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労働者の数と社会主義

日本の戦後民主主義が世界から社会主義と揶揄される理由はなんですか? 社会民主主義とも言われていますが、社会主義とつくと、「搾取される労働者」や「労働党」をイメージしてしまうのですが、搾取されている労働者の数だけなら西欧の方が多いのではないですか? 日本という国には、伝統的な「専業主婦」がいるため、労働者階級の数も西欧ほど多くはありません。 西欧の方がよっぽど、社会主義の様相を呈していると思うのですが。

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  • fujic-1990
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回答No.1

> 日本の戦後民主主義が世界から社会主義と揶揄される理由  「揶揄」されているかどうかについては、異論があります。  ポールボネ著の「ふしぎの国 にっぽん」に書いてあった話ですが、フランス共産党(フランスにも共産党があった!)の代表者が日本に来たとき、「我々が目指す国家の見本が日本だ」と発言したそうです。  揶揄ではなく、賞賛されているんじゃないかと思うのですが、それは置くとして、日本が一面において「社会主義国だ」と評価されているのは、世界に冠たる「超 累進課税制度」や、「相続税制度」等々によって「分配」進んでいるからです。称して「一億総中流」でいられる国だから、です。  例えば企業の留学制度などもそうでした。帰国するや、留学生は留学で学んで来たことを惜しまず開示したのです。決して自分一人で抱え込んだりしませんでした。  労働者が多いとか少ないとか、の関係ではないですね。  最近は欧米、特に米国流の考え方が広がってきて、学んだことを自分ダケの知識・技術として抱え込んで自分の重要性を高めはしても、同僚たちに披露・共有はしません。  収入も、それぞれの知識・能力に沿って支払われ、総中流ではなくなってきた感じなので、分配がすすんで「いた」と過去形で表記すべきかもしれませんが、それでも他国(例えば、発展途上国については言うまでもなく、相続税のない国も複数ある)に比べれば、社会主義的であることを否定できないと思います。

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