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戦争は悪いこと?
戦争って悪いことではないですよね?戦争を仕掛けた側にも理由があります。例えば資源が乏しく、経済がヤバめな日本は中国に攻めたなど。戦争してなかったら日本経済は終わることになっていました。なので戦争を仕掛けるのもわかるのですが、なぜ戦争は悪だって考える人は多いんですか?アメリカが行った理不尽な戦争は悪だとは思います。
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- 濡れ猫のミコ(@nurenekonomiko)
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a) 地上の尺度だけで善悪は測れません。天界の尺度もあるのです。天国には、戦争は無いでしょう。天国は善良な場所であり、戦争は悪なので、天国には戦争はありません。 b) 人類が住む地上は、悪がはびこっており、そのため、戦争も無くなりません。 c) けれども、新約聖書の予言では、間もなく地上が大変革される予定です。二千年前に天に帰ったイエスが、地上に戻って来るからです。そうなれば、戦争もずっと少なくなるはずです。
- staratras
- ベストアンサー率41% (1504/3660)
>そもそも日本に貿易国は少なくて戦争したのですが 世界恐慌後の不年の況からの脱出を図ってイギリスなどがブロック経済政策を採用したために国際経済が狭められたことは事実で、国際的な緊張を高めましたが、それが日本が戦争を行った直接の理由とは言えないでしょう。 「戦前の貿易額のピーク」は輸出がアメリカとの戦争を始めた前年にあたる1940年(昭和15年)、輸入が1937年(昭和12年)です。1940年はヨーロッパでは第2次世界大戦の真っ最中ですが(東南)アジアなど別の地域に活路を見出していたことがわかります。 そもそも日本ではほとんど石油が産出しません。1930年代には海軍の艦船の燃料も石炭ではなく海外から輸入せざるを得ない石油になっていますし、航空機や戦車など軍用車両の燃料は当然石油なので、日本軍にとってはこの石油の調達が課題でした。中国で戦い続けるためには大量の石油が必要ですが、この時代に日本が石油の大半を輸入していた国はアメリカでしたので、この点からも対米戦争は非現実的で、このことは軍の幹部もよく理解していました。このためお互いに戦っていた日本と中国(国民党)双方が特に当初は極力アメリカを刺激しないようにしていました。 皮肉なことに日本軍が中国に進出すればするほど軍備拡張(重工業の発展が不可欠)のための原料と石油が必要となり、アメリカやイギリスへの依存が高まる構造になっていたのです。 もちろん海軍もこの石油の確保という弱点には気付いていて長年にわたって大量の石油を備蓄するなどの対策をとり、太平洋戦争の開戦時には貯蔵量が約600万トンに達していました。これで2年間は戦える計算でしたが、実際の消費量は遥かに多かったので1年余りしかもたなかったといわれています。(出典「大海軍を想う」伊藤正徳) この意味では1941年8月に日本の仏印進駐を受けてアメリカが日本への石油の輸出を禁じた時点で、開戦前にもかかわらず、日本の敗北は必至だったと言えるかもしれません。現実にも開戦後、南方からの石油の輸送はうまく行かず、最後は松根油にまで頼らざるを得なくなっています。 この満州事変から1945年の敗戦までの歴史を見ると、日露戦争くらいまでは存在した国内政治・外交・軍事を総括して判断できるトップが日本には不在だった印象が強くあります。その根本的な背景には「統帥権の独立」があり、あとになればなるほど内閣総理大臣でも軍部の意向に引きづられています。「あの戦争はやむを得なかった」と主張することは「日本の政治・外交・軍事はそれで良かった」ということになってしまいます。 もちろん「戦争回避は容易なことではなかった」というのなら一理ありますが、「そう断定できるだけの十分な戦争回避の努力がなされたか」という点には疑問が残ります。 「戦争は悪いものだ」と今でも多くの日本人が考えているのにはこうした歴史があり、当然の帰結でしょう。回答者の学生時代には中学校から大学まで出征体験のある先生が何人もいました。政治的な考え方はさまざまでしたが、「戦争はしてはならない」という一点では見事に一致していました。
- zevdragnir
- ベストアンサー率28% (15/53)
アメリカの政治学者、エドワード・ルトワックの著作、 戦争にチャンスを与えよ がおすすめ。 現代で最高の戦略家、と言われるだけのことはありますよ。
補足
アメリカの政治学者は信用できないね。やばいやつしかいねえ
- ithi
- ベストアンサー率20% (1973/9603)
Konnntiwaさん、こんばんは。 戦争というのは、政治決着の延長ですなんて格好いいこと言っていますが、実は暴力そのものです。だから、惨いことするし、残酷です。決して行ってはなりません。日本は、中国との戦争だけでも、とても、大きな負担なのに、それを正当化させるために、英米とまた戦争をしてしまいました。この負担は深刻で、3年8か月で破たんしました。いずれにせよ。破たんが来たんですよ。私は中国との戦争なんかやめて、隠忍自重すれば、活路は開けると思いましたけどね。
補足
そもそも正当でしたけどね。正当じゃないのに戦争なんてしません。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11129/34638)
我々一般庶民にとっては、兵隊に行かされるかもしれないし、巻き込まれて家や財産や命や家族を失うかもしれないし、国が戦争に勝ったからといって国からお金がもらえるわけでもないんでもないので、割に合わない悪いことですよ。
補足
しかし何もしなかったら経済が終わって国民が飢え死にしますよ?理由があるならいいと思うんですが、
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2129/8001)
たとえば、どこかの国が外交力を駆使して、日本を経済封鎖、貿易封鎖して追い詰めたら、何もしなければ、国民は貧困と飢えで大量死する結果になります。それでは、そういう事情があれば戦争して良いのかですが、相手が核保有国だったら、自滅を招くだけでしょう。ウクライナ戦争やイスラエルとイランの紛争を見てもわかるように、核兵器が使われるギリギリの接点で、駆け引きとしての戦争がおこなわれているのが実態です。相手を打ち負かせば勝てるという戦争では無いのです。
- staratras
- ベストアンサー率41% (1504/3660)
「戦争を仕掛けた側にも理由があります」という主張はそのとおりですが、「(だから)戦争って悪いことではない」とまで主張するのは論理の飛躍です。 >例えば資源が乏しく、経済がヤバめな日本は中国に攻めたなど。戦争してなかったら日本経済は終わることになっていました。 これは歴史を過度に単純化した一面的な見方です。「資源が乏しく、経済が脆弱な日本は外国から資源を輸入して加工して輸出する加工貿易で外貨を稼ぐ必要があり、主要な貿易相手国との紛争は回避する必要があった」という逆の見方も可能で、当時でもそのように考える人も多数いました。「満蒙は日本の生命線だから武力を用いても守らなければならない」と考える人ばかりではなかったのです。 これまでの歴史を知っている私達は、日本が敗戦となった先の大戦が避けられない必然的なものであったかのように考えがちですが、節目節目で複数の選択肢があり、戦争の回避が不可能だったとまでは言えません。 例えば中国との武力紛争の発端となった満洲事変当時の日本の状況について高校の日本史の教科書にはこうあります。(以下引用) 関東軍は参謀の石原莞爾を中心として1931年9月18日、奉天郊外の柳条湖で南満州鉄道の線路を爆破し(柳条湖事件)これを中国軍のしわざとして軍事行動を開始して満州事変が始まった。第2次若槻礼次郎内閣(立憲民政党)は不拡大方針を声明したが、世論・マスコミは戦争熱に浮かされたかのように軍の行動を支持した。関東軍は全満洲を軍事的制約下におくべく、戦線を拡大したため、事態の収拾に自信を失った若槻内閣は総辞職した、(「詳説日本史」山川出版社 2003年文部科学省検定済) 「歴史にifはない」とは言うものの、内閣が不拡大方針を貫き、また「朝鮮軍の越境」も不承認の方針を貫いていれば、その後の歴史は大きく変わっていただろうと考えられます。 余談ですが、満州事変を境にした日本人の満州観の変遷がよくわかるのが「満洲讀本」の変化です。この「満洲讀本」は南満洲鉄道の調査機関である東亜経済調査局が出していたので、満洲に関する公的な性格が強いガイドブックと考えることができますが、相当数売れていたようで、現在でも古書店(インターネット上など)でよく見かけます。 満州事変の前は、この地が日露戦争以後、日本が様々な権利を認められた「特別の地」という意識はあるものの、基本的には日本とは異なる独特の文化・習慣がある外国として紹介され、その中で事業を成功させるにはどうすればよいかということが書かれています。 ところが満州事変とこれに続く「満州国」の成立後記述は大きく変わり、ついには次のようになります。当時の多くの日本人の意識としては「問題が解決してめでたしめでたし」だったことが分かります。(以下「満洲讀本」昭和13年版365-6ページ(「第11経済建設工作」)から引用) 以上極めて概括的見通しに映ずるだけの事項としても、我国の利益は満洲建国によって、拡大されたる点が明瞭になるのであるが、さらに今後永続的に遂行されねばならない我対満移民に関しては、一層其の無限の恵福が謳歌される。即ち、旧政権時代に、頑強な障壁に直面して進退谷(きわま)っていた「土地問題」は、新政府によって易々と打開され、我国民は、我国の二倍大の満洲の全領域の随所に於て、土地の所有権を享有すること、国人と何らの差異が無いのである。正に過去数十年間、我国が仰望し来った「土地への要求」の全部は、今こそ微塵ほどの欠くることなく、完全に獲得されたのである。(引用終わり) 「土地への要求」が満たされた日本からは続々満蒙開拓団が送り込まれましたが、この記述から10年も経たないうちに日本は敗戦となり、「満州から引き揚げた邦人」が悲惨な状況に置かれて大勢が生命を失ったことはご存知のとおりです。 戦争は絶対的な悪であるか否かは議論が分かれるところでしょうけれど、少なくとも「仕掛けた側にも理由がある」というだけでは相手国にも言い分がありますので戦争そのものをすぐに肯定することはできず、「悪いことではない」と主張するのも無理があります。せいぜい言えるのは「戦争は悪いことと考えても戦争について備える必要はある、」ということです。もちろんそれは狭い意味の防衛力にとどまらず、外交や文化発信など多岐にわたる備えです。
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そもそも日本に貿易国は少なくて戦争したのですが。貿易国がいたなら戦争なんてしていません。ブロック経済を知っていますか?
- kzr260v2
- ベストアンサー率47% (855/1783)
戦争は悪いというか、合理的ではない行為です。建物や物品が破壊されたり人が死ぬようなことは、間違いなくしないほうが良いです。 とはいえ、私も世間のいう「戦争は悪いこと」「再び戦争してはいけない」には、違和感があります。そこではないと思うからです。例えば日米の太平洋戦争では、日本政府は戦争シミュレーションを行いました。結果は敗戦でしたが、「戦ってみたら勝てるかもしれない」で、開戦したと言われています。また、特攻という体当たり攻撃を指示したりもしました。1番納得できないのは、軍人軍属の死者数は230万人の内、半数が餓死だという点です。 私の理想は、「負けると分かっている戦争を開戦させた仕組みを調べ、繰り返さないよう対策する」や「体当たり攻撃を選んだ仕組みを調べ、繰り返さないよう対策する」や「100万人以上の餓死者を出すという最悪のことを起こした仕組みや、それほどの餓死者を出しても戦争を継続した仕組みを調べ、繰り返さないよう対策する」です。 「行き過ぎた好景気を抑制する消費税みたいなものを、不景気になっているのに30年も継続中」みたいな、戦争以外の間違った政府の選択を予防できていないのです。 そして戦争は必ずしも物理的な戦いだけではありません。日米の太平洋戦争の開戦前に、日本は満州国や朝鮮半島への利権に、欧米を除外するという経済的な争いを仕掛けています。それに対し米国は経済制裁を日本にかけて、という流れだと私は考えています。 日本は満州や半島の利権を独占しようとしたため、米国の経済界からの不満から日本に制裁をする流れとなり、日本もかたくなに利権にこだわったので、経済制裁もより厳しくなったようです。とはいえ、私は日本が利権から米国を除外した気持ちは理解できませんし、それで米国が経済制裁した気持ちも理解できません。可能性レベルですが、米国は「日本人だとしても、この『やんわり英語表現』は伝わるだろう」があり、日本は英語表現の理解がとぼしく「米国から『きつい英語表現』で詰められた」と受け取り、日本は戦争回避不可能と早合点したとしてもおかしくないでしょう。 以上、参考にならなかったらごめんなさい。
補足
長いですね。おそらくそれは違うなどと言ってるのでしょうが合っています