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ウィトゲンシュタイン

哲学者のウィトゲンシュタインは、 修道院で2回庭師をやってますけど、 庭仕事が好きだったんですか?

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  • Nakay702
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回答No.1

以下のとおりお答えします。 >哲学者のウィトゲンシュタインは、 修道院で2回庭師をやってますけど、 庭仕事が好きだったんですか? ⇒庭仕事が好きだったというより、主たる理由は、生活のためだったと見られます。(一部には研究との関係があったかも知れませんが、それについては後述します)。もっとも、ウィトゲンシュタインは20歳代で父親を失いますが、その父親は大富豪でしたので、父の死後莫大な財産を受け継いだ…はずでしたが、そのほとんどすべてを姉に渡したのでした。そんなウィトゲンシュタインは、金にはあまり頓着せず、困れば働いて生活の資金を稼いでいたようです。それで、30歳代の後半あたりまでは、断続的に小学校の教員や建築士の仕事を務めた、というわけです。 少し逸れますが、実はこの建築関係に携わったのは意味があって、そもそもウィトゲンシュタインは、最初エンジニアを志して工学部に学んでいます。上記の庭師もその延長上にあったと見ることができるかもしれません。植物や建築物の力学的「構造」に関心があったからでしょう。同時代のいわゆる「構造主義」とはどの程度関わりがあったか定かではありませんが、少なくとも関心は抱いていたであろうことは想像に難くありません。それは、彼の哲学や言語学に対する心的態度に如実にうかがわれるように思います。そこから出るべくして出てきたのが、「分析哲学」や「体系的構成への執着」といった哲学的方法論、すなわち「論理実証主義」であった、と考える次第です。 ということで、ウィトゲンシュタインが庭師をやったのは、特に庭仕事が好きだったということではなく、直接的には生活のためだったが、一部には研究との関係で若干の関心があったためである、と言えるでしょう。 なお、さらなる詳細は以下のサイトをご参照ください。 https://colorfl.net/wittgenstein-matome ウィトゲンシュタインとはどんな人物?

o2b32
質問者

お礼

彼は自分の財産を色んな芸術家に寄付しましたし、 お金に執着が無かったというのはその通りですね。 凄い事ですよね、紹介して頂いたサイトも 見てみようと思います。ありがとうございます。

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