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微小な物体の色の見え方について
物って光を反射してそれぞれの色に見えていますよね? 可視光の波長より小さな粒って見えないんでしょうか? 人間の視力で無理なら顕微鏡とかでもいいんですが。 紫の波長 400nm(?) より小さな物体がたくさん集まっていると どんな風に見えるのでしょうか?
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> 「スプーンでくって見ても単なる粉に見える」というのは白く見えるということでしょうか? 多くのものが白く見えますが白とは限りません。例えば金のナノ粒子を集めた物はその発色原理から金に見えるはずです。 金コロイドはイオン化とは全く別の状態です。 金の粒子が安定して分散するために別のイオンの力を借りているだけです。 発色原理とイオンは無関係です。 その辺は紹介したwikiのページとそのリンク先にすべて書いてあります。
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- asciiz
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>可視光の波長より小さな粒って見えないんでしょうか? その通り、光学顕微鏡では、光の波長より小さい物を観察できません。 そこで、電子線を飛ばして、その透過度により像を作るのが「電子顕微鏡」です。 >電子顕微鏡の原理 | JAIMA 一般社団法人 日本分析機器工業会 >https://www.jaima.or.jp/jp/analytical/basic/em/principle/ >紫の波長 400nm(?) より小さな物体がたくさん集まっていると どんな風に見えるのでしょうか? 観察した物体には色がついてるのかもしれませんが、色として検出できません。 透過度を白~黒の濃淡に変換し、モノクロ画像として表示します。 ↓こちらのページでも、観察した結果の立体構造を把握し、それをわかりやすいように着色加工しています。 元々の電子顕微鏡画像はモノクロで、色がついて見えるわけではありません。 >東京都健康安全研究センター » 新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真 (オミクロン株の写真を追加) >https://www.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/lb_virus/kansenshou/virus_gazou/sars-cov-2/
お礼
丁寧なご回答をありがとうございました。
- head1192
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色は付かない。 色は物質がある特定の波長の光を透過または吸収または反射することによって生まれるのだが、波長より小さい物質だとそういう干渉が起こらない。 我々人体の構成物質も原子である。 しかしちゃんと色がついている。
お礼
基本的に透明、ということなんでしょうか? ご回答ありがとうございます。
- iijijii
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> 可視光の波長より小さな粒って見えないんでしょうか? 単純な方法では見えませんが、量子もつれ光の干渉により観測することは可能です。 https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/2021-03/210308_Takeuchi-bf4e2c1d90c4466e8a007bd748c72d0f.pdf > 紫の波長 400nm(?) より小さな物体がたくさん集まっていると > どんな風に見えるのでしょうか? 1~100nmのサイズの粒子をナノ粒子と呼びます。 これが集まったものをスプーンですくって見ても単なる粉に見えます。集まりに対して光が反射するからです。 分散すると色々な色に見えることがあります。例↓ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89
お礼
ご回答ありがとうございます。
補足
「スプーンでくって見ても単なる粉に見える」というのは白く見えるということでしょうか? 「分散すると色々な色に見える」とのことで挙げていただいた例は 金コロイド、つまり金イオン(原子?)の周りに水分子(じゃなくてクエン酸?)などが 密集した状態であり、金コロイドの大きさによっていろんな色が着いて見える、 ということですよね? (はてなが多くてすみません。。)
お礼
私には難しかったです(´;ω;`) でも、2度もご回答を下さってありがとうございました。