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有機合成で沸点還流する理由

chemwalkmanの回答

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回答No.2

攪拌が十分であれば、トルエンでの110℃とキシレンの110℃の温度効果は変わりません。 (溶媒の極性の影響が同じであれば、同じ結果を与えます)。 沸点での反応は、バス温が若干変動しても、反応系は概ね沸点を維持します。 キシレンではバス温の変化が直接、反応系に影響します。 温度の効果が高い反応系では、影響が出ると考えられます。

furikake55
質問者

お礼

なるほど。沸点が維持されるから反応の再現性が良くなるというわけですね。勉強になりました。ありがとうございます。

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