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電気製品と機械製品の違い

atm_phantomの回答

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回答No.1

この分類は大変難しいと思いますが、私の考えを申し上げます。機械製品を電気の力で駆動するような場合があるからです。また、製品をシステムとしてみた時に個々のサブシステムは機械製品と電気製品の混交となっている場合が非常に多い。 機械製品 ・ 電気を製品内の主要な根本動力源としない機械。「 根本 」とは南極観測船「 しらせ 」のようにディーゼルエンジンで発電機を駆動し発電し、その電力で電動機によりプロペラを駆動するような場合があるからです。また、全く電気を使わず、人力だけで動かすものも機械製品でしょう。 従って、火力発電の蒸気タービンはこの製品区分では機械製品です。また、火力発電のボイラーも送風機や燃料ポンプなどは補器であり、出力である過熱熱源を発生するための主要な動力源は石炭・石油・LNG 等ですから、ボイラー全体としては機械製品と分類されると考えます。ただし、送風機や燃料ポンプという区分で言えば本体は機械製品ですが、駆動する電動機は電気製品でしょう。エンジンを動力とする内燃機関て動く自動車も機械製品でしょう。 電気製品 ・ 電気を電気を製品内の主要な根本動力源とする機械。従って、HV社は機械製品ですが、EV 車は、もはや電気製品だと考えます。 炭火で温める掘り炬燵は機械製品、電気炬燵は電気製品でしょう。 ・ 電気を使用して、映像・音声を含めた情報処理をする製品。電子製品というべきかもしれません。 ・ ただし、電気製品であっても機械製品を製造するための機械工学の知識はとても重要です。それが無いと、すぐ故障する EV 車なんかができますし、発電所というのは機械製品の塊です。 以上の私の説明で判るように、区分は極めて曖昧となっています。従来機械製品を製造していた自動車メーカーは、現在多くの電気工学の学位を持つ大学生を採用しているはずです。あまり区分に拘らず、電気機械製品という目で見た方が良いと思われます。貴方はどうして厳密に区分されようと考えたのですか、その目的によっても答えは変わるかもしれません。

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質問者

お礼

返信遅れてすみません。 きっちり分類する必要はないかなと思いました。

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