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短期で達成可能で効果的な大学改革とは何でしょうか。今後の大学界の動向など、個人的見解も大歓迎です。ご協力をお願いします。

大学競争時代が活発化するにつれて改革の必要性と圧力は高まっているように感じます。 そこで、国立大学が法人化された現段階において、地方国立大学が達成可能な改革を具体的に挙げてください。 また、大学界が今後どのように推移していくか、などの個人的見解もお聞きしたいです。 教授の定義、大学生の定義、賃金体制、講義の課金方法、事務の最適なアウトソーシングによるコストカット、社会人受け入れにおけるネット受付システムの構築、講義をデータ共有する際の著作権問題、企業連携、地域連携、大学間連携、などの数字的な(現状データ、海外事例などの)話題は特に拝聴したいです。 上記に挙げた以外での有益な話題も大歓迎です。視野を広げたいので是非ご協力をお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • jazz04
  • ベストアンサー率34% (43/123)
回答No.1

要はお金の問題だと思います。潤沢に資金を用意できるところが実績をあげていけるんじゃないでしょうか。 国立大学だけではなく様々な外郭団体の独立化の流れは、基本的に「もう国はお金を出せないので他にパトロンを見つけてくれ」と言うものです。 国がお金を出せないなら「民」からどれだけ調達できるかと言うポイントがこれから国立大学に求められていくんでしょう。 一部の一期校は信用やステイタスを武器にする事でしょう。地方国立大学の場合に有用なのは「情報公開」に尽きると思います。 民間が大学へなんらかの連携・投資をしようとすると当然対象として大学は調査の対象とされます。 しかしながら、国立大学は特殊な会計基準で運営されています。この会計基準はかなり特殊で普通の公認会計士は全く知らない世界なのです。もちろん、それを専門に勉強すれば理解できる範囲ではあってもです。 大抵の企業では、連携や様々な産学協同を企画する上で検討をする時に今後は大学へも「企業情報」に準じた調査をしていくと思います。 その時に、企業が助言を求める会計士等が知らない会計基準で運営される大学法人を敬遠する事は生じる事でしょう。 なので、思うに、強力なブランドと信用が一般的ではない地方国立大学法人はある意味で民間企業並みの情報公開と可能なら会計基準導入を検討するのもどうなんでしょうか。資金を提供する側にとって分かりやすいフォームを法人として築く事は、大学当局者はあまり関心ないようですが、私は提案したいと思います。

aster3007
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 まったくその通りだと思います。資金面の問題は火急に解決する必要性があり、そのためには社会に対して有益であり、透明な組織になる必要があると考えています。組織モデル的には『有限責任事業組合』が市場主義に慣れていない大学にとっては最適かと思っています。 たしかに、一期校はそれまで培ってきたブランドがあり、信頼性があります。それが虚実入り混じるものであったとしても、魅力の少ない地方国立より圧倒的に強い存在です。 しかし、学力主義のブランドで勝負することなく、新しい時代を提唱し実行するブランドを主張し、構築し、小規模組織の集合体といった組織を編成し、ゲリラ的な運動戦を繰り広げれば勝機はあるのではないかと思っています。 情報公開の重要性は理解していたつもりでしたが、会計基準が特殊であるという話は初耳でした。法人になった今もそうなのでしょうか。すぐに変革するとは思えませんので、そうなのでしょうね。勉強不足で申し訳ありません。ありがとうございます。特殊な会計基準を知り抜いている人間と、企業の公認会計士の連携が必要ですね。また、キャピタルのような個人、組織にとって利用しやすい組織にすることも必要だと感じました。 やはり、大学は新しい知識と人材を提供する場であって企業ではなくとも、市場で鍛え抜かれ生き残ってきたシステムが採用するIRなどを実行するのは必要不可欠であると感じました。ありがとうございます。またお時間がありましたら、お話をお聞かせ願えれば幸いです。

その他の回答 (1)

  • Chuck_GOO
  • ベストアンサー率64% (1018/1586)
回答No.2

どういったお立場、もしくはどういった用途でお聞きになっているかによって、お答えは変ってくるかとは思いますが・・・。 (1)国内での研究機関 ご存知かもしれませんが、筑波大学(東京大塚キャンパス)に「大学研究センター」があります。(下記URLご参照) こちらで国内外の大学改革動向が幅広く研究されています。(またこちらから、人脈的なアプローチも可能かと思います) 資料室もあるようです。(但し、そう大規模ではないと思われます) (2)個人的な意見 大学を「大学界」に属する、と考えると、幅広なアイディアは出にくいかと思います。もう少し違う切り口で見る必要があるのではないでしょうか? 例えば、「知識・人材を提供する場」として捉えると、無限の可能性が広がると思います。 ただここで、改革の実行にあたって留意しなければならないのは、大学を取り巻く社会環境をどう認識して+踏まえて、改革をインプリメンテーションさせていくか、ということかと思います。 挙げられた各論点は、既に国内外の高等教育機関で様々な形で試行されていることですが、いずれのケースでもそれを満たす周囲の環境的条件/内部のリソース+ガバナンス があってのことと思われます。(jazz04さんが示されている資金面(含めた財務制度・状況面)は、リソースのなかでも重要な一面であります) aster3007さんが関心をもたれている当該大学を取り巻く状況は如何でしょうか? また、内部のリソース+ガバナンスは如何でしょうか? これを整理するだけでも、実効的な改革に相当近づくのではないか、と思われます。 大学の改革にあたっての問題の1つには、大学それ自体が「象牙の塔」となっていて、自身の的確な状況認識が出来ていないことにあります。まずはこれを地道かつ確実に、そして認識を関係者で共有していくことが第一歩かと考える次第です。

参考URL:
http://130.158.176.12/
aster3007
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 私は、大学経営においての原理原則を策定することに強い関心を抱き、調査を始めたばかりのただの学生です。このインターネット上の情報共有システムを使わせていただき、識者の方々に助言を希いたいと思い、質問させていただきました。そのため非常に無知な点が多く、不快にさせてしまうことがあるかもしれません。申し訳ありませんが、お付き合いいただければと存じます。 東大において学長養成コースが開設されることは聞きましたが、筑波や他大学でも行われているとは知りませんでした。ありがとうございます。教授の著書、他大学の試みを早速調べたいと思います。 知識、人材を提供する場、実に仰るとおりです。 私は、大学とは学生と教授の手段であり、その2つを解放するものであり、社会にとって変化を告げる存在であること、同時に社会にとって有益であること、という前提をもとに思考を展開しています。 周囲の環境的条件/内部のリソース+ガバナンスに関しては、地方国立とあって皆無に近い状態です。しかしそれはまた好機であるかもしれないとも思います。抵抗勢力が少ないですし、変化への対応がスムーズです。いずれにせよ、明確に整理して把握・認識すれば短期的かつ局地的かつ効果的な改革が行えそうです。 認識の共有は、昔から世界中で言われているのに解決が見えない問題なのですね。 しかし、現実に対して有効な現状認識はなくとも、問題意識の共有はされているはずですから、そこを突破口に出来る計画を作りたいと思います。 非常に参考になりました。ぜひまたお話をお聞かせください。今はレポートとテストがあるため関心分野を勉強できませんが、春休みにかたっぱしから書籍を読み漁りたいと思います。

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