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クラミジアについて悩んでます!
先日タダの検査でクラミジアのIgG・IgAの血液検査を 受けました。そしたら、IgGが陽性との事で婦人科に 行けといわれました。私としては、全く身に覚えが無く 非常に悩んでいます。 インターネットで調べたら、クラミジア肺炎でも 同様の結果が出るようなことが書いてあったのですが 本当なんでしょうか?
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まず、確認しなければならないのは、人に病原性を持つクラミジアは、3種類あるということです。 性行為感染症の原因となるのは、クラミジアトラコマティス 肺炎や気管支炎の原因になるクラミジアニューモニエ オーム病の原因になるクラミジアシッタシ クラミジアトラコマティスは、母子感染のかたちで新生児に肺炎を起こすことがありますが、成人の肺炎の原因にはなりません。 成人の肺炎の原因になるのは、クラミジアシッタシかクラミジアニューモニエかのいずれかです。 さてこれらのクラミジアは、一般菌と違って培養が難しいため、血液中の抗体検査がよく行われます。抗体の中でIgMは、感染の初期に出現しますが、実際の感染を起こしたときにIgMの上昇をつかまえるのは難しいので、一般的にはIgG、IgAを調べます。 IgGは、既感染(以前感染した既往がある)を示します。IgAは、IgMより遅れて上昇しますし、再感染でも上昇するので感染の活動性を知るのに有用です。 ただここで注意しなければならないのは、検査の試薬によっては、この3つのクラミジア属の中で交差反応が出ることがあるということです。(交差反応というのは、例えばクラミジアニューモニエの既感染に対して、クラミジアトラコマティスのIgGが反応を示すことがあるということです。) 成人の約60%は、クラミジアニューモニエの既感染といわれています。つまり、成人の半数以上は、クラミジアニューモニエのIgG抗体を持っており、クラミジアトラコマティスの検査を行った時に、反応が出ることがあり得るということです。 ですから、全く身に覚えがなくても反応が出ることがあり得るのです。 最近の試薬の中には、かなり特異度の高いものがあるようなので、そういったものを使用すれば、反応が出ないかもしれません(クラミジアトラコマティスの既感染がなければ)。 もし、病院で再検査を受けられるのであれば、交差反応の可能性がないかどうか、確認されるのがよいでしょう。
お礼
お返事本当にありがとうございましたm(__)m 性感染のクラミジアには、本当に身に覚えが無く、 いったい何故そんな結果が出たのか不思議で・・・ 病院に行って、特異度の高い試薬を使っているか どうかを確認の上再検査を受けたいと思います。 肺炎にかんしては、咳が止まらなかった事があり、 身に覚えがあるのです(笑) 本当にどうもありがとうございました。