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中小企業の存在と大企業の付加価値率について
- 中小企業が存在しない場合、大企業の一人当たり付加価値率はどうなるのか
- 中小企業の存在は大企業の高収益に寄与しており、労働力の安い中小下請けがなくなると大企業の高収益は低下する可能性がある
- 大企業の労働生産性が高い理由の一つは規模の経済である
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以下、素人的一般論ですが、 投資効率の悪い部分を、 中小企業の高い技術力を活用することで、 大企業は生産効率の高い部門に集中投資が可能となり、 それによって製品単価の低廉化が期待できます。 低廉化できれば新たな付加価値を乗せる事も可能となり、 それによる新たな需要の掘り起こしに繋げる好循環も起こせます。 全ての設備を自社投資すると、必ず非効率な部分が生まれるのですが、せっかく投資したものを簡単に切り捨てて損失を生むこともできずにジレンマに陥る危険があります。 …企業全体での生産性は下がることになります。 最近よく使われるのは、取り引き企業を子会社化して囲い混む手法です。 時代の変化で子会社の業績が悪化する時も必ずありますが、 既存の設備を活用できる新たな製品開発や、場合によっては親会社による支援や吸収合併という手段が残されるのも強味でしょう。 子会社なら中小企業並みに小回りが利きます。 大企業なら設備投資も可能です。 …双方の利点を活かせる経営手法は存在します。 勿論、大企業の経営手腕次第では総崩れの危険性もない訳ではありませんが…。
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- ToOrisugaru
- ベストアンサー率28% (80/280)
それって、まさしく韓国の経済でないかな?
お礼
ありがとうございます。韓国は、どちらかといえば、中小企業ばかりなのはないでしょうか。よく分かりませんが、組織に合わせるようなことが苦手で、みんな独立したがる、というイメージです。組織だって生産的なことをするのは、苦手なのではないかと思います。一部の比較的エリートの層をのぞいて。
- sutorama
- ベストアンサー率35% (1689/4748)
例えば・・・ 『中小企業分野調整法』(中小企業の事業活動の機会の確保のための大企業者の事業活動の調整に関する法律)があります また例えば・・・ 『公正競争規約制度』があります つまり、上記のように、販売・製造品の棲み分けはされています
- kaitara1
- ベストアンサー率12% (1153/9140)
素人ですが、中小企業というのは手足の関節のようなものかなと思いました。関節がなければ丈夫ですが、細かい動きができません。
お礼
ありがとうございます。なるほどです、投資効率の悪い部分(端的に言って労働集約的部分)のアウトソーシングであるわけですね。 あるいはまた、別の言い方をすれば、単純に、賃金体系がワンランク、ツーランク、下の階層を作って、子会社として、(あるいは資本関係がなくても)グループ全体として動いているわけですね。 そうするとグループ全体をひとつの会社として考えた場合、そしてそのグループ(少数)一つの国家全体の経済を担っている場合、どうなるのでしょうかね。 しかし今の経済状況以上に効率的になるということは、あまりないのでしょうね。 1社まで少数化されたのが共産主義国家(イノベーションが起こりにくく、新陳代謝もうまくできず、失敗した)ですし、無限に小さな個人事業主が存在する社会(創業などの活性化の契機は存在するが、資本蓄積がないため規模の経済が働かない未成熟な市場、途上国)ということですね。