それぞれの用法の詳細(下位区分)を知っておくと、区別や理解が容易になるかも知れません。以下に、副詞的用法と形容詞的用法とに分けて、それぞれの詳細を順に説明します。
副詞的用法の詳細
(1)「~するために」のように〔目的〕を表す。
例:I work hard to support my family.
私は、家族を養うために一生懸命働く。
(2)「~して(嬉しい)」のように〔(感情の)原因〕を表す。
例:I'm glad to see you.
私は、あなたに会えて嬉しい。
(3)「~するとは(…に違いない)」のように〔(判断の)理由〕を表す。
例:He must be happy to have married such a pretty girl.
彼は、そんな美人と結婚するとは幸せに違いない。
(4)「~するためには、~するならば」のように〔条件〕を表す。
例:To hear her sing, you might take her a professional.
彼女が歌うのを聞けば、あなたは彼女がプロだと思うかも知れません。
(5)「(…して)その結果~する」のように〔結果〕を表す。
例:To look at him, I could hardly help laughing.
彼を見て、私はほとんど笑わずにはいられなかった。
(6)形容詞を修飾して「~するのに」の意味を表す。
例:This book is not good for you to read.
この本は、あなたが読むのには適していない。
なお、上記のI visited Nara to see my aunt.は用法(1)に当ります。
形容詞的用法の詳細(以下で、「名詞」には代名詞も含みます。)
(1)修飾される名詞が、不定詞の意味上の主語になる場合。
例:He is not a man to do anything by halves.
彼は、何でも中途半端にするような男ではない。
(2)修飾される名詞が、不定詞の意味上の目的語になる場合。
例:Today I have nothing to do.
今日私は、何もすることがない。
(3)修飾される名詞に対し、不定詞がその内容を説明する場合。
例:Today is the best chance to carry out the plan.
今日は、その計画を実行する最良の好機だ。
(4)不定詞が、その文における主語の補語(=主格補語)になる場合。
例:He seems to love you.
彼は、あなたを愛しているらしい。
(5)不定詞が、その文における目的語の補語(=目的格補語)になる場合。
例:We found his report not to be true.
我々は、彼の報告が真実ではないと知りました。
なお、上記のI have a lot of homework to do.は用法(2)に当ります。
以上、ご回答まで。
お礼
回答ありがとうございました。 おかしい・おかしくないで判断するにはやっぱり 訳さないとだめですね..頑張ります!