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外国人の日本での病院治療(ガン)について
外国人で現在外国に住んでいる友人がいます。友人は日本人と結婚し、日本(福岡)に住む予定です。 今、病気治療(肺ガン)で入退院を繰り返しています。 日本に来た場合、国民健康保険に加入し治療を受ける予定ですが、外国人でガンなどの難しい病気では病院側に診察、入院を拒否されることがあると聞きました。そういうことは実際にあるのでしょうか?どのような方法で治療が受けられるか教えてください。できるだけ医療費の負担は抑えたいです。
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外国人であることは医師法で言う診療を拒否する正当な事由に当たらないと思います。実際、自分なら(肺がんは専門外ですが)拒否したことはありません。支払いに多少支障があるとしても事務や福祉担当、ケースワーカーと協力して解決を模索します。国民健康保険に入っているのなら全く支障ないことになると思います。 私と考えの違う施設もあるかもしれませんが、近くの病院に数箇所電話で相談すればいけるところは必ずあるでしょう。
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外国人かどうかは問題となりません。 問題は「国民健康保険に加入できるのかどうか」です。 国民健康保険に加入できていれば、通常の医療が受けられます。 外国人で医療が拒否されるのは無保険の場合です。日本に観光ビザなどで正当に入国していても、旅先で病気や怪我になった場合の障害保健に加入していない外国人が時々にいます。また加入している保険が「怪しい」ものもあります。 障害保健に加入していても一時的に自費で払う必要があるのですが、その能力が全くなかったり支払いのための身元引受人がいたなかったりするのです。 外国人(ほとんどは東南アジアあるいは中東アジア人ですが)、軽い怪我や病気の治療だけ受けて支払わずに連絡がとれなくなった、という事例は日常茶飯事です。しかたがないので病院が費用をカブリます。 そのようですので、旅行中の障害保険では、癌や慢性病、長期に入院が必要な場合はまず治療が拒否されます。実際には、旅行中に「胃癌があるから入院させてくれ」と言っても100%「すぐに帰国して治しなさい」と断られます。 癌や慢性疾患の場合は緊急性がないわけですから、医師が旅行中に入院させることはまずありません。そうこうしているうちに観光ビザの3ヶ月に期限は過ぎてしまい、帰国か不法滞在かになるわけです。不法滞在となれば公に医療機関の受診はできません。 問題は、怪我をしてしまったり急性に悪化した場合です。一刻を争う場合には人道的見地からとりあえず入院しますが、保険の具合で支払いができなくなる場合はあります。その場合、寄付などを関係者が募るのです(これは日本人が外国に旅行した場合も同じです)。治療も必要最低限、とりあえず帰国できる状態まで、ということになりあます。そのような場合は非常に稀です。 ▲ですから、ご質問の問題はその外国人の方が「国民健康保険をもらえるかどうか」の1点にかかっています。 ▲また、どこの国の人かわかりませんが、外国のように「○○の治療をしてくれ」と選択できるものではない場合があります。日本では健康保険が認める範囲での治療です。米国などでは、保険会社が支払いを認めるか、自分で費用を支払えば、どんな実験的治療や介護でも受けられます。自国と同じ治療を国民健康保険で受けられるかどうかの保証はありません。
お礼
友人の結婚相手は健康保険に加入しています。まだ組合の方に確認はしていないようですが、外国人の場合は扶養家族として認められないこともあると聞き、国民健康保険に単独で加入することになるだろうと思っているようです。治療に関しては「保険で受けられる範囲内」でということは理解しています。
お礼
回答ありがとうございます。医師法というのがあるのですね、日本人と同じように受診できることがわかり安心しました。