• ベストアンサー

「全然おいしい」の「全然」は正しい使い方ですか?

「全然」は否定辞とともに使われると思っていたのですが、1980年代だったでしょうか。家族の者が「全然かっこいい」「全然おいしい」という風に肯定文で使い出したのです。これは標準語ですか?今は容認されて規範内ですか?それとも古くから認められる用法なのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ichao
  • ベストアンサー率52% (49/93)
回答No.6

「全然~肯定」は夏目漱石も使っていたと読んだことがあるので、HPで確認したら、下のページに出ていました。確認してください。 私見ですが、 「全然」を肯定で使うには、やはり違和感があります。著名人が使おうが、時代によって意味が変わろうが、その時代(現代)の人の多くが許容できないと感じていれば、使用を差し控えるのが望ましい語と言えるのではないでしょうか。

参考URL:
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3578/2003/zenzen.htm

その他の回答 (7)

回答No.8

よく話題になる事柄ですが、私はこう考えています。 まず1点目、標準語かどうかという質問ですが、 方言か共通語かという意味なら、共通語です。特定の 地方で特徴的に用いられるわけではありません。 ただし、年代によって使う人の割合は違いますので、厳密な意味で共通語と言えるかどうかは疑問の余地があります。つまり、「標準」としておすすめできる表現とは言えないということです。結論としては「標準語ではない」と考えます。 2点目の「今は容認されて規範内か」については、次の理由で「規範内とは言えない」と考えます。 明治から大正の文学作品で「全然」が肯定文で使われている例はよく知られていますが、質問の例文のような現代の用法とは意味合いがかなり違います。 前者は「まったく正しい」などと使う「全く」を漢語的に言い換えた表現であり、硬い調子の文章表現で知的なニュアンスが漂います。 これに対して後者は、「とてもかっこいい」などの言い方をより新鮮な感覚で述べる「会話表現」で、いわゆる若者言葉です。 後者が容認されるかどうかは、もちろん状況によって違います。 文章表現に用いると軽薄な感じになり、そういう効果をねらう場合以外は歓迎されないでしょう。硬い文章では許容されないと言えます。 会話の表現としては、親しい間柄のくだけた場面では、新鮮で若々しく楽しい雰囲気を作り出す効果があって歓迎されるかもしれません。しかし、仕事やそのほかの公的で品格が求められる場面では許容されず、発言者の人格そのものを否定されかねない危険な表現となるでしょう(言い過ぎでしょうか?)。すくなくとも、ほめられることは絶対にないと言っていいでしょうね。つまり、意味が通じる以上文法的に間違っているとは断言できないわけですが、「容認」されるかどうかという意味で「規範」に合うとは言えません。 3点目、古くから認められる用法かについてですが、 肯定文で用いる点では共通するものの、前述のとおり明治大正の文学作品での用法とは違った新しい意味合いで用いられているので、「新しい用法」であると判断するのが適当です。 すくなくとも私は、夏目漱石や芥川龍之介の言葉遣いについて間違っていると言えるほど偉くはないですが、現代的な用法は軽薄な言葉遣いだということは断言できると思います。つまりこれは別の用法ということですね。

eurekamazeltov
質問者

お礼

みなさんに貴重なご意見を頂き感謝の気持ちでいっぱいです。

  • shangyan
  • ベストアンサー率41% (117/284)
回答No.7

「全然」は明治以後、日本語で一般に使われるようになった言葉です。明治期には肯定にも否定にも使われました。大正末期から否定と呼応する例が多くなってきて、いまではそれが一般的になり、肯定文に使うと、若者言葉だとか原則を破った使い方だとか思われるようになりました。 人々の正しさに関する意識も時代とともに変わるもので、言葉の問題において、「正しい」「間違っている」は簡単に判断できません。現代においては否定との呼応が多く使われる、という程度でしか言えないと思います。

  • hika_chan_
  • ベストアンサー率27% (348/1246)
回答No.5

昔は、全然おいしい。って使うのが普通だと聞きました。 まっ、そういう意味もある。ってことです。

  • leaf-tea
  • ベストアンサー率43% (7/16)
回答No.4

NO.2です。 国語の授業などで習ってきたことを元に回答を書いたのですが、(一応大学で国文科だったんですけどね(ーー;) NO.1の方NO.3の方のご指摘の方が正解のようですね。 ごめんなさい。 口語的には使うのは間違いじゃないんですね。 私の書き込みは無視してください。

回答No.3

私も肯定文に使用するのには違和感を持ちますが goo辞書やBookshelfで調べたところ口頭語で 肯定表現を強めるのに認められるようですね。

参考URL:
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C1%B4%C1%B3&kind=jn
  • leaf-tea
  • ベストアンサー率43% (7/16)
回答No.2

おっしゃるとおり、「全然」~「ない」と 組み合わせて使うのが文法的に正しいです。 ご指摘のとおり、少し前から「全然OK」「全然美味しい」など当たり前に使われるようになってしまいましたが、(否定せずに、”とても”のような意味合いで使う)やはり正しい日本語ではありません。 でも、言葉は年月とともに変化します。 このように頻繁に使われるようになると、いづれ容認されて規範内になるかも知れません。 変な流行語ね、と思っていたものでも、よく使われるようになると広辞苑に載るようになったりしますから。 >それとも古くから認められる用法なのでしょうか? そうじゃないのだけは確かだと思います。

noname#10331
noname#10331
回答No.1

え~~~!!!って感じましたが 【全然+肯定文はOK?】 http://homepage2.nifty.com/osiete/seito58.htm …らしいです(^^ゞ

参考URL:
http://homepage2.nifty.com/osiete/seito58.htm

関連するQ&A