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化学物質の性質を知るには…
よろしくお願い致します。 この世界に沢山の化学物質がありますが その性質を知るにはどうしたら良いでしょうか? 化学を理解されている方には 実験の時に試薬を何故入れるかは無論ご存知です 素人には名前を読んでもどういう性質の物質なのか 全くわかりません。 物質には沢山の元素が結合し性質を現していると思います。 水に溶けやすいかそうでないかは 総合的にどちらかに軍配が?上がり 親水・疎水が決まると聞きました。 そうすると見るべきは1つ1つの元素の性質 と言う事でしょうか? 総合的に決まるのがその「物質の性質」 なんでしょうか? 化学を勉強したての私には 何を見ればその物質の性質がわかるのか 目の付け所がわからず、だた 暗記の様にし覚えています それでは絶対いけない 頑張って理解したい・けど 例えているならページの端が みつからなくて探せない状態 先に勉強すべき物はなんでしょうか 化学を勉強していれば おのずと分かる事でしょうか (友人をみるかぎりそうでないような…) どなたかよろしくお願い致します(切実)
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驚きや興味をひく化学物質の話題が,分子構造に起因していたことを知ったときほど,印象深く残るものです。 あなたが興味をひかれる話題は何ですか? 私は科学と料理が好きです。男ですが。親水と疎水を挙げていますので,両方の性質を持つ石けんを例にしてもいいでしょうか。 石けんの構造を子どもに説明するときは,難しい言葉を使わず,簡単に釘のようなイメージ図を使って説明します。これで興味をもって,大人になるまでに様々な学習を経て,高度な概念形成をするに至るわけです。 あなたがおっしゃるとおり,元素の性質は,大切な概念の「一つ」です。 「釘」を形成する親水基と疎水基,水分子や油分子との間に働くファンデルワールス力・水素結合,その力の元となる極性・電気陰性度・イオン化傾向,それらすべての源となる元素たち個々の性質や相互の働き… 「化学物質を理解する」といっても,こうした概念を身に付けて,少しずつ見えてくるもの。 油汚れにはぬか汁で下洗いをしたり,辛み成分の抽出にオリーブ油で漬け込んだりと。ガチガチになって勉強することから遠ざかって,ためになる化学の読み物を漁ることが,今のあなたに必要なことだと思います。 科学は,たくさんの雑学から成り立っていて,実に役に立つ楽しいものですよ。
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- lone_lynx
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化学て苦手な人には、ひたすら暗記になりますよね。 なんのために化学を勉強されているのか分かりませんが、基礎的な知識は覚えるしかない部分もあると思います。例えば、周期表と各々の元素の性質、化学物質命名法、気体の状態方程式とか、けっこういろいろありますね。 ちなみに水に溶けやすいかそうでないかを知るには、溶媒である水の性質が最も重要です。水がどういう物質か、それが分かれば水が溶かすことのできる物質はおのずと分かってきます。 知らないことは恥ずかしいことではありません。大事なのは、知ろうとする意欲と、どこを調べれば知りたいことが分かるかという情報収集力です。がんばってください。
- clearbook
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ゆっくりじっくり勉強してください。 ちなみにNo.2の方の補足をしますと CH3(CH2)3OHのブタノールでもう水に溶けなくなります。 恥ずかしながら私は化学を勉強して6年ではじめて知りました。 いろんなことを経験して、じっくりと知識をためていく ようにすればいいと思います。
- colorful-miyo
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有機化合物の性質をわかるようになりたいのでしょうか? 人様にご教授出来るような立場ではないのですが、私なりの考えを述べますと… 例えば「CH3OHとCH3(CH2)10-OHはどちらが水に溶けないか?」という問題は、 “OHは親水性だけど、アルキル鎖は疎水性なので、疎水性部分が長い後者の方が水に溶けない。”と考えます。 (キーとなる基礎知識: 1. OH基を含むものは含まないものより親水性が高い。 2. アルキル鎖は疎水性。よって、アルキル基が長いと水に馴染みにくくなる。) 「CH3COOH、ClCH2COOH、Cl2CHCOOHを酸性の大きい順番に並べなさい」という問題は、 “COOHがCOO-とH+に解離すると酸性を示す。電子吸引性のClが含まれていると、HはH+として解離しやすくなる。よって、Cl2CHCOOH>ClCH2COOH>CH3COOHの順に酸性が強い“と考えます。 (キーとなる基礎知識: 1. 水の中においてCOOHのHがH+として解離しやすいもの程強い酸性を示す。 2. 電子吸引基(Clなど)が化合物中にあるとCOOH中のOHのOの電子がClの方に引っ張られ、HはH+になりやすくなる。) 数学では、まず数式、公式、定理などを覚えてから、それらを組み合わせて応用問題を解きますよね。それと似たように、化学物質の性能を予測する際にも、化学の基礎知識を組み合わせて考えています。 よって、先ず勉強すべきは教科書に載っている“基礎“です。 演習問題を解きながら覚えていきますと、より応用力が付くと思います。 なお、直ぐに性質が知りたい、ということであれば、化学辞典またはMSDS(化学物質安全性データシート)を調べることをお勧めします。 MSDSは試薬会社のHPを調べれば7割方入手できます(MSDSの無い化学物質もたくさんあります)。 関東化学試薬カタログURL↓