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最終的には国力の差がでるのでしょうが
ミッドウェー海戦でせめて小沢治三郎か山口多聞が司令官なら勝てたと思いますか?
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- kuni-chan
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勝てるとは思いません。 戦略が間違っていたら戦術レベルではどうにもなりません。 司令官が代われば勝てるという話でもありません。 杜撰な作戦ではなおさらです。 空母ヨークタウンを沈めたイ168潜水艦は作戦終了後に日本へ戻った時は燃料タンクがほぼカラでした。燃料を補給する場所はミッドウェーだったそうです。補給する時は占領しているはずだからという事だったらしい。 日本海軍の人材育成、人事にも問題がありました。南雲中将の専門は水雷戦で、航空戦ではありません。年功序列ですから新しい空母艦載機を用いた戦い方を学んだ者より専門外でも上の者が司令官になります。 小沢中将や山口少将なら南雲中将の失敗はしないはずという前提で考えない方が良いでしょう。
- pri_tama
- ベストアンサー率47% (678/1421)
>ミッドウェー海戦でせめて小沢治三郎か山口多聞が司令官なら勝てたと思いますか? 米軍の損害が増えるかと思いますが、緊急出撃した航空機搭乗員は、ほぼ全て失う事(4空母が沈まなかったとしても、着艦は不可能なので)に成りますので、史実より酷い状態と成ります。 ミッドウェイで敗北したので南雲提督の評価は酷くなりましたが、彼の判断が有ったので、4空母を失っても搭乗員の損害は米軍よりも抑えられました。 (航空搭乗員の被害の大半が、山口多聞提督の独断で行った反撃作戦で発生しています…。) ミッドウェイ開戦で生き残った搭乗員が、米軍の稼働空母をゼロにする南太平洋海戦やソロモン諸島での戦いで主力となります。 (この貴重で優秀で育成が困難な搭乗員は、ミッドウェイの敗戦を隠す様に、消費されましたが…。) あと、ミッドウェイ海戦での敗戦の原因を解決するのに一番適切なのは、海戦で全く役に立たなかった西方で様子見をしていたミッドウェイ攻略部隊(山本五十六連合艦隊司令長官が指揮していた)や戦闘の趨勢に全く影響しなかったアリューシャン列島攻略部隊をミッドウェイ部隊と連携がとれる位置に進出させなかった、連合艦隊司令部と軍令部の過失です。 これらの部隊に随伴していた4空母が開戦に参加していれば、護衛戦闘機が数十機プラス(所謂「運命の5分」が発生する余地が無くなる)されますし、索敵だってかなり厳重に行えます。 ⇒ミッドウェイの戦訓として、それ以降の開戦(南太平洋やマリアナ沖海戦等)では空母機動部隊には、防空を主任務とする戦闘機を主体とした小型空母を含める様に成ります。 (それまでの空母機動部隊は、敵部隊攻撃を主任務とする機体のみを搭載した中・大型空母のみで機動部隊を構成していた。) そもそも、軍令部や連合艦隊司令部にまともな判断力が有れば、ドイツやイタリアが血の涙を流す勢いで懇願したインド洋での補給線遮断作戦を拒否しないでしょう…。 (わずかな潜水艦と仮装巡洋艦しか派遣していない。) セイロン島沖海戦で英海軍を一時的にマダカスカル以西へ撤退させたのですから、帝国海軍に僅かでもグローバルな視点で戦略を意識できれば、この時期にインド洋の連合国の補給線を遮断すればスエズ運河経由で補給を行っていた連合国主力(北アフリカ)を壊滅させる大チャンスだった訳ですし…。 (1942年後半は、エル・アラメインの戦いで連合軍がドイツに押されていた最中…。) 正直、日露戦争でロシア海軍の艦艇が東京湾に進出しても、連合艦隊主力を南西海域から移動させなかった明治の軍人たちの胆力と比べると、ドーリットルの僅か十数機(被害は希少)が本土を空襲しただけで、主力を本土に呼び戻す昭和の軍人の劣化状況には…。 まあ、近代戦って1個人の司令官の優劣ではく、組織・国家優劣で決まります。 本来、国家レベルで戦略を練る軍令部の意識を無視して、一現場司令部である連合艦隊司令部の独断(山本五十六提督や黒島参謀等)で推移していたのですから、勝てる訳は有りません…。 (連合艦隊って帝国海軍の主力と言うだけで、支那派遣艦隊などの同格の司令官が複数存在していた。)
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11121/34616)
おそらく質問者さんとしては、利根4号機が米艦隊を発見したと報告したときに山口多聞提督が「直ちに攻撃隊発艦の要ありと認む」と意見具申したエピソードから「兵装を転換せずにそのまま攻撃していれば・・・」ということを思ったのだと思います。ミッドウェーで誰もが一度は通る道です。 でも実は、その意見を採用していたらもっとひどい敗北になった可能性が高いのです。 実は利根4号機からの米艦隊の位置は間違って報告されていました。なので攻撃隊が陸用装備のまま出撃したとしても、米艦隊を発見できないまま攻撃が空振りになった可能性は極めて高いのです。 その間に米艦隊からの空襲がありましたから、どのみち大きな損害を受けていた可能性は高いと思われます。 また攻撃隊の空振りという点でいえば、米軍側もホーネット隊の戦闘機隊と艦爆隊の合計50機は日本艦隊を発見できずに帰投を余儀なくされています。本来ならこの50機も空襲に来ていたはずなので、ホーネット隊が戦闘に参加していれば史実以上の大きな損害が出ていた可能性も十分にありました。その場合は、その米軍側の攻撃により4対0のワンサイドゲームで終わっていた可能性さえあります。
- oska2
- ベストアンサー率44% (2309/5138)
>ミッドウェー海戦でせめて小沢治三郎か山口多聞が司令官なら勝てたと思いますか? 非常に高い確率で、勝負にはなりません。 司令官が代わったところで、敗北は必至。 当時、レーダーを用いた海戦が普及し始めた頃です。 ミッドウェイには、残念ながら日本軍空母にはレーダー搭載がない。 唯一レーダーを搭載していたのは、遠方(アリューシャン方面)にいた戦艦伊勢・日向のみ。 日本の空母機動部隊の情報は、全て米軍が把握していたのです。 逆に、日本軍は米軍の行動を確認する事が出来なかった。 要は、レーダーVS偵察機(目視)なんですね。 結局、空母(赤城、加賀、蒼龍、飛龍)を失いました。 司令官云々よりも、科学的な敗北ですね。 余談ですが・・・。 世界で最初にレーダーを開発したのは、八木アンテナ創業者の八木博士です。 当時の軍関係者は興味を示しませんでしたが、アメリカ軍は資料を入手して開発を行ったのです。 今も昔も、日本は「前例がない事はしない」様です。^^;
- DESTROY11
- ベストアンサー率23% (806/3494)
気合では物量に勝てません。 昭和天皇も山本五十六もアメリカには勝てないのはわかっていましたし。
- gunsin
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日本の暗号が解読されているので作戦は筒抜けなので、勝てません。
- nanashi0774
- ベストアンサー率72% (8/11)
ミッドウェー海戦でせめて小沢治三郎か山口多聞が司令官なら勝てたと思いますか? →アメリカを打ち負かすことはおそらく不可能でしょうが、本土防衛は可能だったかもしれませんね。どれだけ旧日本軍が勢力範囲を広げられたかにもよりますが、長期的な戦いうつればやはり本土防衛もままならなくなる気がします。
お礼
ありがとうございます