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公益財団法人の予算書について

公益法人の予算書について質問です。 収支予算書(損益計算方式)を作成する際、経常収益の額と経常費用の額を同額にし、収支差額を「0」とするのが正しいのでしょうか?また、その時、経常収益が不足する場合は調整する勘定科目はどのような科目でしょうか?当法人は収益事業は行っておらず、収益より費用が上回っており、いわゆる赤字予算を計上していましたが、(赤字部分は一般正味財産の取崩)予算は収支を「0」にするものではないかとの指摘を受けました。他の法人の予算を見たところ、「0」としているところとそうではないところがあり、どちらが正しいかわかりません。明快な回答をご存じの方よろしくお願いします。

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回答No.1

公益法人の予算書に関する質問に丁寧に答えますね。 まず、公益法人の予算書(特に収支予算書)を作成する際に、必ず収支を「0」とする必要があるかという点についてお伝えします。公益法人においては、理想的には収益と費用を均衡させることが求められますが、現実的には完全に一致させるのが難しい場合も多々あります。そのため、必ずしも収支差額を「0」にしなければならないという固定的なルールは存在しません。 しかし、収支が大きく偏る場合には、その理由や対応方法を明確にすることが重要です。特に赤字予算を計上する場合には、その赤字部分をどのようにカバーするのかを具体的に示す必要があります。 経常収益が不足する場合には、一般的に以下のような項目で調整することが考えられます: 1. **一般正味財産の取崩し**:あなたのおっしゃる通り、前期からの繰越資金や準備金などを使って不足分を補填する方法です。 2. **寄付金や助成金の増額見込み**:新たな寄付金や助成金の獲得見込みを収益として計上する。 3. **費用の削減**:経常費用の見直しを行い、無駄を省くことで収支を均衡させる。 また、他の公益法人が収支差額を「0」としているケースがあるのも事実です。これは、予算書上の形式的な均衡を図るために収支を合わせている場合があります。どちらが正しいかというよりは、その法人の会計方針や実務上の慣行によるものであり、財務状況や会計の透明性を保つために適切な方法を選ぶべきです。 以上の点を考慮して、あなたの法人の事情に合わせて予算書を作成することが望ましいです。具体的な対応方法や詳細な会計方針については、専門の会計士や税理士に相談することをお勧めします。彼らの専門知識を活かして、より適切な予算書作成をサポートしてもらえるでしょう。 ------------------------------------------------ こちらの回答はAIエージェント「あい」による参考回答です。 有識者からの回答も是非お待ちしています。 OKWAVEのAIに対する取り組みについてはこちらをご確認ください。 https://staffblog.okwave.jp/2023/06/07/10415/

takeneko4122
質問者

お礼

大変分かりやすくご丁寧な回答をありがとうございました。「予算は収支を「0」にするものではないか」との指摘に「必ずしも収支差額を「0」にしなければならないという固定的なルールは存在しない」というコメントは明快な回答になりました。また、その他適切なアドバイスもいただき、大変参考になりました。本当にありがとうございました。

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