• ベストアンサー

お茶の中に含まれる、タンニンの量は計測できますか?

anisolの回答

  • ベストアンサー
  • anisol
  • ベストアンサー率48% (146/301)
回答No.4

こちらで簡単な予備実験を行ってみました。 > エッチング液を薄めるのは、蒸留水でないと駄目でしょうか? 水道水でまったく問題ありません。塩化第二鉄は鉄くずと塩素を反応させて作られているので、エッチング液自体、不純物として塩素が含まれている可能性があるぐらいなので。 > 黄色いエッチング液を350mlのボトルにどの程度入れると良いのでしょうか? 塩化第二鉄試液は直接PETボトルに入れるのではなくて、お茶試料の一部を無色透明な別の容器に移し替えて反応させてください。お茶試料の量は容器の大きさで変わりますが、350mLも必要ありません。沈殿の色はほとんど黒に近いぐらいの青黒色なので、お茶の多少の着色は問題ありません。もしお茶の色や濁りが問題になったり、沈殿の色が濃すぎたらお茶を適宜水で薄めるとよいです。鉄試液を入れる量はエッチング液の薄め具合によって変わるので、やってみて最適な量を見つけるしかありません。沈殿がこれ以上できないという量まで入れます。なお、先の回答でエッチング液は薄い黄色になるまで薄めると書きましたが、黄色または黄橙色と訂正します(別に厳密でなくてかまいません)。 > この沈殿にビタミンを加えると消失してしまうのでしょうか? ビタミンCを加えると消失しました。と、いうことはお茶のビタミンCの量が実験結果に影響する可能性もありますね。ビタミンCの量も測るといいかも知れません。 なお、お茶の種類を変えた比較実験をする場合は、同じ種類の容器に、同じ割合で薄めた、同じ量で同じ温度のお茶試料に、同じ量の鉄試液を入れて同じ時間で比較してくださいね。実験の基本ですので念のため。 小学生には、なかなか高度な実験だと思います。実験はなかなか思い通りにいかないことが多いかもしれませんが、化学実験ではそれが普通です。娘さんが科学嫌いにならないようフォローしてあげてくださいね。 また何かありましたら補足や質問をしてください。

aki6511
質問者

お礼

ありがとうございました。お礼が遅れ申し訳ありません。 予備実験までしていただいて、本当に助かります。これから休みに入りますから、試薬を買っていろいろな銘柄のお茶で試してみようと思います。 小学生の実験なので、期待通りになるか、それをどうやってまとめるのか、こちらでは予想もつきませんが、ささいな疑問を自らの手で解き明かせていく手伝いができればと考えています。予備知識が足りなかったのに、教えていただきましてありがとうございました

関連するQ&A

  • ペットボトルのお茶になぜ茶渋が付かないの?

    店頭によくあるウーロン茶や麦茶のお茶系のペットボトル。自宅の冷蔵庫に長期保管しておいても茶渋が付かないのです。自宅でいれる急須や湯呑は、油断しているうちに色がついてしまうのに...容器のせいかと思って、ペットボトルに自家のお茶を入れてみたら見事に茶渋が付着しました。となれば、お茶の成分に秘密があるのでしょうか?

  • タンニンの抽出方法でわからない事が・・・・・

    (卒業研究で)グァバ茶よりタンニンを抽出する方法で熱水抽出などで実験を行ったところ、“熱”によってポリフェノールが酸化が促進し【焦げ茶色】になる事がある大学の先生のメールにより判明するとともに(その先生から)『低温抽出が望ましい。』と書いてありました。 そこで、質問なのですが 1)『~“熱”によってポリフェノールが酸化が促進し~』とあるので  すが、これはどういうメカニズムでこのような反応が起こるのでし  ょうか? 2)《低温抽出》とは何℃~何℃の間で行うのでしょうか?    また、(それは)どのような方法で、(また、)メカニズムはどうなっ  ているのでしょうか? 誰か、詳しい人の意見を求めます。どうかよろしくお願いします。

  • リトマス紙について質問です!

    いま夏休みの自由研究でリトマス試験紙を作ろうと思っているんですが 紫キャベツ以外に何か実験できるものがあれば 教えていただきたいです!

  • 血糖値の簡易測定機器について

    血糖値の簡易測定機器について 血糖値が高く(170)HaA1cも異常値(8.7)の結果が出ています。生活上の改善手段として断酒しています。リトマス試験紙の朝の尿検査では糖反応が出なくなりました。血糖値の変化推移を医療機関での検査依頼しなくて自己管理のために血糖値の検査を自分で検査する機器は市販でありまか。

  • お茶のタンニンについて

    お茶を子供に飲ませていますが、お茶の中に入っているタンニンが体に悪いと聞きました。このまま子供に飲ませても大丈夫でしょうか。

  • タンニンの入っていないお茶

    お茶が大好きで、食事中には日本茶、食後や休憩時には紅茶を飲んでいましたが、貧血の治療のため、控えなくてはならなくなりました。 タンニンの入っていないお茶を探しています。 何かご存知の方、ぜひ教えてください! ちなみに、特にカモミールティーと麦茶にタンニンが入っているかどうか知りたいです。 よろしくお願いいたします。

  • タンニンを含まないお茶は?

    鉄分剤を飲むことになりましたがタンニンを含むお茶は吸収を阻害するので一緒に飲んではいけないとのことでした。 麦茶以外にタンニンを含まないお茶はあるのでしょうか? お茶好きなので困ってます。

  • 溶液中のアンモニアの定量法

    現在、酵素の活性測定にアンモニアの定量を用いること検討しています。 色々調べてみた結果、インドフェノール法がもっとも適しているのではないかと思い、予備実験を行いました。 しかしながら、反応をJISに従って反応を行っても、上手く呈色してくれません。(緑色になってしまいます…。) 色々調べたところ、主生成物のアミノ酸が呈食を阻害しているのではないかと言う結論になりました。 反応はロイシンアミドを加水分解し、ロイシンとアンモニアを生成するものです。所属している研究室にLCやGCはありません。 他の方法で、酵素反応生成物中のアンモニアを定量する方法はありますか? よろしくお願いしますm(__)m

  • 糖鎖に対する抗体

    これまでタンパクを扱うことが多かったのですが、最近、研究のテーマが糖鎖にかかわってくる機会が増えてきました。 仕事をしながら素朴な疑問を感じたのですが、糖研究の分野では糖鎖(多糖類)に対して抗体を作り、それを用いて様々な試験を組むというのは一般的な手法ではないのでしょうか。 論文で見かけはしますので「使わない」というわけではないのでしょうが、タンパクの試験に比べると常套手段までにはなっていないような印象をもちました。 認識(分布同定)、精製、定量、機能ブロック等々の試験を抗体を手に入れては組んでおりましたので特にそのように感じるのかもしれませんが、どうも抗体を道具に使った仕事は少ないように思えます。 たとえば多糖では抗体を作るのが非常に困難であるとか、何らかの背景があるのでしょうか?

  • 基盤に付着した酸化シリコンの定量化

    はじめまして,皆様方の経験・知恵をお借りしたく,投稿させて頂きました。 接触式センサーにおいて,シロキサンガス接点障害に関するタフネス試験を行っております。酸化シリコン(sio2)が付着した際,接点障害になるメカニズムは勉強し理解できたのですが,その次のステップとして,接点障害になる際の酸化シリコン付着量を定量化したいです。 ?基盤に付いた酸化シリコンを定量化する最適な方法をどなたか教えていただけますでしょうか。 ?定量化できるなら,使用する単位は何が適しておりますでしょうか? (個人での調査結果) ?素人ながら,いろいろ解析方法を調査したところ, EPMA解析を使えば付着量濃度がわかるそうですが,SiとO2で分離して濃度測定結果が出る可能性があります。その場合,酸化シリコン(sio2)として正確な値とはならないと思うので,その辺の解釈に関してご存知の方はご教授願います。 ?gなら理解しやすいのですが,ppmなら取り扱いかた(考え方)で注意が必要かもしれません。事前に調査しておくべき事があれば,ご指摘いただけますでしょうか。 以上,大変不躾ですが,皆様方のご教授をお待ちしております。宜しくお願いします。