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薄層クロマトグラフィーの展開溶媒について。

KKasaの回答

  • KKasa
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回答No.1

 昔、脂質を分析に従事していたものですが、薄層クロマトグラフィー(TLC)は試料と吸着剤との親和関係、それを展開する溶媒の溶出力との関係を利用したものです。試料が原点にとまっていて展開されなくても困りますし、また試料が展開溶媒の先端まで押し上げられても分析できません。それぞれの試料がプレート上にうまく分離できるように溶媒を選択する方法が通常とられています。  さて初めの質問は、上のようにベンゼン環に-OH基,-COOH基、-OCOCH3基, -COOCH3基をもつ試料と吸着剤(一般にシリカゲル)による吸着力の差、その吸着に抗して試料を溶出展開する力の差で各試料が分離、分析されるものと思います。 また後の質問ですが、メタノールや酢酸を使わないと試料が展開され難いのではないでしょうか。TLCではクロロホルムにメタノールを加えたり、ヘキサンにエーテルを加えたりして溶出力を増した溶媒がよく利用されています。  未知の試料の構造とRf値の関係を想像することは興味のあることです。上の試料ではどのように展開されましたか。サリチル酸のRf値が一番低かったですか。

chi____chan
質問者

補足

どうもアセチルサリチル酸の合成に失敗してしまったようで、合成に用いた無水酢酸が残ってしまいました。 そのためCMA溶液ではアセチルサリチル酸がな1番値が大きくなりましたが、 その他はサリチル酸のRf値が1番大きかったです。

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