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重りと重しの違いは何にでしょうか

釣りなどの重りと沢庵漬けなどの重しの違いですが、ほかにも似た例があるのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1499/3652)
回答No.6

No.4&5です。さらに追加します。まず近代の「重る」の用例です。引用はすべて「青空文庫」からです。 ○病が段々重るので、その同國人はキヤビンの病牀を離れずに世話をしてゐる。(「長谷川辰之助」森林太郎) ○資格をしいて言いませんが、またどうでもよいとすべてを言ってしまうこともできなくて煩悶ばかりを多くして、病気はいよいよ重るばかりだし、取り返せぬ月日もどんどんたっていくのですから気が気でもない。(「源氏物語 若菜(上)」紫式部 與謝野晶子訳) ○苦悶は日毎に重るばかりだ。卒業試験の準備などはまるですることが出来なかつた。(「惑ひ」伊藤野枝) なお、「おもりーおもし」の関係に類似した例としては、例えば「あかりーあかし」が挙げられます。どちらも「灯火」の意味で使われます。 https://www.weblio.jp/content/%E3%81%82%E3%81%8B%E3%82%8A https://www.weblio.jp/content/%E3%81%82%E3%81%8B%E3%81%97

kaitara1
質問者

お礼

私の語彙不足でした。ご丁寧なご教示に感激いたしました。

その他の回答 (5)

  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1499/3652)
回答No.5

No.4です。補足します。 「新古今和歌集、にある「重る(おもる)」の古い用例です。 待つ人のふもとの道は絶えぬらむ軒端の杉に雪おもるなり (巻六 672) 杣山や梢におもる雪折に堪へぬなげきの身をくだくらむ (巻十六 1580 )

kaitara1
質問者

お礼

歌だけでなく日常生活にも使われている言葉だったのでしょうか。大変興味深く伺いました。

  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1499/3652)
回答No.4

おもし 発生:文語の形容詞「おもし」(=重い・目方が多い)の終止形が名詞化したもの(後世には重石(おもいし)の音変化と考えられて重石と表記されるようになった) 意味:重さによってものを押さえつけておくもの。漬物石、文鎮など。(古くははかりのおもりの意味でも使われた) 用例:書類におもしを乗せて風で飛ばされないようにした。 おもり 発生:文語の動詞「おもる」=(重くなる・目方が多くなる)の連用形が名詞化したもの。 意味:重さを増すために加えるもの。はかりの分銅、釣りのおもりなど。 用例:釣りの仕掛けにおもりをつけて沈める。

kaitara1
質問者

お礼

おもるという古い言葉があるのですね。昔はよく使われた言葉だったのでしょうか。近頃の若者がむずいなどと言うのを嫌う必要はないかと思いました。

  • qwe2010
  • ベストアンサー率19% (2193/11074)
回答No.3

計り、漁具などは、 錘  漬物は、     重石

kaitara1
質問者

お礼

漢字で考えるとよくわかりいますね。

  • g27anato
  • ベストアンサー率29% (1166/3945)
回答No.2

「重さ」がある事を示す「重い」が基本形。 「重り」は「重さ」が有って数値で示せる「物の総称」。 「重し」は「重さ」として対象に影響する「物や事柄」。 似た例も有る筈なんだけど、 同じ「り」と「し」の変化では、 …ゴメンナサイ、調べなければ思い浮かばない。

kaitara1
質問者

お礼

なるほどですね。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

 「重し」は多分「重+石」が語源で、漬物などで、圧力を加えるものなら石でも煉瓦でもなんだもよく、その重さは何グラムなどと決まっていない場合だと思います。。  「重り」は、「錘」とも書き、重さを測る道具で、1グラムの錘、5グラムの錘、などと一定の重さで、平均計りなどの片方の皿に入れて他方の皿の中身の重さを測る物だと思います。

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