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平安貴族の家臣

平安貴族の家臣について調べています。 特に「源氏物語」の源氏くらいの身分の人の 邸宅でどんな職種の人たちが、それぞれ 何人くらいいたのか、知りたいです。 断片的にでも結構ですのでお教えください。 これについて書かれているHPや本を お教えくださっても嬉しいです。

みんなの回答

  • reny
  • ベストアンサー率32% (81/252)
回答No.1

平安貴族のうち、親王・三位以上の公家は、その家政を担当する機関を設けることができました。 これを政所と言い、事務官を家司と言いました。 鎌倉幕府の創始者源頼朝がおいた政所もこれに準じていますので(正二位権大納言になっています)、おおよそ分かると思います。 吾妻鏡によりますと政所の家司には下のような職種があったようです。 ・別当 前の因幡の守中原朝臣廣元、前の下総の守源朝臣邦業 ・令 民部少丞藤原朝臣行政 ・案主 藤井俊長 ・知家事 中原光家 文章で命令を指示した場合、この四職種の担当者が花押を押しています。 それぞれの仕事の内容についてはあまり記憶してません(吾妻鏡の幕府創設前後を読んでみて下さい)。 これらの家司はそれぞれ知行地をもっていますので、実際の事務作業は、家人が行ったと思われます。 平安時代の藤原道長の政治も家の政所から命令が全国に出ています。 その家臣も完全な藤原家の使用人だけでなく、源頼光のような国守を務めたほどの武士勢力も含まれるので、数を特定するのはむずかしいのではないでしょうか?

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