいた多孔質(要は固いスポンジ)である事と、炭素という反応しやすい物質という事が消臭効果を生んでいるようです。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/ceispapers/ceis26/0/ceis26_207/_pdf https://www.rinya.maff.go.jp/j/tokuyou/mokutan/seisitu.html
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- fujiyama32
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>「分子」それ自体は単独では空気中に浮遊しないと思いますので 空気中の酸素は「O2]で分子です。 また、二酸化炭素も「CO2」も分子です。 呼吸をしますと、これらが肺で取り込まれたり、吐き出されています。
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ありがとうございました。
- -ruin-
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まず分子も粒子ですので質問者さんの指す粒子がどういったものかが問題になってくるかと思います。 何かチリやホコリのようなものを想定されているのでああれば必ずしもそうではないかと思います。
お礼
「分子も粒子です」 知りませんでした。 ありがとうございました。
お礼
詳細なご回答ありがとうございました。