不定詞の考え方について

質問

以下をどうお考えか、あるいは人によってはどう教えられているか、お聞かせ願います。

(1)　不定詞の三用法(名詞・形容詞・副詞)の識別について

(2)　不定詞内部の動詞の文型について
(To make her happy is important.の場合を例に。makeが第五文型)

回答No.2

noname#11434

vanvanusさん、こんにちは。

先日は「挿入節」に関する含蓄のあるコメントを読ませていただき、ありがとうございました。以前より、すっきりしない部分ではあったので、たいへん勉強になりました。

(1)文法用語に就いては、普段あまり意識したことがなかったのですが、先日こちらで回答させていただいている際に、不定詞の「形容詞的用法」と「副詞的用法」に就いて質問を受けましたので、その際に考えたことを述べます。

名詞的用法：主語になっている場合。また、be動詞によって骨格が出来ている文の場合と言う目安です。Proverb
のスタイルがイメージにあるので、そのvariationとして捉えています。

形容詞的用法：修飾語と(文法的や意味的に)相性の良い名詞が先行しており(つまり、まだ修飾される余地を残していて)、後続の不定詞が目的語を得ていない場合でしょうか。

副詞的用法：目的語を持ち、述部として完成している場合。また、意味的に、主となる動詞による述部に、しっくりとつながりその意味を補完している場合でしょうか。

抽象的ですが、語群が一つの充満を得た時一つの塊として自立し、文法的や意味的にまだvacantな部分を抱えてlackしている場合に近接、あるいは遠方の語群を取り込むと言えるかと考えました。「形容詞的」「副詞的」と言った用語は、これら牽引の仕方のパターン分けと言うことになりますでしょうか。
当たり前すぎましたか？

多分に感覚的ですが(つまり方法論として確立されておりませんが)、以上のような目安で読み分けているように思います。

(2)「不定詞内部の動詞の文型」の見分け方と言うことでしょうか？　ご質問の主旨が把握できませんが、そういうことでしたら、動詞の性格で振り分けているのだと思います。
make,carry,drive,・・・ など「使役」タイプの動詞は動詞自身が五型の文型を欲するように思うので。リストアップしたことがないので未整理なカテゴリーですが。

補足

文法って、明らかな間違いは論外ですが、それ以外は思想の問題かなと思います。
区分しにくいものがあるとしたら、それをどう扱うか。
例えば、ある投手がカーブだかスライダーだかわからない球を投げてきたとします。これをどう扱うか。
(1)速度が遅いからカーブに入れるなど、どちらかに無理して入れ込んでしまう。
(2)新たに「スラーブ」という区分を作る。
(3)この投手に特有のものとして、「例外」として扱う。

時と場合によると思いますが、文法の場合、文法の理解が弱いために勝手に(3)にしてしまう例が非常に多く、ゆえに「文法が役立たない」と思われている節があるように痛感します。

回答No.1

graduate_student

名詞的用法は「主語，目的語になっているか」文脈で「～すること」という訳になっているかどうか．
形容詞的用法は「名詞を修飾しているか」，文脈で「～のための」という訳になるかどうか．
副詞的は「目的を表しているか」，つまり文脈で「～するために」という訳ができるか．
I am surprised to see you.みたいに感情を表す形容詞とくっついているかどうか．

(2)の質問がいまいちわかりませんが…
第5文型のS V O CのOとCの間に(be)動詞を補うことができる．

補足

名詞用法で言えば、「主語・目的語になっているか」は見れば分かるものだと思います。しかし、「訳が～だから～用法」というのはどうかと思います。名詞用法かどうかは不定詞の性質に依存するのであって、訳に依存するのではないですから。たとえば、
To think that the man who want to make this world better should be elected chairman I...

などという文は訳しているうちに日が暮れてしまわないかと。副詞用法であることはIが出た段階でそういえるのですが。