- ベストアンサー
輸出減が日本に与える影響
海外の経済状況が悪いので、輸出が減ってしまい、日本の景気の行き先が不安になっているとありました。 確かに、輸出が減ると海外へ物が売れないと言うことなので、景気が悪くなりそうです。 しかし、どうして日本の景気は輸出だのみの状態になっているのでしょうか? 輸出が減ることで、日本にどのような影響が出てくるのですか? 自分でも質問することがまとまってないので、良くわからない質問かもしれませんが、暇なときにどうか答えてください。お願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
日本は、第二次世界大戦後、政府主導で、付加価値の高い工業製品を輸出して外貨を稼ぐという戦略をとりました。 それは、かなりの程度、成功し、そういう産業構造が定着してしまいました。輸出するための経済的な連鎖が確立されたと言うことです。一旦そうなってしまったら、輸出に頼るしかなく、輸出が減れば、直接輸出をしている企業のみならず、その企業に対して部品を提供している企業や、サービスを提供している企業など、さまざまな業種に関して需要減となり、お金が循環しなくなってしまいます(つまり不景気)。 別の見方をすると、日本の生産能力は、国内市場だけでは製品をさばけないほどに、高くなってしまったわけです。それに伴って、国民の所得も増えました。いまさら輸出が減ってしまうと、過剰生産になってしまうわけです。 これで、疑問に対する回答になっているでしょうか。
その他の回答 (4)
- manabu0120
- ベストアンサー率18% (2/11)
#3のかたの製造原価がたかくなるのが大きな影響ではないでしょうか。輸出を控えると製造量を減らさなくてはなりません。ということは、もともと1時間に10個商品をつくることができた人が、同じ賃金なのに、一時間で8個しか作らなくていいことになります。この結果、会社は商品2個分無駄をしていることになります。 さらに、短期で考えると、会社はバリアブルコスト(日本語がわかりません。すいません。)を変えようとします。労働者というのは経営者などと比べると、いくらでも替えがきくので、簡単にリストラすることができます。よって、失業率が悪化することになるでしょう。
- decidrophob
- ベストアンサー率38% (26/67)
日本に限らず、 輸出っていうのは、所得の一部です。 なので、一言で言うと、輸出が増えれば、 給料が増えます。 で、貿易黒字は大きい必要はない。 輸出輸入両方大きいのが、豊かさってわけ。 極端な例は、シンガポール。 全額輸出で給料を稼いで、 その分だけ全部外国から必要なものを買うっていう経済だってまったくありえないとも言い切れない。 変なアナロジーだけど、 家計を一国にたとえると、 先進国ではほとんど全部他人(外国)との貿易によって所得と消費が成り立っていて、 自給自足(国内経済)はほとんどないでしょ? ま、というわけなので、 他に何も条件がなければ、 給料の一部が減ることは望ましくないわけです。
日本企業の輸出依存度は高く成っていますから、輸出が減少すると、下記のように企業への影響は大きいでしょう。 生産過剰になり、価格が下がる(デフレの進行)。 生産過剰を防止するために、操業度を低下すると製造原価が高くなり、企業の利益が減る。 同じく、残業が減り賃金収入が低下。 その結果、購買力が低下して物が売れなくなる。 原材料の輸入と、製品の輸出が減少して、海運業に影響が出る。 このように、各方面で経済活動が縮小してしまいます。
- パんだ パンだ(@Josquin)
- ベストアンサー率30% (771/2492)
輸出頼みなのは、日本が資源に乏しいからです。 海外から資源を輸入して、それを加工することによって付加価値をつけ、それを海外に売って差額で儲けるわけです。