- ベストアンサー
国産の鉛
NHKで設楽原の戦いで武田軍は銅銭を溶かした銅弾を使い、信長軍は輸入の鉛弾を使用していたという話を小耳に挟みました。 鉛が希少金属という認識はこれまでなかったのですが、金・銀・銅・鉄鉱石の廃鉱石から鉛は取れないものなのでしょうか? 武田は鉱山開発に熱心な大名ですし信長も所領が広く鉱山を持っていたと思いますが。 それとも日本だけ希少なのでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
その他の回答 (1)
- pri_tama
- ベストアンサー率47% (677/1420)
回答No.2
鉛の算出が日本だけ希少だったというよりも、戦国期以降の日本での鉛の需要が極めて高かったのが原因だと思います。 その需要の一つには、丁度戦国時代の日本に導入された灰吹法と呼ばれる金と銀の精錬方法が有ります。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%B0%E5%90%B9%E6%B3%95 日本は、この技術を導入することで最盛期には世界の銀の産出量の3分の1を占めるほどに成ります。 鉛は、それ以外にも色々と便利に使えますので、戦国時代後半に突如として発生した鉄砲の弾丸と言う新用途を充足させる為には、海外からの輸入する外無かったのだと思います。
質問者
お礼
ご回答ありがとうございます。 NO1さんの回答で廃鉱石どころか各地で鉛鉱山が開発されていたことを知りました。 銀の精錬で鉛がどんどん銀に消費され国内の鉛が枯渇していったわけですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。あとでじっくり拝読させていただきます。