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ラテン語について
ラテン語の辞書で、gigno,ere, genui , genitium, v.a こんなふうに載っている単語が何変化か知りたい時ってどうすればいいんでしょう?aeとかeiとか書いてないから見分けられなくないですか…? それと既に変化したものを何変化か見分ける時に語尾のどこら辺を切り取ればいいのか分からないので教えて欲しいです。よろしくお願いします。
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前便の回答は分かりにくいと思いますので、書き直して再度お答えします。 >ラテン語の辞書で、gigno,ere, genui , genitium, v.a こんなふうに載っている単語が何変化か知りたい時ってどうすればいいんでしょう? ⇒これはラテン語の辞書でgignere「生み出す」(英語のgenerateに当たる)を説明する項ですね。英語の辞書では見出しに出ているのは不定詞だけですが、ラテン語の辞書では4つの形が出ているわけです。 つまり、順にgigno(=直説法現在1人称単数形)「私は生み出す」、ere(=不定詞gignereの語尾)「生み出す(こと)」、genui(=完了過去1人称単数形)「私は生み出した」、genitium(=過去分詞)「生み出された」の4つです。(なお、これらの語形のあとにv.a.とありますが、これはverb active「他動詞」という意味です。) 英語の動詞不定詞にはさまざまな語尾がありますが、ラテン語の動詞不定詞は4種類の語尾しかありません。つまり、āre, ēre, ĕre, īreの4種類です。そして、この不定詞の語尾によって、いろいろな時制における活用形が違ってきます。 それぞれ、不定詞の語尾がāre〔アーレ〕となるものを「第1活用」、ēre〔エーレ〕となるものを「第2活用」、ĕre〔エレ〕となるものを「第3活用」、īre〔イーレ〕となるものを「第4活用」と言います。ということで、この(ご質問の)動詞の不定詞gignereはēreという語尾を持つので、「第3活用」の仲間であることが分かります。 この動詞不定詞gignereから語尾ēreを取り去って残った部分動詞gignを「語幹(または語根)」と言いますが、この動詞語幹は基本的にすべての活用形に共通の部分です。つまり、この動詞の場合、語幹gignにいろいろな活用語尾を付けることによって各種の活用形が作られることになります。例えば、直説法現在1人称単数形の活用語尾は-oですので、gign+o=gignoでgignere「生み出す」の直説法現在1人称単数形「私は生み出す」の活用形ができる、という仕組みになっているわけです。 以上でひとまず説明を終わりますが、なお不明点・疑問点がありましたらコメントなさってください。折り返しお返事します。
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- Nakay702
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>ラテン語の辞書で、gigno,ere, genui , genitium, v.a こんなふうに載っている単語が何変化か知りたい時ってどうすればいいんでしょう?aeとかeiとか書いてないから見分けられなくないですか…? それと既に変化したものを何変化か見分ける時に語尾のどこら辺を切り取ればいいのか分からないので教えて欲しいです。よろしくお願いします。 ⇒以下のとおりお答えします。 不定詞の語尾がāre, ēre, ĕre, īreのどれであるかによって何変化かが決まります。 第1活用:āre〔アーレ〕, 第2活用:ēre〔エーレ〕, 第3活用:ĕre〔エレ〕, 第4活用:īre〔イーレ〕という区分になっています。ですから、不定詞の語尾がāreとなっていれば第1活用、ēreとなっていれば 第2活用…、ということです。 「既に変化したものを何変化か見分ける時に語尾のどこら辺を切り取ればいいのか」とのことですが、動詞の語幹*を除いた部分が活用語尾です。 *動詞の語幹とは、不定詞から語尾(āre, ēre, ĕre, īre)を取り去って残った部分のことを言います。
お礼
なるほど!ありがとうございます、ちゃんと分かりました!! またラテン語で分からないことがあったら質問させていただきますね!前回も今回も本当に助かりました、ありがとうございます☺️🙏🙏🙏