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うちの研究室って変?
大学院生です。うちの研究室では、院生の実験データは助教授の文献として投稿されます。もちろん、実験を行う上で、御指導、御鞭撻を賜っておりますが!先生はまったく実験はしてません。確かに、まだまだ英語にも自信がないですし、論文を書くのはたいへんでしょうけど、データ取られた気分です。自分の研究室のやり方しか知らないので教えてください
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もしかしたら、私の説明が不十分で意図が伝わっていないような気がしましたので補足説明を、 >アイデアを出しているのがほとんど先生というわけではなく、なるべく学生に考えさせるようにして頂いてるので、firstにくる資格はあると思います。 問題は、どの段階でアイデアを出したかです。 下で研究計画と書いたのが分かりづらくしたのかもしれませんが、ここで言う研究計画とは、「その研究室で今までやったことの無い事へ方向付け」という意味合いで、「既存のテーマに対する実験計画や問題点の打開策」という意味ではありません。 例えば、「~~の分野で最近~~が注目されている。これは、学術的に~~な意味があり、工学的社会的にも~~への応用が期待される。一方で、~~も近年発展しており、これらを組み合わせることで~~というような新規な概念(物質・技術)を提案することが可能である。当研究室では、これまでに~~のような研究を行っており、~~のノウハウを有している。そこで、私は、これらを連携させた新規な~~に関するテーマを設定した。これに関して、今回先ずは~~に付いて具体的に~~のような研究計画を提案したい。」 と言うような内容です。 簡単に言うと、フルペーパーのイントロダクションにあたる部分のアイデアを誰が出したのか?ということです。 その意味で、あなたがアイデアを出しているのなら、あなたがファーストになる権利は十分あると思います。それでも助教授がファーストにこだわるのなら仕方がありませんが、それだけの実力があなたにあるのなら、学振や何らかの助成金などの予算をあなた自身で取ってきて、自分の予算で研究するのがよいかと。あなたが取ってきた予算なら、あなたが論文を書く権利がありますし、また義務もありますので。
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- takkochan
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No.1です。最初に回答したもので、状況がよくわからなかったので、ここでわかったことを元に少し書いてみます。 何人かの人がかかれていますが、アイデアを出した人>実験者は正しい順序だと思います。これに対し、 >アイデアを出しているのがほとんど先生というわけではなく、なるべく学生に考えさせるようにして頂いてるので、firstにくる資格はあると思います。 というのは、少し難しいと思います。多くの大学ではお金も潤沢ではありませんし、実験装置から試薬まで、都合上、できる実験に限度があります。その点で、、大学院生が細かな点でアイデアを出していても、研究室の大きな研究の流れの一部分をになっているという点で、教員よりは後ろになるのが普通だと考えます。 >実験費用のことを考えてしまうと先生がデータをお金で買ってるかのようになりませんか?少なくとも私の教室ではそのような概念はありません。(貧乏教室ですが) これは、先生にかなり失礼かと思います。教官は、広い視野で研究を考えており、その一部分づつを各学生にやってもらっていることが多いものです。 貧乏教室といっても、教官の研究費で研究を賄っていることを忘れてはいけません(学生が自腹で研究をやっているか、自分単独で研究費を取った場合は別ですが、それはかなり困難でしょう)。 助教授が指導教官の場合、先生がfirstになる可能性があるのは事実です。本来それは当たり前です。教授が指導教官の場合、ご褒美でfirstにしてもらえる可能性が、助教授より高いのは、教授はもう昇任する必要がないためです。 博士課程の学生の場合、自分の主研究論文はfirstにしてもらい、他の院生の研究も関連で名前を入れてもらえる場合もあります。研究はdiscussionなど他の人のアイデアが入る場合もありますから当然かもしれませんが、院生の将来を考えて、連名に入れる場合もありえます。 一般論としては、質問者が、修士課程の間に、自分で2報以上書ければ、1報はfirstにしてもらっても良いかなと思います。firstにしてもらいたければ、複数の論文を書くぐらい頑張ることです。ただし、2報ともFirstにしてもらえない研究室は多くあります。
- mizu_atsu
- ベストアンサー率41% (180/433)
>実験費用のことを考えてしまうと先生がデータをお金で買ってるかのようになりませんか?少なくとも私の教室ではそのような概念はありません。(貧乏教室ですが) 一応言っておきますが私の先生とてお金でデータを買っているわけではありません。 ただ、資金も重要な要素ではあるのでもちろん貢献の査定には入るでしょう、という意味で書いただけです。 もちろんアイデアがなければ始まらないのでアイデアが一番であることは変わりませんよ。
- entomol
- ベストアンサー率40% (4/10)
分野や指導者によって様々だとは思いますが、私の指導者(農学系・助教授)は基本的に論文を書こうという意欲は最大限尊重してくれましたし、促してもくれました。そうして書き上げた論文はもちろん執筆者が第一著者になりました。それは修士であろうと学部生であろうと、また仮にアイデアは自分のものではなくてもです。また、予算面は別にして、ほぼ独力でやり遂げた研究の場合は単独名で発表もさせてもらった人もいました(博士課程の人ですが)。論文はその研究者の名刺代わりのようなもの、ということをよく聞きます。私もそうして貴重な名刺をいただきました。ただ、論文を書ける学部生というのはごくごく限られた人でしょうし、修士過程の人でも書かない(書けない)人は多いと思います。発表を急ぐようなデータ、あるいはそのままお蔵入りになってしまいそうなデータの場合は指導教官が執筆し、発表していましたが、基本的に学生を尊重してくれました。指導者が助教授以下だった場合は、その人の昇進に実績が必要になるということで、なかなか学生に実績を作ってあげようという余裕は生まれない、というのも事実かもしれませんが。私の周りにはこのような環境で育ってきた研究者が多いのですが、いろんな方の回答を呼んでいますと、私たちの方がむしろ特殊なのかなと思えてきました。
- mogula
- ベストアンサー率60% (93/153)
既に回答がある通り、修士過程の学生なら指導教官等がFirstで、secondで学生の名前、最後に(名目上)一番えらい研究室の責任者(大抵教授)を載せるのが普通だと思います。 連名の論文のばあい、その論文に一番貢献した人がfirstに来るべきです。その分責任も一番重くなります。 では、一体誰が一番えらいのか?ですが アイデアを出して計画を立てた人>実験した人 ですね。 なぜかと言うと、極論すると実験をする人はあなたじゃなくても良いわけです。別にほかの学生やスタッフでも結局は同じ結果が出たでしょう。しかしながら、アイデアを提供した人はその人じゃないと思いつかなかったはずです。その意味で、その研究に関して最も貢献した重要な人はアイデアを提供し計画を立てた人です。 一般に、修士課程ぐらいだとまだ指導教官やポスドクの立てた仮説に従ってその検証実験をするのですから、論文の連名の順番は、前述のように成ります。 確かに、もしあなたが自分で0から研究計画を立て、指導教官には助言程度の軽いアドバイスしか貰わずにその研究を達成したなら、論文はあなた自身が書いてfirstで出してもいいと思います。勿論、研究助成金(予算)を自分で取ってきた研究ならあなた自身がfirstになって投稿するべきです。
お礼
修士課程ならsecondが普通と聞いて少し安心してしまいました。自分で書くのが理想ですしできればそうしたいのですが、書けるかどうかは別問題ですし。ただ、アイデアを出しているのがほとんど先生というわけではなく、なるべく学生に考えさせるようにして頂いてるので、firstにくる資格はあると思います。 ありがとうございました。
旧帝大農学系大学院で博士号取得者です。 私の論文は3本あります。具体的に言いますと、 修士在学中に執筆した場合 (担当教官)・(私)・(研究室の責任者) の3人の連名になりました。 博士在学中に執筆した場合 (私)・(担当教官)・(研究室の責任者) の順番に変わりました。 修士課程在学中は、事実上、学士の位しかないので、一般的に信用されません。よって、責任を担当教官が肩代わりするということで、担当教官がTOPにきても問題ないと思います。 博士課程在学中は、修士号を取得しているので、私の場合TOPにしてもらえました。その代わり、問題がもし発生していたら、私が責任をとらなければならないところです。 要するに、論文の信頼度を高めると言うことで、納得いかない点もあると思いますが、それが常識ということです。 もし、博士課程在学中であるにもかかわらず論文に自分の名前がTOPではない、あるいは名前が載らないという場合、それは困りますね。将来的に院生の就職は、いくら論文を書いたかで決まります。そのときに、不利になる可能性が出てきます。
お礼
>修士課程在学中は、事実上、学士の位しかないので、一般的に信用されません。よって、責任を担当教官が肩代わりするということで、担当教官がTOPにきても問題ないと思います。 信用がない…そうですよね。例えどれだけ一人で計画し、実験し、論文を書いても結局そうですよね。 修士の間に自分で書けないということの劣等感はなくなりました。ありがとうございました。
- mizu_atsu
- ベストアンサー率41% (180/433)
それは当たり前といえば当たり前ではありませんか? 確かに実験をしたのはあなたかもしれません。 しかし、こういうテーマに沿って実験しなさいと言ったのは先生ではないでしょうか? またうまくいかないときのアドバイスもくれたことでしょう。 さらに研究する際には試薬や器具などを使用するはず。 そのお金はどこから出ているのでしょう? 学生は授業料を払っていますが しかし、それは学位などを頂くための授業料ではないでしょうか? とはいえアイデアもだし、実験もして結果を出し、さらには論文そのものを書けばファーストネームになるかもしれません。 でも、そういうレベルになるのはドクターレベルの実力がいることと思います。 かくいう私も論文のほとんどのデータを出しましたがファーストではなくセカンドネームですが不満はまったくありません。 もちろん私自身もほぼ全力で頑張りましたが、リーダーは教授であり、指導もしっかりしていましたから。それに試薬とかもトータルで一体いくらつかったことやら。計算すると恐ろしい額に。。。 なお、論文を書くこと自体はそれほど難しいこととは思いません。 むしろ資金の調達ややりくり、普段の授業、そのた大学の雑務、こういったものの方が大変そうに私には見えましたよ。
お礼
実験費用のことを考えてしまうと先生がデータをお金で買ってるかのようになりませんか?少なくとも私の教室ではそのような概念はありません。(貧乏教室ですが) ただ、ドクターレベルの実力が必要であることはよくわかります。 ありがとうございました。
- fujishiro
- ベストアンサー率28% (162/574)
うちの場合、 筆頭、 その他、 最後 ↑ ↑ ↑ アイデア出した人 実験した人 研究の責任者 ですね。実験をしただけでは筆頭にはなれません。 一方で、最初のアイデアを出した人、研究室の責任者は実験せずとも名前がのります。 データを出した人が名前が載らないと言うことはないですけど。 でも、よく聞く話ですけどね。
お礼
うちではアイデアを出した人と実験した人が明確に別れてはいません。だれのアイデアが最も重要であったか評価するのも難しいですし、微妙ですね。 ありがとうございました
- natu77
- ベストアンサー率30% (408/1342)
大学院には行かなかったので、お答えが適当がどうかは判りませんが、私の経験です。 私は大学を卒業後、とある小さな農業系の研究所に研究員として働いておりました。 ここで研究したデータはすべて上司である大学院生のものになり、その大学院生とその研究室の教授の名前で学会に発表されておりました。 企業との共同研究であるため、たまにその他の人の名前を載せようと言う場合は、何故かまったく実験に参加していない教授の息子の名前が入っていました。 何回かそういうことがあり、嫌気がさして実験をしないと私が宣言したら、その次の論文に名前を一度だけ入れてくれていました。 はっきり言って、女だからと馬鹿にしていたのがありあり判ったので、やめちゃいました。 結論から言って、どこの世界もこんなものではないかな?
お礼
そうですね。政治的なことを自分一人の清潔な理念で片付けるのは無理ですね。ありがとうございました
- yokochoco
- ベストアンサー率16% (18/106)
私のところでは、データを提供したら、連名で入りますよ。 誰が筆頭になるかは、やや政治的な配慮が混じることがありますが…
お礼
ありがとうございました
- Rebetol
- ベストアンサー率38% (28/73)
私も院卒ですが、往々にしてそのような事は研究室において行われているようです。まして博士号を人質にとられているので、その助教授に反論が出来ないという事もあるでしょう。セクハラならぬ一種のハラスメントとも言えるでしょうか。しかしその助教授の行為は研究者としてはあるまじき行為なので、無事博士号をいただいたら公にしてもいいのではないでしょうか。それまでは我慢我慢です。
お礼
つまり、他の解答にありました学士しかないことの弱さにもつながりますね。プチ社会を経験してると思って、上手くつきあっていきます ありがとうございました
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お礼
>指導者が助教授以下だった場合は、その人の昇進に実績が必要になるということで、なかなか学生に実績を作ってあげようという余裕は生まれない、というのも事実かもしれませんが 確かに私の指導者も昇進が気になる時期なので院生が自分から言わないなら書かせろ!と思ってるのかもしれません。ありがとうございました