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【農学】実のなる木の頂上の枝を切ってはいけない理由
【農学】実のなる木の頂上の枝を切ってはいけない理由を教えて下さい。 頂点の枝を切るとどのような問題が起こるのですか? パパイアの木は頂点を切らずに折り曲げて下に向けるそうです。 それ以上伸びて欲しくない場合が頂点を切ればそれ以上の高さに伸びないし、下の枝に栄養が回って大きな実が出来ると思うのですがなぜそうはならないのでしょうか? 枝引きでも頂点を切ってはいけない。それはなぜですか?
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私は農家ではありませんが、植物については人よりちょっと詳しいので、推測ですが回答致します。 「 桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿。」という諺を聞いたことはありませんか。桜の樹は前の年に出た新しい梢に秋から花芽の元がもうできていて、翌年の春に花が咲きます。従って、樹に剪定をすると翌年の春に花が極端に少なくなってしまいます。しかし、梅の樹は年老いた幹の途中からでも早春にどんどん花芽のつく若い枝が出て花を咲かせます。従って、前年の剪定の影響を比較的受けにくい。 もし桜と似たような傾向を持つ果樹だとすれば、梢の枝を切れば果樹の実りは激減です。しかし、梅を始めとする似たような傾向の果樹ならそんなことはないでしよう。 また、果樹に限らず、樹は初夏~晩夏の葉が青々と茂って樹勢の盛んな期間に大きな枝を剪定してはいけません。下手をすると枯れてしまいます。大きな枝を切るのは早春や初冬の樹の活動が衰えている時にしてください。 余談ですが、柿の木は放っておくと一年おきに実りが豊作となる種類が多いです。豊作の年に樹が蓄えた養分を使い切ってしまい、翌年は実りが悪くなると言われています。従って、農家では実が未だ小さく緑色の内に条件の良いものを残すようにして摘果を行うそうです。また、収穫後に根元に施肥も行うのではないかと推察します。 ご質問の件はこれに関係しているのではと推察します。
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- qwe2010
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真っすぐに、上に向いている枝を落とすと、 樹勢が弱くなります。 実のなる木の頂上の枝を切ってはいけない、ことはありません。
お礼
みんなありがとう