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贈与税や相続税の法の精神とは?

贈与税や相続税はずいぶんと高く設定されています。 父親が死に、子がその財産を継ぐのは普通行われることですが、相続税を払うことができずに土地や家屋を手放したという話をよくききます。 またバブルのときの個人投資の動機の1つが相続税対策でした。 家人にしろ他人にしろ、財産を譲渡すると税金がかかるのはなぜですか? その法の精神とは何でしょうか? 所得税一本でよいのではないでしょうか? また、いつから始まった制度なのでしょうか? 明治の初めにはなかったことだと思います?

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noname#11476
noname#11476
回答No.2

現在の経済の考え方は、働けば働くほど、また技能の高い仕事をするほど大きな収入が得られるというものです。 また、皆がそのように努力する結果、技術の進歩など目覚しい変化を遂げ、生活水準を大きく変えるまでになっています。 努力が収入にあまり結びつかない社会主義経済が崩壊したように、上記は現在の経済を支える非常に重要な項目です。 さて、相続財産について考えてみると、子は何も努力せずに大きな資産を手にすることが出来ますので、その子は社会で努力しようとは思わず、社会全体のモチベーションが下がります。 資産を持てるひとはいつまでも持ち続け、努力もせず、結果として社会全体ではマイナスに働くわけです。 事実日本でも過去には巨大財閥が沢山あり、社会的に問題とされ財閥解体ということも行われました。 これらのことから、社会の基本的な仕組みとして、生まれたときには各人には大きな差がなく、あとは本人が努力すれば報われるという流れを守るひつようがあるのです。 相続税はそのために設けられています。高額とは言っても5000万の基礎控除+1000万×相続人数の非課税枠があるので、特段に税金が高いわけではありません。(配偶者は別途1.6億までの特別非課税枠がある) 贈与税は相続税逃れを防止する目的の税金なので、贈与税を支払うよりは相続税をと思わせるほど高額になっています。

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 >生まれたときには各人には大きな差がなく、あとは本人が努力すれば報われるという流れを守るひつようがあるのです。  労働者層ばかりだと、文化が育たない気がします。なんだかせわしない世の中ですね。 >贈与税は相続税逃れを防止する目的の税金  いわれてみれば納得しました。  

その他の回答 (4)

回答No.5

>江戸時代までは財産は個人のものというより家のものという考え方に近かったと思います。  しかし、江戸時代(封建社会)では 親の職業を継ぐ必要があった事も理解 していますか?  民主主義の社会では「生まれた所で 人生が左右されるのは不公平」という 考え方で、「職業の自由」があれば、 「親からの資産も引き継がない」という 事をセットにしないとおかしいんじゃ ないですか?  「親からの資産も引き継がない」という 考え方からすると現在の相続税は安すぎる と言えるでしょう。 >子孫のために、使わずにこつこつ貯めたお金なのに、不公平な気がします。  「子孫のためにお金を貯めても無駄」 という事が最初からわかっていれば、 別に不公平ではないですね。  明治維新や第二次世界大戦後のように 社会が激変した時に「不公平」という 意見が出て来ても仕方がないでしょうけど・・・

回答No.4

 専門的な説明は他の人に任せるとして、 素人的な発想の回答です。  贈与も遺産相続も「その人の所得、収入」と 考えれば税金を払うのは当然ではないで しょうか?  むしろ、相続税は、一般的な所得税より、 控除額も大きく、安いと言えるのではないで しょうか?

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 安くないから問題となっています。

  • SSSIN
  • ベストアンサー率62% (547/875)
回答No.3

相続税の目的は、大きく2つあります。 1.生存中に蓄積した財産を相続時に清算するという所得税の補完税的役目 2.富の過度の集中を抑制・富の再分配 以上のように根底にある考え方としては、特定の富裕層がつくった多額の財産が相続人に労なく移転することを防止、また、特定の人だけに財産が集中することを防止するため、相続税や贈与税を課税を通して、富の再分配を図する事が目的としてあります。 このあたりを読まれるとその成り立ちや目的が理解しやすいと思います。 http://www.nouzeikyokai.or.jp/yomimono/taxview/0302.html

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 URL読みました。 >富の不当な集中を防止するため、課税をとおして富の再分配を図ることを目的とするものといえよう  富の不当な集中は財閥などのことをいうのであって、個人資産にまで及ぼす必要はないように思われますが。  

回答No.1

制度は1905年明治38年に開始されたと記憶しています。 財産というのは個人のものであって例え親から子へと渡ったとしても その子供にとっては、不労所得(働かないで得た所得)なんですね。贈与もしかり。 高い税率の根拠は、働かないで得た財産だから高く課税しちゃおう、なんです。 あと社会的には所得再配分機能といって、お金持ちにお金が集まらないよう 富の均衡化を図っているんですね。 ちなみに、最近の税制では高齢者からはやく若者に財産がわたって、経済的に回っていくよう 贈与税の方を軽くするとかしたみたいです。くわしい事はちょっとわかりませんが・・・

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 江戸時代までは財産は個人のものというより家のものという考え方に近かったと思います。 >あと社会的には所得再配分機能といって、お金持ちにお金が集まらないよう 富の均衡化を図っているんですね。  子孫のために、使わずにこつこつ貯めたお金なのに、不公平な気がします。

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