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粟・稗 と小麦

日本の中世の歴史で山間部の痩せた灌漑の無い土地だと、どうにも粟・稗を植えてる程度の話が多いです。 でも中国だと高地の天水農業でもガンガン冬小麦や陸稲を植えています。 いったい日本と中国で何が違ったのでしょうか? 日本の山では小麦や陸稲は育たなかったのでしょうか?

みんなの回答

  • oska2
  • ベストアンサー率45% (2186/4842)
回答No.1

>日本の中世の歴史で山間部の痩せた灌漑の無い土地だと、どうにも粟・稗を植えてる程度の話が多いです。 その通りですね。 黍(キビ)・蕎麦なども、多く栽培していました。 そこで、桃太郎はキビ団子を持って鬼退治に出かけたのです。 キビは、全国各地で栽培可能ですから「桃太郎童話も、全国各地で読まれる」事になった次第。 吉備の国の団子が、キビ団子ではありません。^^; >いったい日本と中国で何が違ったのでしょうか? 地形的な問題です。 日本は「大河」がありませんよね。 多くの川は、雨が降ると一気に川に流れ込み急流になります。 つまり、山間部でも土地が(最低限の)肥沃にならない。 大地に振った雨だと、山々・里山を豊かにしますがね。 ※微生物・動植物の死骸・落ち葉などが発酵して天然肥料になる。 >日本の山では小麦や陸稲は育たなかったのでしょうか? 育たない事は、ありません。 稲作に不向きな土地では、小麦を植えています。 素麺文化は、基本的に稲作が不向きな土地で発達しています。 例えば、「小豆島そうめん」。 奈良の「三輪そうめん」の技法を学んだ島民が、小豆島に伝えました。 つまり、小豆島でも小麦の栽培があったのです。 島原の乱で多くの農民・信者が戦死し、人口が減った時。 幕府は、当時天領だった小豆島島民に島原への移住を命令。 移住した島民は、先ず麦の栽培を始めています。 そして、小豆島時代に習った素麺作りに勤しんだのです。 これが、「島原そうめん」です。 同様に、阿波の農民が「痩せた土地でも麦が育つ」事から小豆島で素麺作りを学びました。 これが、「半田そうめん」です。 三輪そうめんは、約1200年前から作られて大神神社に奉納しています。 この事から、中世でも小麦栽培は行われていたのでしようね。 まぁ、どこまでが「山間部」かという大前提が・・・。

jkpawapuro
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

jkpawapuro
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 島原、小豆島の麦は時代的に二毛作の結果ではと思いますが、三輪そうめんは調べてみると歴史が深いみたいですね。 麦は収穫量も多くうまいだろうになぜ日本は粟稗キビなんだろう・・・ 大河ですか??? 大河の水が引ける場所なら水田を作るでしょうし、そんなものが届かない丘の上まで華北の中原は麦畑だらけです。

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