いつになったら許してくれるのでしょう？

質問

こんにちは！
小泉首相の靖国神社参拝問題や、歴史教科書問題、そしてそれに対抗すべく民間交流の相次ぐ中止など、今、韓国及び中国と日本の関係が悪化しつつあります。
個人的には、第2時大戦は、悪意ある軍部が善良な日本国民を動かして行なった侵略だったと思っています。そう一言で片付けてしまうのは安直かもしれませんし、また、勉強不足だとも思っていますが、それにしても、第2次大戦で日本が行なった行為を、韓国や中国の方々は、いつになったら許して下さるのでしょうか？
ご家族を日本軍に殺された方々のお気持ちを考えると、愚問かとも思えますが、例えば日本の首相が靖国神社を参拝するか否かは、毎年、この時期になると大きな話題になります。こういう「こだわり」がいつになったらなくなるのかという質問でもあります。
戦争問題に関しては、知らない事もたくさんあり、ご教示という意味も含めてのご回答及びアドバイスをお願い致します。

回答No.38

9033

＞石原都知事までもが、小泉首相の参拝を「姑息」だという言葉を使って非難しています

日本の主権を主張するでもしないでもなく、中国・韓国の批判に屈して、曖昧に日にちをずらす、などという手段を「姑息」と言ったのです。
大変に残念な事ですが、小泉首相の靖国参拝は戦没者の霊を弔う為のものではない、と私は思っています。早くからの参拝公約も意図のあるものだと思っていました。
その不純さは許せませんが、なにより参拝公約したからには、日本の主権を内外に示す為にもなにがなんでも１５日に参拝して欲しい、と思っていました。

中国の中国人民銀行や郵便貯金の決済・管理のコンピュータシステムは日本からの導入ですが、中国は「システムが思ったとおりに動かない」として支払いを拒んでいます。日本の民間企業も総計２０兆円の投資・融資を中国にしていますが、ほぼ全額が未払いであり、日本の企業の不良債権化しています。日本の金融機関が中国の政府系ノンバンク「国際投資公司」への融資を求められ、日本の金融機関は軒並み融資をしましたが、国際投資公司は各地で相次いで倒産しました。日本大使館は中国側に、友好にひびの入らぬよう善処を求めましたが「地方レベルの債務不履行には責任を持たない」と無視しました。まだ残っている各地の国際投資公司では「日本には返済しなくていい」という前例になっています。中国へ進出した企業は現地で工場を建て生産を開始すると突如として税制・法制が変わり泣く泣く撤退というケースがいくつかあります。中国の言い分は「日本は世界のどの国よりも中国に対する借りが多い。日本には中国の発展を助ける義務があるのだ」というものです。総額６兆円のＯＤＡや援助を別にした話です。日本の排他的経済水域を中国の海洋調査船が平気で出入りしていますが、日本からの抗議に対して「過去何度も行なっているのに何故今回文句を言うのか。隠された意図があるとしか思えない」と言います。隠された意図とは「日本の軍国主義化」です。
同様な経済の例は北朝鮮との間にもありますのでぜひ調べてみてください。

「これら（中国政府の苛烈な日本、日本政府の断罪）の強硬発言の裏には、日本の対中認識がこのところ厳しくなってきており、ODA削減や対中民間投資比の削減など、中国にとって好ましくない現象を何とかくい止めようとする意図があることは間違いなさそうである。とはいえ、そのような厳しい見方が生まれた背景は何処に原因があるのか。 筆者の滞在中にも、中国のメディアは従来20万人と言われていた従軍慰安婦の数を40万人と突然修正する当局の発表を大きく報じた。その上で、日本軍の犠牲になった中国人は3000万人に達するという。そして結論として、日本のこれまでの経済・技術援助でこれらの被害が償われることはないと断定するのであった」
国際政治学者　浜田和幸氏　中国社会科学院日本研究所主催の討論会「当代の日本の社会思潮」出席後の見解
(従来中国の近代史研究所は日中戦争の中国側の死者は2000万人以上と発表していました)

今、中国は西部大開発を計画しその為の資金・技術を日本から毟ろうとしています。中国によれば開発にかかる資金の半分、５０兆円を日本に期待する、だそうです。

日本は中国のキャッシュディスペンサーと化しております。
中国から日本への批判が、過去の自分達への被害の訴えだと本当に思いますか？
上記の中国の言動が、日本が反省をしないせいだと本当に思いますか？
反省・謝罪をしようという日本人の気持ちが利用されている、と本当に思いませんか？
日本からの中国へのＯＤＡや援助は中国国民には知らせれていません。
中国からの日本への批判は、中国共産党からのものであり、中国国民が真実を知った上での中国国民の声ではありません。

何故日本は自国の主権を堂々と主張しないのでしょう？
日本が、過去の清算はもう済んだ、と堂々と主張したら、上記の中国の言動は更に激しさを増すと思いますか？

この場の主旨と反しますので詳しくは書きませんが、今世界の日本買いが進んでいます。
日本はいいように料理されています。日本人が自国を責め自分達に自信を持たず、日本の主権を主張しないからです。

adelaideさんのご意見には、他国と仲良く理解しあおう、というニュアンスがありますが
日本と仲良く理解しあおうと考える国は世界の何処を探してもない、と私は思います。
他国が考えるのは、日本との付き合いを少しでも自分達の国の有利になるようにしよう、
です。

前向きに考えるadelaideさんと違って、後ろ向きに過去ばかり問題にして今と将来を考えない日本人がいますが、６０年も前の日本を今の日本人が反省し謝る事は、自己の満足にはなるでしょうし、外国の利益にもなるでしょうが、６０年後の日本の、日本人のためには決してならないでしょう。
自国の国益を考える事や愛国心をナショナリズムと批判する人達がいますが、６０年後の日本人から今の私達が「こいつらが日本をダメにした」と責められないか心配です。

なお「Ａ級戦犯」という事をよく考えてください。何故この人達に戦犯と呼ばれる罪がある、とadelaideさんはお考えになりますか？

お礼

9033さん、アドバイスをどうもありがとうございました。
また、お礼が遅くなり、申し訳ありません。

自分で質問をさせて頂きながら、こういう感想もなんですが、この問題は、非常に精神力と体力がいる問題ですね。心身ともにタフでなければ、この戦争問題とは正面からは向き合えませんね。あ、決して、弱音を吐いている訳ではなく、単なる実感です！
・・・話が逸れました。

＞日本の主権を主張するでもしないでもなく、中国・韓国の批判に屈して、曖昧に日にちをずらす、などという手段を「姑息」と言ったのです。
大変に残念な事ですが、小泉首相の靖国参拝は戦没者の霊を弔う為のものではない、と私は思っています。早くからの参拝公約も意図のあるものだと思っていました。その不純さは許せませんが、なにより参拝公約したからには、日本の主権を内外に示す為にもなにがなんでも１５日に参拝して欲しい、と思っていました。

わたしは、少し小泉首相に甘いのかもしれませんが、今年の8月15日は小泉総理大臣が誕生してから、まだ4ヶ月弱でした。そして8月15日というは来年以降もあります。わたしが一番危惧していた事は、サッカーのワールドカップの共同開催の中止です。まあ、もっと他にも問題は数々ありますが、ワールドカップ開催の中止は、国際的な問題に発展します。もし、そうなったら、どうなるとお思いになりますか？「姑息」という、武士道に生きる人間でしたら命をもかけるのではないかと思えるような言葉で小泉首相を責任のない立場で非難し、もしワールドカップが開催されなかったら、「姑息」と表現した人々は、どう責任を取るのでしょう？責任がないのだから、取りようがありませんよね。8月13日という日は、お盆の迎い火の日でもありましたから、戦争でなくなった方々の霊を弔うのにも良い選択だったのではないかと思えます。以上がわたしの考えです。

アドバイスを拝見していて、中国政府の姿勢には、驚くべきものがありますね。わたしも力を入れて調べてみたいと思います。
しかし、今「太平洋戦争の歴史」という本を読んでいますが、何だか「世界の警察・アメリカ」も、日本をいいように利用しているのではないかなぁ・・・という気がして来ました。そもそも、何故、第三者の立場でありながら、フランスやオランダの植民地を守ろうとしたのか？などなど、更に疑問が膨らんで来ました。

＞何故日本は自国の主権を堂々と主張しないのでしょう？
日本が、過去の清算はもう済んだ、と堂々と主張したら、上記の中国の言動は更に激しさを増すと思いますか？

中国のみならず、日本が出兵した他の国々も同調するような気がします。

＞なお「Ａ級戦犯」という事をよく考えてください。何故この人達に戦犯と呼ばれる罪がある、とadelaideさんはお考えになりますか？

日本が戦争を行なう事を決定し、その戦争で指揮をとり、多くの人々の命を失わせ、また各国の国土に甚大な被害をもたらしたからです。
・・・現在のわたしの知識の中でお答えできるのはこのような理由です。

しかし、そういう観点では、戦犯は世界中に存在しますね。
アメリカは広島・長崎に原爆を投下しておきながら、湾岸戦争でも正体不明の、人体に危険な兵器を使用し、人的被害が出始め、現在問題化しつつありますよね？
なぜ彼らは裁かれないのでしょうか？