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マクロ経済学について

小国の2期間の開放マクロ経済モデルについて考える。企業は、第1期の資本ストックを50だけ与えられていて、生産関数、貯蓄関数、設備投資関数は、それぞれ次のようであるとする。 生産関数 Y=K 貯蓄関数 S=100r 設備投資関数 I=20-100r また、第1期の期初の対外純資産が5、外国の実質利子率を15パーセントする。さらに、政府の経済活動を考慮しないものとする。 ①この時の資金供給量はいくつになるか ②第1期の所得収支はいくつになるか ③第1期末の対外純資産はいくつになるか これらの解き方をご教授願いたいです。

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回答No.1

小国というのは、自国(小国)がどのように行動しようと、外国で決定された利子率に影響を与えることはないほどに小さいということなので、r=0.15(15パーセント)は国内利子率でもある。これから I=5 S=15 となる(確かめよ)。よって貯蓄=資金供給量=15だ。この15のうち5が国内で設備投資として使われ、 S-I=10 が自国から外国に流れる。(もしかしたら、国内貯蓄ではなく、この資本流出額10を国内から外国への「資金供給量」と呼んでいるのかもしれない。その場合には「資金供給量」は10となる。) 開放経済のもとではGDPであるYは Y=C+I+X-M で与えられるが、変形すると Y-C-I=X-M ところが貯蓄の定義から 貯蓄SはS=Y-Cだから S-I =X-M 右辺のX-M=所得収支で、すでに求めた左辺の よって 所得収支=10 でこの額が外国に流出し、この国の対外純資産増となる。つまり、③の期末の対外純資産は期首の対外純資産5にこの額を加え 5+10=15 に等しい。

nsjduxhebs
質問者

お礼

度々回答ありがとうございます。 今一度頭の中で整理して考えさせて頂きました。 わりやすい解説のおかげで自分の中で何が理解出来ていなかったのかが分かりました。 ありがとうございました🙇‍♂️

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