創価学会の目的は？

質問

最近また迷惑な勧誘に合いました。
創価学会の目的はなんでしょうか？
信者からの資金集めと公明党が政権を取ることが目的ですか？
新しい信者を獲得する金でももらえるのですか？

勧誘してくる信者の話を聞いていると洗脳されているというか、
突然やってきたり、ちょっとおかしいんじゃないか？と思いました。
「幸せになってほしい」とか変なことをいってきます。

非常に悪質でしつこいので警察に相談しましたが取り合ってもらえませんでした。

ほかの信者はしりませんが、私を勧誘した信者は大昔の知り合いですが
今は経済力もなく、仕事もしていません、学歴も偏差値の低い高校退学です。
社会的弱者が信者になるのでしょうか？
政界やマスコミなどにも強い影響があるようですが。

また選挙になると信者が異常なほどがんばります。
なぜニュースなどで
「創価学会信者らxx名を公明党への選挙法違反により逮捕しました」
とかいうニュースにはならないのですか？
逆に誰に投票しましたか？というインテビューでは
「公明党」が多く放送されます。

ネットで調べるといろいろ犯罪も行っているようですが、
なぜオウムニュースと同じように報道しないのですか？
それほど強力な権力を持っているのでしょうか？

世界ではカルト集団として扱われているようですが。

回答No.13

cororo

こんにちは。
創価学会の目的は「この世から悲惨をなくす」ことです。世界平和が目的です。
創価学会の第二代会長の戸田先生が言っています。

それから、学会が国立戒壇を目的にしていたという話は聞いたことがありません。

おそらく、顕正会という日蓮仏法ではあるけれども、違う教団と勘違いされたのだと思います。
(顕正会は国立戒壇を建立することが目的です)

日蓮仏法を簡潔にいうとどんな悩みにも負けず、生きていること自体が楽しいという境涯をどんな人でも築いていける。一人として最高の人生を歩めない人はいない、ということではないでしょうか。

その根拠となる具体的な教義には、十界論というのがあります。
人間の生命には大まかにいって十種類の生命があるというものです。
地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、人界、天界、声聞界、縁覚界、菩薩界、仏界というものです。

例えば、仕事中にお腹がすいてきたとします。ちょうど給料日の後なので、今日はマクドのハンバーガーじゃなくててんぷら定食でも食べにいこうかなと思ったりします。こういう、何かを欲する生命を餓鬼界といいます。
けれども、上司から仕事を頼まれてしまいます。急な仕事です。とてもご飯を食べに行く時間はありません。腹も減ったしどん底です。こういうにっちもさっちもいかない紋々とした境涯が地獄界です。
そのうちにむくむく腹が立ってきます。「なんでよ、畜生---!」。これが畜生界。
けれども、同僚が気を利かせて、弁当を買ってきてくれました。てんぷらは食べられなかったけど、空腹には勝てません。同僚の親切心もうれしかったし、ご飯を食べたら満足しました。こういうなにか目標なり目的なりが満たされてうれしい境涯を天界といいます。
そして、仕事に精がではじめました。これが人界。平静な境涯です。ところでこの人には仕事上のライバルがいます。さきほど外回りからかえってきました。その人は女性社員にも人気があるし、仕事もできるし、けれども、あいつにだけは負けたくありません。むしゃくしゃしてきます。こういう他人に負けたくないという境涯を修羅界といいます。

ところで仕事が終わって、帰宅の徒につきました。夕日が今日はとてもきれいです。心が洗われるようです。これが縁覚界。家に帰ると、子供が熱を出してうなってました。妻はおろおろするばかりです。彼は急いで病院に子供を連れて行きます。とにかく早く楽にしてあげたい。こう思います。このように苦しんでいる人を援けようとするのが菩薩界です。
子供も落ち着くとほっとしました。これは天界。子供を家に連れてかえりました。帰宅すると彼は勉強を始めました。近々彼はとある資格を取ろうと思っているからです。こういう、何かを学ぼうとする境涯を声聞界といいます。

仏界は、どんな悩みでも打ち破ることのできる境涯です。生きていること自体が楽しくて楽しくて仕方ないという境涯です。

大雑把に書いたけれども、本当は各界の一つ一つにそれぞれ先ほど書いた十界があります。また、その十界のうちには十如是というものがあり、また、その十如是は三世間というものに分かれます。

細かいことは省くけれども、人間の生命は三千種類あるというものです。
余談ですが、それが一日のうちに48億回変わるとする経典もあります。

結局、誰もが、最高の人生を歩んでいける生命を持っているということなのです。

ほかの宗教などでは、絶対的な力は外にあると説きます。神様が幸せにしてくれる。阿弥陀仏が救ってくれる。など。
あるいは、規律をもって、外から人間を規制するものもあります。
日蓮仏法では、悩みを解決できるものは自分の中にあると説きます。

また、依正不二というものがあります。
これは、環境と自分とは別々のようであって実は密接に関わりあっているというものです。
環境にはもちろん他者も含まれます。
だから、例えば、多くの場合が声聞界の人といつも一緒にいると次第に自分も声聞界になってきます。
朱に染まれば赤くなるということってありますよね。
逆に畜生界の周りには、やっぱり畜生界の人が多くなります。
類は友を呼ぶなんて言葉もありますし。

だから、一人の人が、例えば畜生界から、人界へ、また、菩薩界へと変わっていくと、周りの人も次第に菩薩界へと変遷していくことになるのです。

これが、小説、人間革命の冒頭に出てくる「一人の人の偉大な人間革命はやがては一国の宿命をもてんかんしていく」(多少文章は違います。)
ということの根拠になるのです。逆に言うと世界平和を成し遂げるためには、一人でも多くの人が成長していくことが不可欠だということです。

お礼

なるほど、宗教的な考えですね。
確かに世界平和は望むべき事です。
でも最近の日本は犯罪発生率が高くなっており、検挙率も２割まで
減少していますね。困ったものです。

この考えを悪く言うつもりはありません。

ただ私の元にきた信者は勧誘が非常に迷惑でした。
突然訪問したり、断ってもしつこくきたり、ワン切りしたり
選挙前では現金こそもらいませんでしたが飯をおごるからとか
聖教新聞を一人で２部とってほしいとか。
そういった強引な活動をするのも方針なのですか？